機動戦士ガンダム 水星の魔女:「PROLOGUE」のガンダム・ルブリスとは? シールドがビットステイヴに分離 量産試作モデルも登場

「機動戦士ガンダム 水星の魔女」の「PROLOGUE」の一場面(C)創通・サンライズ・MBS
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「機動戦士ガンダム 水星の魔女」の「PROLOGUE」の一場面(C)創通・サンライズ・MBS

 人気アニメ「ガンダム」シリーズの新作テレビアニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」の前日譚(たん)「PROLOGUE」が7月14日、GUNDAM FACTORY YOKOHAMA(横浜市中区)で開催されたイベント「GUNDAM NEXT FUTURE -LINK THE UNIVERSE-」で初公開された。小惑星に建造されたフロント、フォールクヴァングのヴァナディース機関のラボで、ガンダム・ルブリスの稼働実験が行われる……という展開で、モビルスーツ(MS)としてガンダム・ルブリス、ガンダム・ルブリス 量産試作モデル、べギルべウ、ハイングラが登場した。

 ◇ガンダム・エアリアルとの関係は?

 ガンダム・ルブリスは、オックス・アース・コーポレーションが開発した試作機で、革新的な技術であるGUNDフォーマットを採用したモビルスーツ「GUND-ARM」の一機。ガンビットと呼ばれる群体兵器システムで構成されたシールドを装備している。シールドは、7個のビットステイヴに分離し、「PROLOGUE」ではファンネルのように攻撃するシーンもあった。本編の主人公機ガンダム・エアリアルのシールドも11個のビットステイヴに分離するようで、ガンダム・ルブリスとの関係も気になるところだ。

 能登麻美子さんが演じるエルノラ・サマヤがテストパイロット、土田大さんが演じるナディム・サマヤが開発マネジャーを務める。映像には、オックス社が製造したガンダム・ルブリスの量産タイプで、背部にガンビットを格納した大型ランチャーを装備するガンダム・ルブリス 量産試作モデルも登場した。

 べギルべウは、グラスレー・ディフェンス・システムズが開発したMS。各所に最新技術が投入された高性能機で、ビルスーツ開発評議会の特殊部隊ドミニコス隊に配備されている。背部に球体のパーツを備え、バックパックのフライトユニットが展開する。グラスレー社製の量産型MSで、ベギルベウの随伴機としてドミニコス隊が運用するハイングラも登場した。

 ◇魔女の意味 新しいガンダム

 フォールクヴァングで家族と暮らす4歳の少女でエルノラとナディムの娘のエリクト・サマヤも登場。エリクトは、本編の主人公スレッタ・マーキュリーと同じく市ノ瀬加那さんが声優を務めるが、関係は明らかになっていない。タイトルの「魔女」の意味などまだ分からないことも多いが、アニメを手がけるバンダイナムコフィルムワークスの小形尚弘プロデューサーは「新しいガンダムとして展開していく」とも話しており、期待が高まる。

 「水星の魔女」のキャッチコピーは「その魔女は、ガンダムを駆る。」で、多くの企業が宇宙に進出し、巨大な経済圏を構築する時代のA.S.(アド・ステラ)122が舞台となる。モビルスーツ産業最大手・ベネリットグループが運営するアスティカシア高等専門学園に、辺境の地・水星から主人公の少女スレッタ・マーキュリーが編入してくる。

 「ひそねとまそたん」「キズナイーバー」などの小林寛さんが監督を務め、「コードギアス 反逆のルルーシュ」などの大河内一楼さんがシリーズ構成・脚本を担当。市ノ瀬さんが主人公のスレッタ・マーキュリー、Lynnさんが容姿端麗、成績優秀でアスティカシア高等専門学園の経営戦略科2年のミオリネ・レンブランを演じる。MBS・TBS系の日曜午後5時のアニメ枠“日5”で10月から放送される。

 「PROLOGUE」は各地で開催される「GUNDAM NEXT FUTURE」でも公開される。

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