【研修での同期の様子(続き)】
同期には、俺と同じ大学から入社してきた学部生が一人いた。
ただ、この男と会話を交わしたり、
あるいは何かしらの討論をするとすぐに、
この男には論理的思考力が培われておらず、
使う日本語のレベルも低い、
物事を掘り下げて深く考えることもできないので
今どきの若者の使う薄っぺらい言葉しか話すことのできない、
大学でまったく勉強せずに
授業で課せられるレポートもテストも適当にこなしてきた、
学術に触れたこともない、その価値も知らない、
学部時代遊びほうけていた馬鹿であることが
よくわかる奴だった。
この男は、大学で学術に向き合ったこともなく、
研究活動の意義やその価値もわかっておらず、
それに打ち込んだこともない馬鹿のくせに、
自分が俺とは違って一般大学入試を突破して
大学に入学したことに優越感を感じていたのか、
こちらのことを意識していて、
また態度や言動で露骨にこちらのことを馬鹿にしてきた。
俺が同期の前で一度、
本来は出身大学の別キャンパスの方に
編入したかったこと、
編入試験ではその別キャンパスの方が
入学難易度が高いことを話した際には、
俺と同じキャンパス出身のくせに、
自分はその別キャンパスの出身者であると嘘を付いてきた。
また、自分の出身高校の偏差値を持ち出しては、
それで俺より自分の方が頭が良いということを
暗に含んだ発言をしてきて、
またそういう態度で馬鹿にしてきたこともあり、
かなり頭にきたこともある。
また、「〇〇さん(俺の名前)は頭のいい人間じゃない」
という、ものすごく頭にくる発言を
俺の前で平然と口にしてきたこともあった。
俺のことをはなから馬鹿と決めつけ、見下してくる態度は
終始一貫して変わらなかった。
また、何となく同じ大学の出身者ということもあって、
俺の大学時代の評判を知っていたような感じで、
こいつの俺を馬鹿にした態度には
そういう背景もあるように感じた。
こいつがその大学時代の俺の評判を同期たちに話していたのか、
同期の中にも、こいつと同じような
ふざけた生意気な態度を取ってくる奴が多かった。
入社前の内々定者懇親会で、
過去、高専時代にいじめられていたことを
皆の前で発言していたので、そのことを知ってのことか、
こいつは俺の前で、
「(あいつ)便所飯とかしよったん?」
とも発言してきたこともあった。
とにかく俺が何を発言しても、
はなから俺は馬鹿だと決めつけているみたいで、
失礼な態度を示し、その馬鹿にした態度を隠そうともしなかった。
その、俺と同じ大学から入社してきた学部生の、
同期に対する発言もあってのことだと思うが、
この男と距離の近かった、法務室勤務志望の同期もまた、
俺のことをはなから馬鹿だと決めつけていて、
こいつにも、
「〇〇さん(俺の名前)は頭のいい人間じゃないから」
と言われ、終始一貫して見下され、馬鹿にされた。
この法務室勤務志望の同期は、
とにかくむやみやたらと人を安易にラベリングして、
それで勝手に人を理解した気になる所があり、
取り立てて俺にはかなり馬鹿にした感じの
見解を下していた。
こいつは基本的には傍観者であったが、
人の人生の苦労も知らないこんな奴に、
安易にラベリングされ、身勝手に解釈され、
そして鼻で笑われているような感じは
本当に頭にくるものであった。
またこいつは、俺のことを”裸の王様”と評し、
はなから見下し、馬鹿にしてきたこともあった。
俺には自分のことを実際以上によく見せる演出能力だけがあって、
それはただ単に他人に与えるイメージだけのものでしかなく、
俺には能力も学力も何にもない、
ただの見せかけだけの人間でしかないとでも言いたかったのだろうか?
同期と足並みを揃えてその同期の見解に同調し、
そうして俺を見下し、馬鹿にし、
それにより得られる同期との一体感は
何事にも代えがたい素晴らしいものだったんだろうなと思う。
法科大学院を目指しているとのことだったが、
頭のほどはさほどでもなかった。
物事に関して特に複眼的な、多角的な視点から捉えることもなく、
考察も、まるで誰かが世間一般に吹聴しているような
ごく一般的なありふれた安っぽいものでしかなく、
そこに当人の思考力や触れてきた見識の幅の広さを
感じさせるものはなかった。
まあ、他の同期の中にはその後、
キャリアを積んで、誰もが知るエリート企業に転職し、
そこで大活躍している奴もいるから、
こいつも恵まれた人生を送っているのかもしれないなと思う。
とにかくこいつに見下され、馬鹿にされたのはかなり頭にきた。
こんな感じで、俺の学歴や経歴などで
頭ごなしに馬鹿だと決めつける奴らばっかりで、
実際の俺に触れて、
その能力を自分の目で見極めて確かめるという奴は
ほぼいなかった。
そのこと自体がとても腹立たしいことだった。
周囲の情報や誰かの出した見解を鵜呑みにし、
それに乗っかるだけの馬鹿ばっかりで、
そういう同期の軽薄さ、
識見すらない薄っぺらさに呆れと苛立ちを募らせるばかりだった。
また、同期の中には、
俺と同じ大学の同じ専攻から入社してきた院生もいた。
ただ、この男は、
大学でこの男と同期であった研究室のメンバーの話によると、
どうやら大学院入試に失敗して
希望の研究室に入れなかったようで、
本人の発言も勘案すると、
それでやる気をなくしてしまったようであった。
研究活動にも大して熱心に取り組んではいなかったようだった。
超一流企業を第一志望とし、就職活動をしたが、
企業から落とされ、この会社の採用試験を受けたそうだ。
この男と最初に顔を合わせたのは、
俺が既に内々定をもらっていたこの会社の
採用試験をこの男が受けたいとのことで、
俺から就職試験の情報を教えてほしいと
この男の方から俺に話しかけてきた時のことだった。
俺は、自分の就職活動が終わった際に、
大学のキャリアセンターにその提出が義務付けられている
採用試験に関するレポートを提出したのだが、
その後しばらく経ってから、
この男が研究室のメンバーのつてを頼って
俺に接触してきたのだ。
確か、大学の専攻部門の就職担当事務の人から、
この会社の募集に応募することを勧められてのことだったか、
あるいは俺が既にこの会社の内々定をもらっていることを
教えてもらったとのことか、
あるいはそのどちらもでもあったのか、
今となってははっきりと思い出すことはできないのだが、
とにかくこの会社の採用試験に応募することを決めたようで、
俺がキャリアセンターに報告したレポートの内容について、
もっと深く情報を聞きだしたいと俺に話しかけてきた。
その時のこの男の感じは非常に横柄で、
態度からしてこちらを馬鹿にし、見下しているのが
ありありと伝わる、非常に感じの悪いものであった。
この男自身が、俺の研究室所属の、
この男と同期の研究室メンバーとは
それなりに会話を弾ませることのできる仲であったようなので、
そこから俺の研究室での評判というものを聞いていた可能性が高く、
内々定後や入社後に、俺の目に付かないところで
大学時代の俺の評判やその人物評を
会社の同期に話していた可能性は高いと思う。
俺を露骨に態度で馬鹿にし、無視し、見下してきた
会社の同期どもとは非常にうまくやれていたみたいであった。
こいつが何かしていたのだろうか?
この男は、入社前の内々定者懇親会にも居合わせていたし、
その場で人事と俺との口論が始まったことも
しっかりと耳にしていた。
この男からは入社後、その件に関して、
「俺ら人事から金を渡されたんで、なにもできないんですよ。」
なんてことを言われたこともあった。
大学では希望の研究室の配属も叶わず、
第一志望の超一流企業を落とされたこともあって、
この男が俺に敵意や反感を持っていた可能性は十分に高く、
この男は、俺が人事や同期、研修会社の講師から
陰湿にいじめられているのをみて、
ざまあみろとでも思っていたのかもしれないなとも思う。
俺のことをことあるごとに、
「自分探しをしているんだろう」と馬鹿にしてきた
北大出身の同期もいた。
研修では終始一貫して、
だらしのない、頭の悪いしゃべり方をし続けていた。
どうやら俺に目を付けてきたようで、
研修の一環として本社で研修が行われた際には、
各グループに新入社員が分かれて、
全員を前にグループごとにプレゼンテーションをしたのだが、その際、
発表の準備をする俺のイスを何度も足で蹴ってきた
筋金入りのクズだった。
こいつはFacebookで自分の学歴を公表しており、
それによると、出身高校の学歴も高く、
その偏差値は調査当時70もあった。
それで北大を出たのに、
超一流企業に就職できなかった奴なのだから、
そりゃあ性格もひん曲がってひねくれているだろうし、
この会社での未来を、そして自分の人生を前向きに考えていた俺が
とにかく癪に触ってしかたがなかったんだろうなと思う。
同期の間でのいじめは人事も黙認で、放置放任だったし、
そういうわけでこの男はやりたい放題できて
最高の気分だっただろうなと思う。
それでも北大出身者の高学歴だから、
この会社ではお客様扱いされて、重宝されているのだろう。
世の中なんてそんなものだからな、本当に。
北大を出ていても会社で陰湿ないじめを公然としてくるような
馬鹿もいるんだなぁと思った。
それだけ新入社員の質が低かったということでもあったのだろうと
俺は理解している。
入社当初は、おとなしめの、
穏やかな印象を持っていた同期が、
その後、俺をいじめていた同期の中心グループに接近するにしたがい、
その中心グループの力を借りて、
研修中盤くらいから公然と俺を中傷してくるようにもなった。
こいつは、能力のある俺はずるくて、
どうせブッサイクで馬鹿な自分は何の役にも立たない人間だ、
と公然と開き直った発言をし、
それを俺の目の前で直接浴びせ、
言ってやったぞといわんばかりにいい気になっていた。
こんな感じで、この男は、
俺に対する嫉妬、反感をむき出しにした中傷を繰り返してきた。
本当に気持ちの悪い男だった。
俺なんかよりもはるかに苦労のない人生を歩んできたくせに、
大学で自分の能力を磨くこともせず、
その鬱憤や不満を俺を中傷することで発散させてくるこの男は
本当に気持ちが悪かった。
この程度の人間だから、
志望していた第一志望の超一流企業を
落とされたんだろうなと思った。
終始一貫して、俺を馬鹿だと決めつけ、
馬鹿にし、見下した態度を隠そうともしなかった
中国人の同期もいた。
この同期は、学部は亜細亜大学のくせに、
俺の前ではやたらめったらと
横浜国立大出身とほざき、
俺のことを馬鹿にし、下に見てきた。
他にもこいつは、俺の目の前で、
経営監査室かなんだかに内示をもらったとか
ほざいていたこともあった。
研修中は、こいつの尊大な態度、
態度からしてこちらを見下しているのが
ありありとわかるその様子に
激しい怒りを覚えていた。
なに周りと合わせて
いじめなんかやっているのだろうか、
この糞馬鹿は。
このボンボンの苦労知らずは
このように偉そうに勘違いしていて
本当に頭にくる奴だった。
周囲の同期と一緒になって、
俺を見下し、馬鹿にし、
同期どものいじめに同調して、
その同期の度の超えた卑劣ないじめには
知らんぷりを決め込んでいたこの馬鹿は、
良心の咎めを感じることもなく、
図々しくのうのうとこの会社に居座り、
働き続けている。
後に実家が地元で結構な規模の中小企業を経営している
お金持ちであることが判明した、
二流私大出身のある同期は、
数人の同期が集まっての寮への帰宅中の電車内で、
俺に対して、同期同士の飲み会をすること、
それに参加しないかとの発言をしてきた。
その後に、近くの中国人の同期
(彼は男性で、いじめとは明確に距離を置いていた。
寮でも何度か出会う度に
俺に気さくに感じよく話しかけてくれた。)の方を向いて、
俺に対する侮蔑的な発言をした。
この発言で胸糞が悪くなったことと、
所詮誘ったのも、
自分たちは俺を仲間外れにしていないとの
口実が欲しかっただけで、
こいつらは俺を拒絶しているんだな、
悪意、敵意、反感を持っているんだなと感じたことから、
寮の最寄りの駅で降りた際に、
この同期に、気が乗らないから俺は参加を見合わせてもらうと
断らせてもらった。
彼は、表面的な礼儀正しさで、
先ほど車内で同期に対して発していた
俺に対する侮蔑的な発言は
まるで俺が気づいてもいなかったとでも
思っているかのような素振りで、
また次回機会があれば一緒に飲み会をしようね、と、
上っ面だけの見え透いた社交辞令を述べてきた。
慶應出身で、空手家のある同期とは、
とある研修からの寮への帰宅中に、
帰宅経路が一緒だったことから、
同期とのコミュニケーションも
取っていた方が良いだろうなとの俺の算段もあって、
俺の方から彼に話しかけ、帰宅途中の電車内で会話をした。
彼は常に、俺と一定の距離を取ろうとしており、
俺との会話そのものも拒絶しているような態度を取ってきた。
その彼が、その会話の最中、
俺に対する侮蔑的な言葉を発してきた。
この頃にはすでに、
同期どものいじめに対する耐性もある程度できていたので、
こいつも所詮は周囲と一緒になって
いじめに参加するようなクズなんだなと
見切りをつけただけで、
取りあえず形の上だけでも
同期とのコミュニケーションを図ろうとしていることを
事実として残しておく必要を感じていたことから、
俺はこのことは聞き流し、一向に気にしていない振りをして
彼との会話を続けた。
まあ、会話といっても、
俺との会話そのものを拒絶してくる態度を示す彼に対し、
俺が親しみを込めて言葉を投げかけていただけなのだが。
彼は、電車の乗り換えの度に、
俺とは進行方向や乗り継ぎが違うと主張しては、
素早く俺と距離を置こうとしてきた。
俺と距離を置こうとしている意図、
俺と関わるまいとしているその素振りは
容易に感じ取れるものであった。
とある同期には、
新入社員研修も後半に差し掛かった頃、
「喧嘩したことある?」だとか、
「殴られたことある?」だなんて質問されたことがあった。
今振り返ってみれば、これは、
”会社に対して勝てる見込みのない「喧嘩」なんてしてんじゃねえよ”
という、会社寄り、人事寄りの発言だったのかなぁ、
という感じがするし、
そもそも彼はそんな発言を俺に対してしてくるようなタイプにもみえなかったので、
それが妙に引っかかっている。
また研修終盤頃になると、
彼は俺に面と向かって
「偽善者だ」と非難してきたこともあった。
こいつは何を言っているのだろうか?
こんな中学生みたいな馬鹿みたいなくだらないことを言い出して
俺のことを非難してきたことに呆れを感じた。
彼は俺に対する同期共の集団での無視や仲間外れ、
俺が同期に話しかけてもひどい態度で応じられるといった
陰湿ないじめを目の当たりにし、
また人事がそれを黙認、助長していた事実も
研修現場で直視していたのだから、
本当に何を言っているのだろうかと思った。
周囲にすぐに影響されない、感化されない、
常に自分を客観視し、自他の視点を検証する視点を持つことは
そうそうできることではないので、
彼は、俺を集団で陰湿にいじめていた同期共の空気、
またその同期共が話していたであろう、
俺をあげつらい非難し侮辱し馬鹿にする
その発言内容にでも影響されたのだろうか?
今では彼は、
後述するが研修中公然と酷い言動で俺を威圧、恫喝してきた
海外営業の男と仲良くやっているみたいだし、
社内ではエリートコースを歩んでいるみたいである。
だからなお一層のこと、
彼が会社寄り、人事寄りのスタンスを
取っていたのではないか、
俺を集団で無視し陰湿にいじめていた
同期の空気に同調していたのではないか
という疑念が深まるわけである。
まあ、真意など、本人に聞いてみないとわかりはしないが。
態度で露骨に表してくることはなかったが、
同期の集団による無視、いじめに協力していたように思える
同期もいた。
テニスで同期同士の親睦を図るという研修を受けた際には、
彼から自分の携帯を俺と一緒のロッカーに入れてくれと頼まれ、
その後自分だけ先に取り出したいからと
ロッカーの鍵を要求されたと思うのだが、
一連の顛末の後で、俺の携帯を見ると、
メモ帳だったかと思うが、
画面が表示されており、
そこには露骨に”キモッ”と書かれていたからな。
彼が関与していなければ、
こんなことはできないと思うのだが。
彼は今や会社の立派なエリートさんとして大活躍しているようである。
会社に大切に育てられ、キャリアを積み重ねているからこそ、
こうして活躍できているわけだろう。
場の空気を読み、強者にすり寄り、
勝機を掴むのが上手な人間だったのだろうか?
後に記すが、先輩社員との座談会の場で、
俺を目の前にして公然と酷い態度で威圧、罵倒してきた
海外営業の人間とも、
彼は仲良くやっているみたいである。
まあもっとも、この携帯(スマホ)の件に関して言えば、
この携帯は動作速度、処理速度の遅いことでつとに有名な機種であり、
この時俺はテニス研修終了後の待合室でぼんやりと、
周囲の空気を感じながら、
そろそろ高専時代と同様に、
“見た目や服装などをあげつらって、
「キモイ」などと言ってくる中傷が始まるのでは”と思い、
集団の中で自分の身を守るために、
その危機感を忘れないよう、
ちゃんとメモに残しておこうと考えていたことは
何となく覚えているので、
確か携帯を確認したのは、
採用試験で一緒だったある同期に話しかけられ、
一緒に同期が集合していた待合室を出て
自販機にジュースを買いに行った後で、
その部屋に戻った時のことだったと思うので、
もしかしたら、彼とジュースを買いに行く前に、
自分の感じた直感をメモに記しておこうと思い、
携帯のメモ帳を開き、記入を始めていた段階で彼に話しかけられ、
それで急いで携帯をしまい、
その後確認したときにこのような画面が出てきただけということも考えられる。
動作速度、処理速度の遅い機種なので、
文字入力がすぐに画面に表示されないこともしばしばで、
以前の画面では十分に表示されなかった画面が後に表示されたり、
操作がすぐに実行されずに
そのまま残っていたりすることも良くあることだったので、
そういうことだったのかもしれない。
俺自身が自分の直感をメモ帳に記しておこうと思い、
記入を始めた段階で同期に話しかけられ、
急いでメモ帳を閉じ、データを消したはずが、
その処理が実行されずに残っており、
後に携帯を確認した際に、
すでに消したものと思っていたデータが残っていたことから、
俺自身が驚きを感じた、ということなのかもしれない。
その可能性は、この携帯の機種の場合、否定できない。
この頃には、俺は同期からのいじめの空気をはっきりと感じ取っていて、
またその事態を現場の人事が放置放任、黙認していることも
よく理解していたので、
極度の緊張状態に置かれており、
リラックスして気持ちをおおらかに持っていられる状態でもなかったので、
真相はこういうことだったのではないかとも考えられる。
まあ、この待合室で最後に
テニス研修の終了を告げる人事の挨拶があり、
その際に紙が配られ、
この後の工場実習では、
実習チームのリーダーに俺が指名されてしまったことが明らかとなったのだが、
それに目を付けてきた、同期の女子一人に、
“頑張ってね、リーダー”といったような、
皮肉のたっぷりこもった声音で厭味ったらしく言われたし、
また、その人事のテニス研修終了の挨拶を行ったのが、
研修現場での研修会社講師の俺に対する暴挙、
同期たちの俺に対するいじめを黙認、放置放任していた、
人材育成グループの女、Nであって、
そのNがこの時、非常に感じの悪い、
横柄で攻撃的な口調で挨拶を述べてきたし、
こういう応対をこの場でも周囲から取られていたことからもわかるように、
当時の俺は、同期からの無視や人事のふざけた応対によって
非常に追い詰められた状態にあり、
とてもリラックスしてどっしりとしていられるような状態ではなかったのだ。
このような状態では極度のストレスから、
自分の感情や心情に重点が置かれ、
それに捉われて、その他のことが目につかなくなるのも
当然のことであろう。
この携帯の一件がこのように、俺の見落としによる誤解なのか、
はたまた実際に起きたことなのかはわからないが。
先ほども記したように、
ある同期に誘われ、待合室からジュースを買いに行った際に、
荷物をその場においてその場を立ち去ったのかどうかも覚えておらず、
また、もし荷物をその場に置いていったのだとしたら、
もしかしたらこの時携帯も
その場においてこの場を去っていたのかもしれないのである。
俺はとにかくこの場の、
同期が集団で俺を無視しているという強烈な空気を直に感じ取っていて、
ものすごいストレスと緊張に晒されていたので、
自分に起きたことの印象だけが強烈に残っており、
また、こういう状況下であったので、
他人に揚げ足を取られたりすることのないよう、
自分の言動、振る舞いに細心の注意を払うことに
意識が集中してもいて、
安易にそれを引き合いに出されて攻撃されることのないよう、
同期との会話、同期に対する振る舞い、態度に意識を集中させてもいたので、
この頃には、その前後の流れまでは事細かにはっきりと
覚えていられるような状態ではなかったのである。
ちなみに研修終盤頃の工場実習の際には、
社員食堂で食事を摂っていた俺の前に、
同期を仕切っていた、ガラの悪い慶應出身の同期が、
連れの同期と共にわざわざ座ってきた。
二人とも俺にやたらと不快な感じで絡んできたのだが、
そのうち同期を仕切っていた一人の方は、
ラーメンをすすりながら、
やたらと感じ悪く、
こちらに対する敵意や反感を隠そうともせずに俺に絡んできた。
その後そいつはラーメンの残り汁に自前のおにぎりを入れ、
“お前みたいなお育ちのいい坊ちゃんには
俺たち庶民と同じような飯は食えねえよなぁ”などとほざいてきた。
本当に性格の腐った人間だ。人のいじめかたを実によく心得ている。
しかも人事が同期同士のいじめは放置放任で、
介入してくることはないと、
わざわざ確証を得てからのこの行動なのだ。
その腕前は、なかなか年季の入ったものである。
しかし、残念ながらお育ちのいいボンボンは俺ではなく、
こいつの方なのだ。
こいつは私立の中高一貫校から慶應に進学したそうで、
わざわざその経歴をFacebookで公開している。
こいつは話していても
頭の中があまり整理されていないことはすぐに把握できたし、
研修中に様子をみていても、
秩序立てて長い話をするのは苦手のようで、
特に自分の頭で考える、
言語を駆使して論理を組み立てるというのがどうも苦手らしかった。
こういう奴なのだから、
そもそも実家に資産がなければ、
どう考えてもこのような経歴は積めないだろう。
そしてこいつの父親自身が、
今やベンチャー企業の社長をやっているらしいのだ。
そのことも、わざわざFacebookで公開している。
どうみてもこいつは苦労知らずのボンボンだろう。
甘やかされて、好き放題にわがままに育てられたのだろう。
また、研修の途中から、
前年度10月(11月?)に入社したばかりの新人社内弁護士と
一部の研修を共にすることになった。
2人いたが、そのうち一人は女性であった。
その女性は美人で活発な感じで、何となく派手な雰囲気があり、
本人にその気がなくても周囲の注目を浴びるような女性であった。
その女性が、俺に一定の関心を持っているような発言をしていた。
その言動は人目を惹いていた。
俺の前では特に目立ったことはしていなかったが、
俺のいないところで、同期の前で
俺を褒め、その能力や学力をほめたたえるような言動をしていたことを、
同期のしている会話から把握することが多かった。
その割には、
とある研修でのグループワーク終了後の発表の際に、
俺を冷徹な目で見つめていたこともあった。
一緒に研修を受け始めて間もないころは、
同期の前で、
「(俺に)六法全書を読ませたい」、
などという発言を周囲に繰り返ししていたようだ。
こういう美人で、それでいて派手で、
司法試験に受かるくらいなのだから、
おそらくは高学歴で、実家も資産があり、
社会的な階層の高い家庭で育ったであろうと推定される人間から
関心の持たれる人間だとは思えないので、
どうも、会社や、あるいは人材開発グループの意向を汲んで、
俺の同期との人間関係を、
女という武器を使って破壊しているようにしか俺には思えなかった。
相手が社内弁護士ということもあり、
発言がどうであれ、腹の中でどう思っているのかわかったものではなかったし、
入社する以前からこの会社の人事、同期の
俺に対する冷たい態度、
俺をまともに相手にせず、
無視し、仲間はずれにしているような空気を感じていたこと、
入社してからは、
社員の冷たい応対にも晒されていたこともあり、
この女性に対する不信感も根強く、
安易に信用するととんでもない目に遭うのではないかと警戒していた。
また、このような派手で美人な人目を惹く女性と関われば、
当然周囲の嫉妬や反感を買って、
影で陰湿にいじめられることなど目に見えているので、
俺は極力、自分がこの女性のことを相手にしていないようにしていることが
周囲にわかるように、
関心のない態度を取っていたし、
距離も置き、関わらないようにしていた。
この女性の真意などわかりはしないが、
結果としてこの女性の言動は、
同期や現場の人事が
俺に対する反感を募らせる効果しかもたらしていなかった。
この弁護士が、どういう真意を持っていたのかは知らないが、
「会社でこんなことやってただですむわけがないじゃんか」
と発言したことがあった。
また、この弁護士は、研修中、
研修現場によく顔を出していた男性人事に、
「訴えられるか?(それが俺に可能か?との意味だったと思う)」
とも話しかけられていたこともあった。
この男性人事の発言は、
おそらくは、内々定者懇親会での人事の発言、
「会社対個人で勝てると思っているのか」
というその内容を反映したものだと思われる。
この弁護士は、俺の様子をみて、
「いじめられすぎ」とも発言していた。
後述するが、
俺が英語研修半ばにして人事の指示の元、
実家に帰った数日後に、
新入社員研修最後と宣言されていた英語研修が終わった。
そして、職場配属となるはずだった新入社員の同期たちに、
急きょ、社長から研修の延長が告げられ、
全国各地に存在する営業所に全員バラバラで、
一カ月近くの間、営業研修のために配置されることが
決定したそうだ。
営業研修の配属先は選べない、とも宣告されたそうだ。
営業研修のために新入社員を全国各地に配置する前に、
英語研修を終えた同期たちを、
会社の所有する懇親会館で
人事主催の元、懇親会を開いてもてなしたそうで、
同期たちはその時随分と楽しい思いをしたそうである。
起きたことすべてを隠蔽することはたやすかっただろうなあと思う。
俺を会社から追い出した後の夏には、
有名な保養地で人事主催の有給合宿をやったそうで、
人事の後押しの元、新入社員同士の親睦が深まったようである。
また、その年末には、
人事主催の忘年会を開いたようで、
新入社員と人事との親睦も深まったようである。
【研修中の電車移動でのこと】
研修は本社や会社の所有する建物ではなく、
各地に点在する一般ビルの部屋で行われていた。
そのため、研修の内容が変わるごとに、
研修場所も変わり、
その都度電車で当該目的地へと移動していた。
俺が入寮していた寮の雰囲気は悪く、
同期からの反応も冷たいもので、
とてもこんな状況でリラックスして
朝食など摂れるような感じではなかったので、
俺は早起きをして、寮の朝食は摂らずに、
早朝の電車で研修場所へと移動していた。
それは、最初のマナー研修の座学を受けている時のことだった。
いつものように早起きして、
確か早朝6:30ホーム発の電車だったかと思うが、
その電車に乗ると、
その後で物凄い美人なモデルみたいな女性が乗ってきた。
その女性はお上品な路線の電車に乗ってきたわけでもないのに、
朝っぱらからホットパンツを履いていて、
その場違い感に少しあっけにとられたことを覚えている。
しかしとても美しい女性だったので、
もう一度そのお姿を拝ませてもらうか、と、
もう一度女性に目を向けたときに、
その女性が痴漢されている現場を目撃した。
その時、女性のお尻を触っている手をはっきりと目撃した。
俺は最初、起きていることが事実かどうかわからず、
非常に混乱した。
そして、この女性を助けようと思い、
今のことが痴漢なら俺と目を合わせてくれ、
そうしたら俺が助けるからと、
女性にアイコンタクトを送った。
その後も、女性のお尻に手が伸びて、
それを触っている現場を何度も目撃した。
俺も非常手段を講じなければならないかと思っていたその時に、
痴漢冤罪、例えば会社側が
会社にとって都合の悪い人間を
退職に追いやり、社会的にも抹殺するために、
電車での痴漢行為をでっち上げて、
その人間を解雇し、社会的にも立ち行かなくさせる
行為も行われていることを思い出し、この時、
所属している会社の人事にこれまで酷いことをされてきたこと、
またその後も非常に冷たい応対をされてきたことを思い出し、
これは人事側、あるいは会社側が仕掛けた
罠である可能性も排除できないと思い、
女性側に被害を受けているのかの
アイコンタクトを送り続けることにした。
俺と目を合わせてくれれば、
俺はあんたを助ける、と、
俺は再三に渡って女性にアイコンタクトを送った。
その後電車が駅に着くと、加害者と思わしき男性が、
”待て、こら!”というような鉄道警察官のような声がしたかと思うと、
どうやら取り押さえられたようだった。
そして駅のホームの乗客が、
”何?””痴漢?”と騒いでいた。
俺が女性に送っていたアイコンタクトに気付いていたのか、
その後、女性が電車内のある男性
(私服の鉄道警察員であった可能性がある)と話を始めた。
女性側は、”彼(つまり俺のこと)は助けようとしていた”
といった感じのことを発言していた。
俺自身に、変な正義感を持ってトラブルに巻き込まれないように、
との配慮からか、
その男性と女性が親密な関係を装い始め、
その印象は俺にカップルか恋人同士のような印象を与えた。
俺自身も何が起きているのかもよくわからず、
正義感を燃え上らせて女性を助けようとした俺に対し、
私服の鉄道警察官と女性が機転を利かせて、
そんなことはしなくていいんだよ、
との理解を与えようと、
俺の前で一芝居打ったのかなあという感じがしていた。
人によっては俺にやわらかな優しさを感じる人もいるみたいなので、
そういう、言い方によっては幼い印象を与える、
そして実年齢よりも下と判断されることの多い俺に、
この男性と女性が配慮をしてくれたのかもしれないなと思った。
また、痴漢を捕まえられなかった俺が
自分を責めることのないように打った一芝居なのかもしれないとも思った。
そういうことがあった。
【研修会社担当の研修】
この会社が研修を委託している会社の
ビジネスシミュレーション研修を受けた時のこと。
営業先のお客さん役をやった講師は、
俺を憎しみのこもった目で見てきて、
物凄い形相で、
何から何まで理不尽なクレームを付けてきた。
挨拶の際には、
名刺を相手より先に出したら、
”それは失礼じゃないですか”と、
激しい憎しみのこもった鬼の形相で高圧的に怒鳴りつけてきて、
ではそれならと、次の機会では相手より後に出そうと、
相手が先に名刺を出すタイミングを伺っていたら、
”役職が上の自分よりも名刺を後にだすつもりなのか。失礼だ。”
と、もはや言いがかりとしかいいようのないいちゃもんをつけてきた。
それも、以前は、こちらのミス、マナー違反だと相手が指摘してきたから、
その次の機会でその通りにやり直しただけなのに、
それをまた激しい憎しみのこもった高圧的な態度で罵倒してきたのだ。
新入社員だから何も知らないので、
礼を失することがないよう気をつけてはいたが、
資料を鞄から出すためにと、
一度は挨拶のために床に置いた鞄を机に置いたぐらいで、
先ほど記したのと同様の酷い態度で、
顔の表情のよくわかる近距離で、高圧的に、
”そのような床に置いた鞄を机に置くんですか”と言ってくるとは思わなかった。
とにかく相手は、何でもかんでもクレームをつけてきては、
こちらに謝罪することを要求してきた。
完全に、自身の役職や、マナー研修という機会を利用して、
いちゃもんをつけることで新入社員を虐め、
ストレス発散をしているようにしかみえなかった。
最終的には、散々、非常に高圧的な態度で人に接してきた挙句に、
「~さん(俺の名)の言葉には心がこもっていない。
言葉だけのように聞こえる。
誠意が伝わってこない。」
と発言してきて、
暗に人に土下座を強要してきた。
俺は、入社した会社の人事には嫌われているのだなと感じていたし、
たかが研修でこのような酷い目に遭う道理もないわけで、
したがって土下座などする必要はないと判断し、
自分の判断で土下座は一切せずに
研修を乗り切った。
この凄惨な研修では、
俺の隣のテーブルでチームを組み、
研修に取り組んでいたある同期がいたのだが、
彼は俺らのチームの出した案を横で聞いていたのだろう、
その案をそのまま横取りして
平然と発表したこともある糞野郎だった。
そのことからも、彼は、
俺が研修で痛めつけられ、
疲弊しているその様子を
横でしっかりと確認し、
そのことを感じ取っていたことは間違いないだろう。
そして恐らくはそれを平然と眺めていたのだろう。
こっちのことを意識していたのか、
入社直後に行われた研修で、
同じチームで研修に当たった時には、
いちいち俺に突っかかってきた。
俺に面と向かって公然と、
「自分の殻に閉じこもっている人間」
という評価を口にしてきたこともあり、
不躾で失礼な言動だと思ったし、
喧嘩を売っているのかこちらを挑発しているのか、
あるいは自分の感情をコントロールすることもできず、
それを口にし、相手に浴びせないと
気が済まない人間なのかとその時は思った。
凄惨なビジネスシミュレーション研修では、
彼は俺と同じ、ストレスの強い研修を受けていたはずなのだが、
その割には平静な感じで、
わりかし普通な感じで研修をこなしていた。
彼のストレス耐性が強く、
このような場面にもある程度は慣れていたのか、
あるいはそういうことではなかったのかは知らないが。
彼はわりかしわかりやすい感じのおべっかを使ってくることもあり、
それが研修現場のとある男性人事、
この男性人事は会社の福利厚生施設の運用や、
研修運用などを担当する子会社の管理職社員だったが、
この人物には好評だったようで、
わりかし好意的な評価を得ていたようだった。
この研修の前に行われた、
入社早々のビジネスマナー研修では、
この男性人事は俺に対して高圧的で侮蔑的な、
いかにも相手の存在を不快に思っていることが容易に感じ取れる態度で、
俺に対して何の根拠もない
偏狭な人物評価を抱いていることを隠そうともしない
粗野な言葉を浴びせては、俺を非難してきたことがある。
話を戻すが、彼はその後、
会社の納涼祭で司会を務めていることなどを
自身のFacebookで公表している。
彼は、俺を公然と無視したり、
話しかけてもひどい態度を取っていたり、
攻撃的で不躾な、典型的ないじめ口調の言葉を浴びせていた
同期とはうまくやれていたみたいで、
まだ俺が会社で研修を受けていた頃には、
その同期と六本木に飲みに繰り出したりもしていたようで、
その時の同期との写真をFacebookに掲載してもいる。
俺が会社から追い出された後も、
同期とプライベートで外食したこともあったようだ。
そのことは別の同期がFacebookで写真付きで掲載している。
後から振り返れば、
研修での、同期や研修会社、現場の人事などの、
俺に対する一貫した侮蔑的で酷い態度、言動の背景には、
この前述の男性人事の俺に対する偏狭な見解、
あるいはこの男性人事の感情的反発からくる俺への低評価、
あるいは排除の意向、
そういったものがあったのかもしれないなとも思う。
この男性人事は、前述の、
会社の福利厚生施設や研修運用を担当する子会社の、
ある程度の管理役職者であったからだ。
そういうことであれば、この男性人事の部下であった、
研修現場監督の役を務めていた
人事室人材育成グループ所属の一般職女性社員Nの、
俺に対する一貫した侮蔑的、攻撃的応対にも
一応の合理的説明も付く。
まあどちらかといえば、
研修現場監督を任されていた一般職女性社員Nは、
入社前の内々定者懇親会の時から
俺に対する敵意や悪意、反感を隠そうともしていなかったので、
この女性社員Nが職場の上司であるこの男性社員や、
同じ職務の遂行の任を任せられた現場の同僚、
研修現場の講師、一緒に研修を受けている同期などに、
俺を陥れ、痛めつけることを目的とした
悪意ある噂や中傷などを流し、
吹き込んでいた可能性の方が高いと思うし、
そういうわけで研修では終始徹底して、
研修会社講師や同期から酷い応対をされ、
ないがしろにされ、いわれのない非難や反感を買い、
そしてその事態が
放置放任されていたわけなのではないかと感じている。
また、この一般職女性社員Nが研修現場監督役であったことから、
こいつが研修実施状況に関する
会社への報告役を担っていたであろうことはほぼ間違いないであろうし、
そういうわけで、俺が研修に真面目に取り組もうが、
その中で能力や成果を発揮しようが、
その実際の内容とは異なる、
研修での俺の態度を非難し、攻撃し、
俺の能力を否定する論調の研修報告が
本社の人事に挙がっていたのではないだろうか。
だから研修現場での実態、
俺に対する講師や同期のひどい仕打ち、
そしてそのような中でも俺が研修に真面目に取り組み、
一定の能力や協調性を示していたことが、
本社の人事には一切伝わっていなかったのではないだろうか。
あるいは最初から、この会社自体が
俺に対してきちんとした研修を受講させたり、
あるいは俺を評価する気がそもそもなく、
俺を徹底的に冷遇して
体よく追い出そうとしていたのかもしれない。
どちらかといえばこちらの線の方が強いような気がする。
研修でのこのような仕打ちの背景には、
会社か、あるいは人事の総体としての
意向があったのではないだろうか。
研修現場の監督役を任されていた人事が
個人的な動機で俺を痛めつけていた可能性をここでは挙げてみたが、
以上述べたことはあくまでも推測に過ぎないことも
また事実であり、その点についてもここでは指摘しておこう。
一方で、そのような立ち振る舞いのできる狡猾さを備えていたり、
表面的な上辺だけの取り繕いのできる人間など
大人にはゴロゴロいることも現実である。
結局のところ、相手のある一場面における態度や発言、
その際の会話での様子などから
相手の人格や人柄を正確に掴むことは非常に難しいのだ。
ここで述べたことはあくまでも俺の推測に過ぎないことは、
きちんと断りを入れておくが、
そういう邪推をもしてしまうくらいの
恐ろしく酷く、そして残忍で、
一定の敬意も支払われず、
凄惨に痛めつけられる経験をしたのだ。
その背景に何があったのか、
俺の立場からの推測を述べ、
ありとあらゆる可能性を列挙し、
それを記録しておくことは
非常に重要なことであろう。
この研修では、研修会社講師から凄惨な仕打ちを受け、
凄まじいストレスを感じていたが、
そんな中でもなんとか研修をこなそうと頑張っていた。
その様子を見て、同期の女性がポロッと、
「研究室でもこんな感じの指導をやっていたんだろうな」
と口をこぼした。
発言の真意は不明であるが、
同期たちは、会社の人事から何か吹き込まれていたのかもしれないな、
と今になって振り返ってみて思う。
この研修の講師を務めた、
研修会社創業者であり、当時その会長を務めていた男は、
相手の学歴で露骨に態度を使い分ける男だった。
俺やその他子会社の人間と、
親会社の帝大卒とでは、
研修中の質疑応答の際にも
明確に態度を使い分けていた。
この男は人材育成について、
最前線に立って色々語っているようだが、
この男の考えている人材育成とは、
偏差値教育を勝ち抜いた、
出身校の偏差値の高いエリートを対象にしたものなのだろう。
そして、田舎の公立校などでは分別なくいじめが行われており、
良好な学習環境すら与えられていないという現実を
完全に無視しているんだよな。
こいつからすれば、
まずは偏差値エリートであるという前提条件を
クリアしておく必要があるわけなのだろう。
こいつだけでなく、エリートってこんな感じなんだろうな。
本当にこの男はゴミカス野郎だった。
こんな感じでエリートどもは、
偏差値でグループを作り、
自分達だけの理想郷を作りたがるのだろう。
考えているのは自分達、偏差値エリートのことだけ。
こいつをみていて、それを肌身で感じた。
確かに、人生で成功を修め、
のし上がっていくのはこういうエゴイストなのだろうなとは思う。
ただ俺は、ああなってまでのし上がろうとは思わない。
のし上がりたい気持ちの強いエゴイストが
のし上がればそれで良いのではないだろうか?
俺はあのように自分の人間性を捨ててまで社会的成功を修めたり、
人生の勝者になりたいとは思わない。
ああいうエゴの固まりのような人間になりたいとは思わない。
なりたくもない。
どういう自分でいたいのか、
どういう自分でありたいのか、
それを決めるのは俺だろう。
そんなことまで、他人にとって都合の良い
身勝手な理想像を押し付けられなければならないのだろうか。
それは他人が踏み込んでいい領域ではないと思う。
この研修が終わり、
その部屋で解散が告げられた後、
俺が退出する際に、
同期のある一人が
その場にいた男性人事に何か話しかけたようで、
(この男性人事は前述の、
社員の研修や福利厚生施設の運営を手掛ける
子会社所属の管理職社員だった)、
その際にその男性人事が、
”心配しなくていいから。
あの男は社内では問題社員として有名だから。”
といった発言をしたのを耳にした。
会話の内容を把握していないので、
その人事のいう問題社員とは
誰のことだったのかはわからない。
【先輩社員との座談会でのこと】
俺の目の前に座った
海外営業のF.Kという男が
俺を恫喝してきた。
非常に高圧的な態度で、
「営業はしんどい、設計は楽でいいよな」、
と発言し、
自分の持っている空のペットボトルを机に何度も叩きつけ、
威圧してきた。
この男は、人事室人材開発グループ長と仲が良いみたいで、
Facebookでは友達となっているみたいである。
これは人材開発グループ長の依頼を受けてのことなのだろうか?
またこの男には粗野な口調で
「働かなくても生きていけるくせに」とも言われた。
この海外営業の男の一連の発言・態度に対し、
近くのグループ席で新入社員向けに対談をしていた
同じ海外営業の女性社員
(おそらくは職場の後輩・部下なのだろう)が、
”いいぞ、もっと言ってやれ”という、
この男の言動への支持を表明する発言をし、
俺に対する敵意と反感をむき出しに表現してきた。
この男は身にまとっている雰囲気も人柄も
典型的ないじめっ子のそれであったし、
この手の奴は周りの空気を読むカンが鋭いので、
周りの同期たちの空気を敏感に察知し、
俺をいじめることで、
俺を気にくわなく思い、いじめていた屑同期どもの
ポイント稼ぎをしたということなのかな、
という感じもしている。
俺に対して公然とこのような酷い態度を取っておきながら、
この男は社内の有望な若手とは
Facebookでしっかりとコネクションを作っていて、
俺をいじめていたクズ同期共の一部とは、
のちにFacebookで友達になっているのだ。
こいつのクズさ加減には本当に反吐が出る。
ただの暴力的なクズのくせに
周囲の同僚からは男気キャラとして認知されているようだった。
馬鹿馬鹿しくてほとほと呆れた。
まあこの男は、社内外に公表されるような社員なのだから、
仕事の実績はあるのだろうが、
それもただ単に、俺にそうしてきたように、
高圧的な態度、脅し、威圧、つまりパワハラを駆使して、
周りの社員や派遣、パートを自分に従わせて
積み上げているだけだろう。
いかにもそういう感じの仕事をしそうな男じゃないか、こいつは。
平気で相手に攻撃的な態度を取ってくるんだし、
喧嘩まで吹っかけてくるんだから、
よっぽど腕っぷしに自信のあるやつでなければ、
こいつに従うしかないだろう。
そして社内で平気で人のことをいじめてくるのだから、
こいつに目をつけられないように周りも気も使うようになるだろうし、
結果としてこいつにとって心地の良い労働環境が
周りから提供されることになるだろう。
こういうのがこの会社で求められる
リーダーシップ(笑)やコミュニケーション能力(笑)なのだろうか?
またこの男は、俺を威圧、恫喝してきた際に、
俺の二つ隣に座っていた
新人の社内女弁護士の方に顔を向けると、
だらしなく頬を緩めた。
どういうことなのかは知らない。
ちなみにこいつは、
この、社員との座談会の前に、
新入社員を対象として行われた
社内事業紹介のプレゼンを行ったのだが、
その際か、
その後のこの座談会のことだったか、
やたらと同期との喧嘩を推奨していた。
何を言っているのだろうか?この男は。
社内で喧嘩なんかするような馬鹿は、
普通の会社なら外に放り出されるだろうがというのに。
大方のところ、同期共の俺に対するいじめを煽っていたか、
あるいは俺をその気にさせ、はめるつもりだったのだろう。
そして、この一連の出来事の直後、ある同期と俺が、
研修中の公共交通機関利用料請求書にある不備について、
ある人事の一般職に呼び出され、
その際に、その女性社員は俺に、
「辞めたくなったらいつでも辞めていいですよ」
と言ってきたのだ。
俺はそれに対し、
「ああ、心配しなくていいですよ。辞めたくなったら自分から辞めますんで。」
と、皮肉で返しておいた。
【俺の歓迎会】
大学で所属していた研究室の教授が
この会社と繋がりがあり、
またこの会社が事業として展開している製品の
コア技術の研究を大学で行っていたこともあり、
大学時代からこの会社の研究者と接点はあった。
俺は研究を頑張り、
研究室最終年度で恥ずかしくなく発表できるだけの
研究成果を出したこともあってか、
この会社の研究開発部門のトップの方には、
入社直前頃の半年の間、
国際学会や、大学での会社説明会、
年度末の学会の全国大会なんかで、
なにかと声を掛けていただいたり、
優しくしてもらえていた。
この方が、俺を含め、
大学の研究室出身のこの会社への入社組を集め、
俺の歓迎会をしたいとのことで、
入社直後くらいにメールで連絡を取らせていただき、
その歓迎会が4月15~20日頃に行われることになった。
研修会社講師の恫喝、罵倒が行われた
凄惨なリンチの後のことである。
丁度その日が同期同士の飲み会とブッキングしてしまったので、
俺は前から予定のあったこちらの飲み会を優先し、
本社8Fの会場へと向かった。
本社に着いた後に連絡を入れてくれと、
俺より1年前に入社した、研究室の本来の同期から
言われていたこともあり、
電話を掛けたが応答がなかった。
そのまま8Fの会場までエレベーターで向かったのだが、
かなりの人数が飲み会をやっているみたいで、
場所もわからず、エレベーター付近のフロアで
折り返しの連絡を待っていた。
その時、近くを通った社員が、
“かわいそうに”
”(あいつは)人事にいじめられている”
といった感じの発言をしてきた。
結局、今回の一連の歓迎会というものも、
体よくからかわれただけなのかなぁと思い、
俺は本社を一旦出た。
そこで改めて電話で連絡を入れると、応答があり、
フロアから降りてきた例の彼と会場に向かった。
その時彼に、「何か言われた?」
と話しかけられたので、
先ほど連絡を入れても何も応答がなかったので
一人で8Fのフロアまで上がったこと、
そこで社員に前述のような酷い発言をされたことを話した。
彼は、「やっぱり」と返してきた。
俺の歓迎会ということだったが、
研究室時代から続く極度のストレスと、
とりわけ研修会社講師に酷い態度を取られ、
みっちりと凄惨に虐められた後であったこと、
また同期からも、
基本的にはその場にいないものとして
無視されているような空気を感じていたし、
また、話しかけても酷く不躾な、
攻撃的だったり、あるいは侮辱的だったりするような
応対をされていたこともあり、
まともに会話の出来る状態ではなく、
その場のお酒と食事を楽しんでいた。
しばらく時間が経ってから、
研究開発部門のトップの方が、
同席していた社員さんと、
「遅いな。来ないなぁ。」
と発言していた。
どうやら人事に、今夜ここで
俺の歓迎会をすると連絡を入れていたみたいなのだが、
人事がやってこないとのことだった。
「こんな会社になっちゃったんだなぁ。」
とも話されていた。
その後、社員さんと研究室出身の人間の、
俺を除く4人全員が、
8Fフロアの喫煙ルームへと入っていった。
俺は外で待っていた。
そのフロアにはもう人影がなかった。
しばらく一人きりになり、
これまで人事や研修会社、同期たちに
酷い応対をされてきたこともあって、
ちょっと悪い方に考えてしまい、
気持ちがちょっとブルーになった。
その飲み会はフロアの営業時間が終了するまで続き、
その後最寄りの居酒屋で二次会まで開いてもらった。
そこでは、ざっくらばんに
雑談に花を咲かせた。
笑いもあり、しみじみもしていた、
温かみのある飲み会だった。
その居酒屋には、営業担当の部署の方が三名、
離れたテーブルで飲み会をやっていた。
その方も社員だとのことなので、
途中から挨拶もした。
その中に、前年度入社の社員がいて、
俺の研究室の本来の同期とも、
同じ同期の入社組ということで顔見知りのようだった。
2人は会話を交わしていた。
その社員が、研究室の同期の方に、
”人事がいじめているって話を聞いたんですけど”
”この人のことをいじめているんですか?”
みたいなことを話していたと思う。
付き合いなので、俺はその後、
同席してもらった、研究室の先輩、
研究室の本来の同期とともに、
その後も繁華街をうろつくことになった。
この先輩や、研究室の同期には、
今自分の置かれている状況、
何か同期とうまくいかない、
距離を置かれている感じを簡潔に伝え、
先輩からは先輩なりの、
研究室の同期からは同期なりの励ましやエールをもらって、
まあ、俺ももうちょっと頑張ってみるかという気になった。
一方で、このこともあり、
人事側は、俺を退職させたいと思っているのだろうかと、
前から抱いていた人事に対する不信感が
膨らんでいった。
【研修での一連のことを総括すると】
自分勝手に突っ走らず、
周囲との協調を旨として
研修に挑み、
実際に成果も積み上げてきたが 、
人事にはことごとく無視されたようで、
同期からも成果を認められず、
人としての存在を無視され、
感情的な反発と
議論への積極的不参加の態度を
組織的に取られ、
挙げ句の果てにはそのような行為が
人事黙認の元で行われた。
それがあの研修の実態。
俺が何をやろうが人事を含めた周囲は評価せず、
積極性と出しゃばりを履き違えている同期は好き勝手やる。
そんな馬鹿を、人事も講師も
注意するどころか
「皆さんは元気で個性的」、
などと評し、
挙げ句の果てには 、
結果的に研修最終日となった日には、
人事が俺に
「何故お前は周囲に怒らないのか」、
と抜かしてきた。
俺があの会社に残り続けようが
俺の成果や能力など
欠片も認められはしなかっただろう。
【人事との面談】
結果的に研修最終日となった日に
人事との面談を取り付けた。
そこで人事と話をした。
研修にまいったので、
まずは研修現場によく顔を出していた男性人事に
個人的にメールを送り、
研修での窮状を訴えたのが
ゴールデンウィークの長期休暇に入る前のことだった。
その相談のことを、事前に
一年前に先に入社していた研究室の同期に伝えると、
それは止めた方が良いだの、
あるいは俺の、その人事の連絡先を教えてくれとの発言に対し、
その人の連絡先は知らないだのと言われていた。
ゴールデンウィーク明けの研修期間には、
事前にその男性人事に送っていたメールで、
本社の保健室でカウンセリングを受けたいと申し出ていたので、
電話でその手順を教えてもらった。
そこへの電話番号を教えてもらって、
何とか営業時間に掛けようと、
(会社の通例の営業時間内に電話しないと受け付けてもらえないのだ。
しょせん形ばかりの制度だということの良い証明だろう)、
研修中の休憩時間に何とかそこに電話できないかと
空き時間を探したり、
あるいは電話をかけられる場所の目途を付けたりして、
やっとのことでつなげると、
受付に体よくあしらわれ冷たい応対をされたり、
にべもなく遠回しに事務的な声であしらわれた。
俺は、世間一般の常識を鑑み、
研修現場での同期共のいじめや
研修会社の暴挙を放置放任している人事にではなく、
社内のきちんとした信頼できる人や部署に当たれば、
今回のことについてきちんと誠心誠意をもって
対処してくれるのではないかという
甘い望みも持っていた。
しかし、結果を思えば、
それは間違っていたということになるのだろう。
今回のことは、研修現場と関わりのある、
現場の一部の人事が起こしていた問題ではなく、
会社全体の関与か意図があってのことだったのだ、
ということだろう。
このように会社の保健室ににべもなくはねつけられ、
もうどうしようもなくなったので、
すべてを人事に話すことに決め、
最後の新入社員研修と喧伝されていた
英語研修の行われていたある日の休憩時間に、
人事に断りを入れ、
少人数グループでの研修が行われていた部屋のすぐ隣にある
人事の待機部屋でその男性人事に電話をし、
本社での面談を取り付けた。
その男性人事には、
研修中ということもあるので、
一応手順として、面談当日に、
研修現場の人事に、
本社での人事の方との面談を取り付けているので
研修終了後本社に向かいます、
との旨を軽く伝えておいてくれと言われていた。
その際に、あることに関しては聞かれても言及するなと忠告されていたのだが、
相手の不意の反応には即座に対応もできず、
俺はその男性人事から、絶対にそれについては言及しないように
面談の旨を伝えろと言われていたにもかかわらず、
その禁止ワードを少しこぼしてしまったと思う。
その禁止ワードが何だったのかは忘れた。
人材開発グループ長がそれを知っているのかという質問に対しては、
それには答えなくていいということだったかもしれない。
その後、その場で研修現場の責任者の男性人事に
人事との面談の旨を伝えたのだが、
その責任者は俺の、
禁止ワードに関する問いかけへの俺の返答を聞いて
怪訝な顔を浮かべていた。
しかし事なきを得、そのまま片づけられた。
ただ失態は、その場に
研修現場で散々にひどい言動を取っていた、
例の人材育成グループの一般職女性社員Nがいたことだった。
研修現場責任者の男性人事が一人でいる時間を狙っていたのだが、
その横に常に女性社員Nが付いていて、
研修が始まるとその時間も場所も確保できなくなると見込み、
見切り発車でその場でその責任者にそのことを伝えたのだ。
このことが、根本的に
本社での人事との面談に救いを見出す俺の試みを
破綻させることになったのかもしれない。
ちなみに、俺が会社の保健室に
カウンセリングを希望するアプローチは確か、
ゴールデンウィークに入る前から始めていたかと思うのだが、
そのことを一年前にこの会社に入社した研究室の同期、
それから研修現場によく顔を出していた例の男性人事だけには伝えていた。
しかしその事実をなぜか、
俺と同じ大学の大学院を修了し、
この会社に入社してきた同期が知っていて、
それは研修が工場実習に入った頃、
とある事業所での研修室の一室でのことだったが、
その同期が周囲の同期に、
”研修中の新入社員が保健室にカウンセリングを希望すると
首になるんだってさ”と、
よくある男同士のふざけた会話のようなトーンで
嘲笑を交えて話しているのを耳にした。
その嘲笑が誰に向けてのものだったのかはしらない。
その頃の工場実習では、
もう露骨に同期に無視され、仲間外れにされ、
存在しないものとして扱われていて、
本当にガキが学校でよくやるいじめのようなことを
公然とされていたので、
心身が疲弊してしょうがなかった。
ただ研修を受けているだけで
自分が消耗していく時間だった。
工場実習での昼食時、その事業所の食堂へと
同期が一斉に食事を摂りに行くのだが、
その道中一人でいるのが、また食堂で一人で食事を摂るのが嫌で、
一体誰に声を掛けたらいいのか、
周囲の様子を伺っていたことをよく覚えている。
また俺の誘いには誰も応じないだろうなということも
はっきりとわかっていたので、
その昼食の時間が訪れることが嫌で嫌で仕方がなかった。
食堂に向かう前に研修部屋に隣接した
その建物内のトイレで用を足していると、
俺を公然と無視し、仲間外れにし、いじめていた同期共は、
俺の前ではすっとぼけた素知らぬ態度で平静を装い、
同期同士つるんで会話などをしていた。
本当に最低の胸糞の悪くなる、
そして容赦なく心をえぐられる時間だった。
その、新入社員研修最後と銘打った英語研修の最中、
俺が人事との面談の実施を控えていた日に、
なぜか俺に、調子のいい感じで、
「〇〇さん(俺の名前)、ありがとうございました!」
と発言し、礼をしてきた同期がいた。
どういうことなのかは知らないが、
こいつは俺が、この日に
人事との面談を取り付けたことを
知っていたのだろうか?
研修最終日となった日は英語研修だった。
各小グループに分かれた小部屋で、
外国人講師の英語研修を受けていた。
英語研修の前に、研修現場によく顔を出していたとある男性人事に
電話で相談し、研修での窮状を訴えていたので、
その男性人事の話では、その人の取り計らいの元、
研修実施状況の監督のために人事が立ち会うことになったそうで、
俺が英語研修を受けていた小部屋の入り口近くには、
人事が腰を掛け研修風景を眺めるためのパイプ椅子が置かれていた。
その日に、研修現場に居合わせていた人事一般職女性社員Nが、
入り口近くの、人事立ち合いのための椅子に腰かけた後で、
なぜかじっとこちらの顔を見つめてきたことがあった。
何かしら、人事としての誠意のようなものを伝える意図が
もしかしたらあったのかもしれないが、
一方でこの女性社員Nは、会ってみればすぐにわかるのだが、
男のような雰囲気を醸し出している、
しゃべり方もぶっきらぼうな、
相手にそういう印象を与える女であり、
また、性格もかなりキツいであろうことも
一目見てすぐにわかるので、
こういうタイプの女が、
人によっては柔らかい印象を受けるとも口にしてくる俺の存在を
肯定しないであろうことは
その人生経験からよくわかっていたので、
正直なところ、何かしらの腹積もりがあるのではないかと、
疑ってその様子を観察しており、
この時俺は女性社員Nの方を見なかった。
そのことに、研修中に何度もそういう態度を見せてきたように、
まるで激しい憎しみでもこもっているような、
悪態とでもいうような態度を見せ、
その根っこの男のような気性の荒い性格をむき出しにし、
苛立ちを隠そうともしない態度で部屋を出て行った。
その後から、英語講師の俺に対する態度ががらりと変わったのを覚えている。
当日の、この出来事の前には、
その入り口近くの椅子に座った一般職女性社員Nが、
流暢な英語で外国人講師と何やら話をしていたことがあった。
後から調べてみれば、
大学時代に1年間のイギリスへの留学経験を持っていることがわかり、
(本人がFacebookアカウントでその記事を投稿している)、
また当時、俺より一年前にこの会社に入社していた
研究室の本来の同期からは、
この女がお嬢様であるという話も聞いていた。
これ以外にも、ネイティブ講師による英語研修が始まる前には、
英語が堪能な日本人講師による講義があったのだが、
その際の日本人講師にも、侮辱的で陰湿な目を受けた。
顧客であるこの会社の現場の人事の依頼に素早く応えた、
ということなのだろうか?
そのことについても少し綴っておこうと思う。
まずは、研修会社の代表とは別の、
(この研修会社の代表は非常に温厚で優しい誠意ある方だった)、
とある一講師が研修現場の全体講義の講師をしたのだが、
その際に模擬裁判のようなものをやらされ、
(これは完全に講義の範疇のことだった)、
それは少人数のグループ単位で、
グループの別の人が書いた英語原稿を、
振られた役回りから俺が立って発表するというものだった。
しかし、その原稿を書いた当人が
英文法を理解していないことは
その原稿を読めば一目瞭然だったので、
俺はその原稿を読まなかった。
その一方で、俺は英会話のできる人間ではないし、
即座に英文を組み立てるなんてことも到底できないので、
何も言うことができず、
また模擬裁判のような形式をとっていた講義であったこともあり、
使用する言い回しや適切な単語の選択なども全く分からず、
俺はその発表の時間をただ突っ立って過ごした。
その様子を、そのグループに所属していた、
研修中盤からガラの悪い感じで露骨に俺を見下し、
馬鹿にするようになった感じの悪い同期が、
露骨に侮蔑的な言葉を上げて嘲笑してきた。
彼は、どちらかといえば自信家にみえる感じだった。
その講義が終わり、研修の時間が終わる際に、
その場の全体講義を引き受けていた講師が、
”自分のストレス発散をきちんと図ることは大事ですね”、という、
暗にこちらのことを皮肉っているのかとも感じられる発言をしてきた。
また、その後でのことだったか、
研修が、それとはまた別の少人数グループごとの個室に移り、
そこで英語に堪能な日本人講師によるグループ講義に移った際には、
ディクテーションやシャドウイングといった、
通り一遍の語学学習の作法を受け、
実際に手元のテキストを用いてそれを実践するという講義を受けた。
その際に、序盤の頃、
リスニングの聞き取りのテストと題して、
講師の流す英語CDを聞き取り、
その内容を紙に書きとるという実践作業をしたのだが、
いざ解答合わせの段階になると、
英語講師がでたらめに、ぶつ切りにCDを再生し、
講師はそれで解答作業が済んだかのように
その実践作業を片付けていた。
また、そのグループ単位での研修の際に、
自身の入社に関する抱負を英作文し、
一人ずつ順番に発表するということもしたのだが、
その際に俺は、自身の国際学会参加の経験もあって、
自分の発表を難なく済ませた。
周りの様子をみるに、
どうやら俺は周囲の期待を裏切る形となってしまったようだった。
その後でとある同期が、
英語が苦手なのであろうがボロボロの発表をし、
研修講師に一方的に発表を打ち切られていた。
その際に、講師は涙目になっていて、
何か言葉にできない感情のわだかまりを抱えているように、
務めて感情を押し殺しているように見えた。
先ほど、研修現場に立ち会う一般職女性社員Nのことを記述したが、
この女性社員N以外にも研修現場に立ち会いとして
その場に臨席する人事はいた。
一応、英語研修が始まる前に、
俺が研修でのどうにもやるせない状況、
研修会社講師に酷い言動を取られ、
同期共にも集団で無視され、いじめられていることを、
例の研修現場によく居合わせていた男性人事に伝えており、
その人事の発言では、
その人事の施した処置により、
研修現場に人事が立ち会い、
監督することになったそうだ。
当時の俺は無邪気に、良かった、と思ったのだが、
たかが新入社員一人の為に
社員のスケジュールが大幅に変わるなどあり得ないのだから、
この研修現場への人事の立ち合いは
事前に取り決められていたことなのだと思う。
しかし、一同が顔を合わせたのは初日だけで、
後日はいつも通り、少数の人事だけが現場に残り、
その監督業務とやらを遂行しているようだった。
この一般職女性社員Nだけでなく、
その他の女性社員も俺のグループの研修が行われている個室に
立ち入り、入り口近くの椅子に居座り、
研修の様子を見ていたのだが、
監督業務どころか、
前述したような研修講師の暴挙、不可解な言動を
素知らぬ顔で平然と眺めているだけだった。
同期には、俺と同じ大学から入社してきた学部生が一人いた。
ただ、この男と会話を交わしたり、
あるいは何かしらの討論をするとすぐに、
この男には論理的思考力が培われておらず、
使う日本語のレベルも低い、
物事を掘り下げて深く考えることもできないので
今どきの若者の使う薄っぺらい言葉しか話すことのできない、
大学でまったく勉強せずに
授業で課せられるレポートもテストも適当にこなしてきた、
学術に触れたこともない、その価値も知らない、
学部時代遊びほうけていた馬鹿であることが
よくわかる奴だった。
この男は、大学で学術に向き合ったこともなく、
研究活動の意義やその価値もわかっておらず、
それに打ち込んだこともない馬鹿のくせに、
自分が俺とは違って一般大学入試を突破して
大学に入学したことに優越感を感じていたのか、
こちらのことを意識していて、
また態度や言動で露骨にこちらのことを馬鹿にしてきた。
俺が同期の前で一度、
本来は出身大学の別キャンパスの方に
編入したかったこと、
編入試験ではその別キャンパスの方が
入学難易度が高いことを話した際には、
俺と同じキャンパス出身のくせに、
自分はその別キャンパスの出身者であると嘘を付いてきた。
また、自分の出身高校の偏差値を持ち出しては、
それで俺より自分の方が頭が良いということを
暗に含んだ発言をしてきて、
またそういう態度で馬鹿にしてきたこともあり、
かなり頭にきたこともある。
また、「〇〇さん(俺の名前)は頭のいい人間じゃない」
という、ものすごく頭にくる発言を
俺の前で平然と口にしてきたこともあった。
俺のことをはなから馬鹿と決めつけ、見下してくる態度は
終始一貫して変わらなかった。
また、何となく同じ大学の出身者ということもあって、
俺の大学時代の評判を知っていたような感じで、
こいつの俺を馬鹿にした態度には
そういう背景もあるように感じた。
こいつがその大学時代の俺の評判を同期たちに話していたのか、
同期の中にも、こいつと同じような
ふざけた生意気な態度を取ってくる奴が多かった。
入社前の内々定者懇親会で、
過去、高専時代にいじめられていたことを
皆の前で発言していたので、そのことを知ってのことか、
こいつは俺の前で、
「(あいつ)便所飯とかしよったん?」
とも発言してきたこともあった。
とにかく俺が何を発言しても、
はなから俺は馬鹿だと決めつけているみたいで、
失礼な態度を示し、その馬鹿にした態度を隠そうともしなかった。
その、俺と同じ大学から入社してきた学部生の、
同期に対する発言もあってのことだと思うが、
この男と距離の近かった、法務室勤務志望の同期もまた、
俺のことをはなから馬鹿だと決めつけていて、
こいつにも、
「〇〇さん(俺の名前)は頭のいい人間じゃないから」
と言われ、終始一貫して見下され、馬鹿にされた。
この法務室勤務志望の同期は、
とにかくむやみやたらと人を安易にラベリングして、
それで勝手に人を理解した気になる所があり、
取り立てて俺にはかなり馬鹿にした感じの
見解を下していた。
こいつは基本的には傍観者であったが、
人の人生の苦労も知らないこんな奴に、
安易にラベリングされ、身勝手に解釈され、
そして鼻で笑われているような感じは
本当に頭にくるものであった。
またこいつは、俺のことを”裸の王様”と評し、
はなから見下し、馬鹿にしてきたこともあった。
俺には自分のことを実際以上によく見せる演出能力だけがあって、
それはただ単に他人に与えるイメージだけのものでしかなく、
俺には能力も学力も何にもない、
ただの見せかけだけの人間でしかないとでも言いたかったのだろうか?
同期と足並みを揃えてその同期の見解に同調し、
そうして俺を見下し、馬鹿にし、
それにより得られる同期との一体感は
何事にも代えがたい素晴らしいものだったんだろうなと思う。
法科大学院を目指しているとのことだったが、
頭のほどはさほどでもなかった。
物事に関して特に複眼的な、多角的な視点から捉えることもなく、
考察も、まるで誰かが世間一般に吹聴しているような
ごく一般的なありふれた安っぽいものでしかなく、
そこに当人の思考力や触れてきた見識の幅の広さを
感じさせるものはなかった。
まあ、他の同期の中にはその後、
キャリアを積んで、誰もが知るエリート企業に転職し、
そこで大活躍している奴もいるから、
こいつも恵まれた人生を送っているのかもしれないなと思う。
とにかくこいつに見下され、馬鹿にされたのはかなり頭にきた。
こんな感じで、俺の学歴や経歴などで
頭ごなしに馬鹿だと決めつける奴らばっかりで、
実際の俺に触れて、
その能力を自分の目で見極めて確かめるという奴は
ほぼいなかった。
そのこと自体がとても腹立たしいことだった。
周囲の情報や誰かの出した見解を鵜呑みにし、
それに乗っかるだけの馬鹿ばっかりで、
そういう同期の軽薄さ、
識見すらない薄っぺらさに呆れと苛立ちを募らせるばかりだった。
また、同期の中には、
俺と同じ大学の同じ専攻から入社してきた院生もいた。
ただ、この男は、
大学でこの男と同期であった研究室のメンバーの話によると、
どうやら大学院入試に失敗して
希望の研究室に入れなかったようで、
本人の発言も勘案すると、
それでやる気をなくしてしまったようであった。
研究活動にも大して熱心に取り組んではいなかったようだった。
超一流企業を第一志望とし、就職活動をしたが、
企業から落とされ、この会社の採用試験を受けたそうだ。
この男と最初に顔を合わせたのは、
俺が既に内々定をもらっていたこの会社の
採用試験をこの男が受けたいとのことで、
俺から就職試験の情報を教えてほしいと
この男の方から俺に話しかけてきた時のことだった。
俺は、自分の就職活動が終わった際に、
大学のキャリアセンターにその提出が義務付けられている
採用試験に関するレポートを提出したのだが、
その後しばらく経ってから、
この男が研究室のメンバーのつてを頼って
俺に接触してきたのだ。
確か、大学の専攻部門の就職担当事務の人から、
この会社の募集に応募することを勧められてのことだったか、
あるいは俺が既にこの会社の内々定をもらっていることを
教えてもらったとのことか、
あるいはそのどちらもでもあったのか、
今となってははっきりと思い出すことはできないのだが、
とにかくこの会社の採用試験に応募することを決めたようで、
俺がキャリアセンターに報告したレポートの内容について、
もっと深く情報を聞きだしたいと俺に話しかけてきた。
その時のこの男の感じは非常に横柄で、
態度からしてこちらを馬鹿にし、見下しているのが
ありありと伝わる、非常に感じの悪いものであった。
この男自身が、俺の研究室所属の、
この男と同期の研究室メンバーとは
それなりに会話を弾ませることのできる仲であったようなので、
そこから俺の研究室での評判というものを聞いていた可能性が高く、
内々定後や入社後に、俺の目に付かないところで
大学時代の俺の評判やその人物評を
会社の同期に話していた可能性は高いと思う。
俺を露骨に態度で馬鹿にし、無視し、見下してきた
会社の同期どもとは非常にうまくやれていたみたいであった。
こいつが何かしていたのだろうか?
この男は、入社前の内々定者懇親会にも居合わせていたし、
その場で人事と俺との口論が始まったことも
しっかりと耳にしていた。
この男からは入社後、その件に関して、
「俺ら人事から金を渡されたんで、なにもできないんですよ。」
なんてことを言われたこともあった。
大学では希望の研究室の配属も叶わず、
第一志望の超一流企業を落とされたこともあって、
この男が俺に敵意や反感を持っていた可能性は十分に高く、
この男は、俺が人事や同期、研修会社の講師から
陰湿にいじめられているのをみて、
ざまあみろとでも思っていたのかもしれないなとも思う。
俺のことをことあるごとに、
「自分探しをしているんだろう」と馬鹿にしてきた
北大出身の同期もいた。
研修では終始一貫して、
だらしのない、頭の悪いしゃべり方をし続けていた。
どうやら俺に目を付けてきたようで、
研修の一環として本社で研修が行われた際には、
各グループに新入社員が分かれて、
全員を前にグループごとにプレゼンテーションをしたのだが、その際、
発表の準備をする俺のイスを何度も足で蹴ってきた
筋金入りのクズだった。
こいつはFacebookで自分の学歴を公表しており、
それによると、出身高校の学歴も高く、
その偏差値は調査当時70もあった。
それで北大を出たのに、
超一流企業に就職できなかった奴なのだから、
そりゃあ性格もひん曲がってひねくれているだろうし、
この会社での未来を、そして自分の人生を前向きに考えていた俺が
とにかく癪に触ってしかたがなかったんだろうなと思う。
同期の間でのいじめは人事も黙認で、放置放任だったし、
そういうわけでこの男はやりたい放題できて
最高の気分だっただろうなと思う。
それでも北大出身者の高学歴だから、
この会社ではお客様扱いされて、重宝されているのだろう。
世の中なんてそんなものだからな、本当に。
北大を出ていても会社で陰湿ないじめを公然としてくるような
馬鹿もいるんだなぁと思った。
それだけ新入社員の質が低かったということでもあったのだろうと
俺は理解している。
入社当初は、おとなしめの、
穏やかな印象を持っていた同期が、
その後、俺をいじめていた同期の中心グループに接近するにしたがい、
その中心グループの力を借りて、
研修中盤くらいから公然と俺を中傷してくるようにもなった。
こいつは、能力のある俺はずるくて、
どうせブッサイクで馬鹿な自分は何の役にも立たない人間だ、
と公然と開き直った発言をし、
それを俺の目の前で直接浴びせ、
言ってやったぞといわんばかりにいい気になっていた。
こんな感じで、この男は、
俺に対する嫉妬、反感をむき出しにした中傷を繰り返してきた。
本当に気持ちの悪い男だった。
俺なんかよりもはるかに苦労のない人生を歩んできたくせに、
大学で自分の能力を磨くこともせず、
その鬱憤や不満を俺を中傷することで発散させてくるこの男は
本当に気持ちが悪かった。
この程度の人間だから、
志望していた第一志望の超一流企業を
落とされたんだろうなと思った。
終始一貫して、俺を馬鹿だと決めつけ、
馬鹿にし、見下した態度を隠そうともしなかった
中国人の同期もいた。
この同期は、学部は亜細亜大学のくせに、
俺の前ではやたらめったらと
横浜国立大出身とほざき、
俺のことを馬鹿にし、下に見てきた。
他にもこいつは、俺の目の前で、
経営監査室かなんだかに内示をもらったとか
ほざいていたこともあった。
研修中は、こいつの尊大な態度、
態度からしてこちらを見下しているのが
ありありとわかるその様子に
激しい怒りを覚えていた。
なに周りと合わせて
いじめなんかやっているのだろうか、
この糞馬鹿は。
このボンボンの苦労知らずは
このように偉そうに勘違いしていて
本当に頭にくる奴だった。
周囲の同期と一緒になって、
俺を見下し、馬鹿にし、
同期どものいじめに同調して、
その同期の度の超えた卑劣ないじめには
知らんぷりを決め込んでいたこの馬鹿は、
良心の咎めを感じることもなく、
図々しくのうのうとこの会社に居座り、
働き続けている。
後に実家が地元で結構な規模の中小企業を経営している
お金持ちであることが判明した、
二流私大出身のある同期は、
数人の同期が集まっての寮への帰宅中の電車内で、
俺に対して、同期同士の飲み会をすること、
それに参加しないかとの発言をしてきた。
その後に、近くの中国人の同期
(彼は男性で、いじめとは明確に距離を置いていた。
寮でも何度か出会う度に
俺に気さくに感じよく話しかけてくれた。)の方を向いて、
俺に対する侮蔑的な発言をした。
この発言で胸糞が悪くなったことと、
所詮誘ったのも、
自分たちは俺を仲間外れにしていないとの
口実が欲しかっただけで、
こいつらは俺を拒絶しているんだな、
悪意、敵意、反感を持っているんだなと感じたことから、
寮の最寄りの駅で降りた際に、
この同期に、気が乗らないから俺は参加を見合わせてもらうと
断らせてもらった。
彼は、表面的な礼儀正しさで、
先ほど車内で同期に対して発していた
俺に対する侮蔑的な発言は
まるで俺が気づいてもいなかったとでも
思っているかのような素振りで、
また次回機会があれば一緒に飲み会をしようね、と、
上っ面だけの見え透いた社交辞令を述べてきた。
慶應出身で、空手家のある同期とは、
とある研修からの寮への帰宅中に、
帰宅経路が一緒だったことから、
同期とのコミュニケーションも
取っていた方が良いだろうなとの俺の算段もあって、
俺の方から彼に話しかけ、帰宅途中の電車内で会話をした。
彼は常に、俺と一定の距離を取ろうとしており、
俺との会話そのものも拒絶しているような態度を取ってきた。
その彼が、その会話の最中、
俺に対する侮蔑的な言葉を発してきた。
この頃にはすでに、
同期どものいじめに対する耐性もある程度できていたので、
こいつも所詮は周囲と一緒になって
いじめに参加するようなクズなんだなと
見切りをつけただけで、
取りあえず形の上だけでも
同期とのコミュニケーションを図ろうとしていることを
事実として残しておく必要を感じていたことから、
俺はこのことは聞き流し、一向に気にしていない振りをして
彼との会話を続けた。
まあ、会話といっても、
俺との会話そのものを拒絶してくる態度を示す彼に対し、
俺が親しみを込めて言葉を投げかけていただけなのだが。
彼は、電車の乗り換えの度に、
俺とは進行方向や乗り継ぎが違うと主張しては、
素早く俺と距離を置こうとしてきた。
俺と距離を置こうとしている意図、
俺と関わるまいとしているその素振りは
容易に感じ取れるものであった。
とある同期には、
新入社員研修も後半に差し掛かった頃、
「喧嘩したことある?」だとか、
「殴られたことある?」だなんて質問されたことがあった。
今振り返ってみれば、これは、
”会社に対して勝てる見込みのない「喧嘩」なんてしてんじゃねえよ”
という、会社寄り、人事寄りの発言だったのかなぁ、
という感じがするし、
そもそも彼はそんな発言を俺に対してしてくるようなタイプにもみえなかったので、
それが妙に引っかかっている。
また研修終盤頃になると、
彼は俺に面と向かって
「偽善者だ」と非難してきたこともあった。
こいつは何を言っているのだろうか?
こんな中学生みたいな馬鹿みたいなくだらないことを言い出して
俺のことを非難してきたことに呆れを感じた。
彼は俺に対する同期共の集団での無視や仲間外れ、
俺が同期に話しかけてもひどい態度で応じられるといった
陰湿ないじめを目の当たりにし、
また人事がそれを黙認、助長していた事実も
研修現場で直視していたのだから、
本当に何を言っているのだろうかと思った。
周囲にすぐに影響されない、感化されない、
常に自分を客観視し、自他の視点を検証する視点を持つことは
そうそうできることではないので、
彼は、俺を集団で陰湿にいじめていた同期共の空気、
またその同期共が話していたであろう、
俺をあげつらい非難し侮辱し馬鹿にする
その発言内容にでも影響されたのだろうか?
今では彼は、
後述するが研修中公然と酷い言動で俺を威圧、恫喝してきた
海外営業の男と仲良くやっているみたいだし、
社内ではエリートコースを歩んでいるみたいである。
だからなお一層のこと、
彼が会社寄り、人事寄りのスタンスを
取っていたのではないか、
俺を集団で無視し陰湿にいじめていた
同期の空気に同調していたのではないか
という疑念が深まるわけである。
まあ、真意など、本人に聞いてみないとわかりはしないが。
態度で露骨に表してくることはなかったが、
同期の集団による無視、いじめに協力していたように思える
同期もいた。
テニスで同期同士の親睦を図るという研修を受けた際には、
彼から自分の携帯を俺と一緒のロッカーに入れてくれと頼まれ、
その後自分だけ先に取り出したいからと
ロッカーの鍵を要求されたと思うのだが、
一連の顛末の後で、俺の携帯を見ると、
メモ帳だったかと思うが、
画面が表示されており、
そこには露骨に”キモッ”と書かれていたからな。
彼が関与していなければ、
こんなことはできないと思うのだが。
彼は今や会社の立派なエリートさんとして大活躍しているようである。
会社に大切に育てられ、キャリアを積み重ねているからこそ、
こうして活躍できているわけだろう。
場の空気を読み、強者にすり寄り、
勝機を掴むのが上手な人間だったのだろうか?
後に記すが、先輩社員との座談会の場で、
俺を目の前にして公然と酷い態度で威圧、罵倒してきた
海外営業の人間とも、
彼は仲良くやっているみたいである。
まあもっとも、この携帯(スマホ)の件に関して言えば、
この携帯は動作速度、処理速度の遅いことでつとに有名な機種であり、
この時俺はテニス研修終了後の待合室でぼんやりと、
周囲の空気を感じながら、
そろそろ高専時代と同様に、
“見た目や服装などをあげつらって、
「キモイ」などと言ってくる中傷が始まるのでは”と思い、
集団の中で自分の身を守るために、
その危機感を忘れないよう、
ちゃんとメモに残しておこうと考えていたことは
何となく覚えているので、
確か携帯を確認したのは、
採用試験で一緒だったある同期に話しかけられ、
一緒に同期が集合していた待合室を出て
自販機にジュースを買いに行った後で、
その部屋に戻った時のことだったと思うので、
もしかしたら、彼とジュースを買いに行く前に、
自分の感じた直感をメモに記しておこうと思い、
携帯のメモ帳を開き、記入を始めていた段階で彼に話しかけられ、
それで急いで携帯をしまい、
その後確認したときにこのような画面が出てきただけということも考えられる。
動作速度、処理速度の遅い機種なので、
文字入力がすぐに画面に表示されないこともしばしばで、
以前の画面では十分に表示されなかった画面が後に表示されたり、
操作がすぐに実行されずに
そのまま残っていたりすることも良くあることだったので、
そういうことだったのかもしれない。
俺自身が自分の直感をメモ帳に記しておこうと思い、
記入を始めた段階で同期に話しかけられ、
急いでメモ帳を閉じ、データを消したはずが、
その処理が実行されずに残っており、
後に携帯を確認した際に、
すでに消したものと思っていたデータが残っていたことから、
俺自身が驚きを感じた、ということなのかもしれない。
その可能性は、この携帯の機種の場合、否定できない。
この頃には、俺は同期からのいじめの空気をはっきりと感じ取っていて、
またその事態を現場の人事が放置放任、黙認していることも
よく理解していたので、
極度の緊張状態に置かれており、
リラックスして気持ちをおおらかに持っていられる状態でもなかったので、
真相はこういうことだったのではないかとも考えられる。
まあ、この待合室で最後に
テニス研修の終了を告げる人事の挨拶があり、
その際に紙が配られ、
この後の工場実習では、
実習チームのリーダーに俺が指名されてしまったことが明らかとなったのだが、
それに目を付けてきた、同期の女子一人に、
“頑張ってね、リーダー”といったような、
皮肉のたっぷりこもった声音で厭味ったらしく言われたし、
また、その人事のテニス研修終了の挨拶を行ったのが、
研修現場での研修会社講師の俺に対する暴挙、
同期たちの俺に対するいじめを黙認、放置放任していた、
人材育成グループの女、Nであって、
そのNがこの時、非常に感じの悪い、
横柄で攻撃的な口調で挨拶を述べてきたし、
こういう応対をこの場でも周囲から取られていたことからもわかるように、
当時の俺は、同期からの無視や人事のふざけた応対によって
非常に追い詰められた状態にあり、
とてもリラックスしてどっしりとしていられるような状態ではなかったのだ。
このような状態では極度のストレスから、
自分の感情や心情に重点が置かれ、
それに捉われて、その他のことが目につかなくなるのも
当然のことであろう。
この携帯の一件がこのように、俺の見落としによる誤解なのか、
はたまた実際に起きたことなのかはわからないが。
先ほども記したように、
ある同期に誘われ、待合室からジュースを買いに行った際に、
荷物をその場においてその場を立ち去ったのかどうかも覚えておらず、
また、もし荷物をその場に置いていったのだとしたら、
もしかしたらこの時携帯も
その場においてこの場を去っていたのかもしれないのである。
俺はとにかくこの場の、
同期が集団で俺を無視しているという強烈な空気を直に感じ取っていて、
ものすごいストレスと緊張に晒されていたので、
自分に起きたことの印象だけが強烈に残っており、
また、こういう状況下であったので、
他人に揚げ足を取られたりすることのないよう、
自分の言動、振る舞いに細心の注意を払うことに
意識が集中してもいて、
安易にそれを引き合いに出されて攻撃されることのないよう、
同期との会話、同期に対する振る舞い、態度に意識を集中させてもいたので、
この頃には、その前後の流れまでは事細かにはっきりと
覚えていられるような状態ではなかったのである。
ちなみに研修終盤頃の工場実習の際には、
社員食堂で食事を摂っていた俺の前に、
同期を仕切っていた、ガラの悪い慶應出身の同期が、
連れの同期と共にわざわざ座ってきた。
二人とも俺にやたらと不快な感じで絡んできたのだが、
そのうち同期を仕切っていた一人の方は、
ラーメンをすすりながら、
やたらと感じ悪く、
こちらに対する敵意や反感を隠そうともせずに俺に絡んできた。
その後そいつはラーメンの残り汁に自前のおにぎりを入れ、
“お前みたいなお育ちのいい坊ちゃんには
俺たち庶民と同じような飯は食えねえよなぁ”などとほざいてきた。
本当に性格の腐った人間だ。人のいじめかたを実によく心得ている。
しかも人事が同期同士のいじめは放置放任で、
介入してくることはないと、
わざわざ確証を得てからのこの行動なのだ。
その腕前は、なかなか年季の入ったものである。
しかし、残念ながらお育ちのいいボンボンは俺ではなく、
こいつの方なのだ。
こいつは私立の中高一貫校から慶應に進学したそうで、
わざわざその経歴をFacebookで公開している。
こいつは話していても
頭の中があまり整理されていないことはすぐに把握できたし、
研修中に様子をみていても、
秩序立てて長い話をするのは苦手のようで、
特に自分の頭で考える、
言語を駆使して論理を組み立てるというのがどうも苦手らしかった。
こういう奴なのだから、
そもそも実家に資産がなければ、
どう考えてもこのような経歴は積めないだろう。
そしてこいつの父親自身が、
今やベンチャー企業の社長をやっているらしいのだ。
そのことも、わざわざFacebookで公開している。
どうみてもこいつは苦労知らずのボンボンだろう。
甘やかされて、好き放題にわがままに育てられたのだろう。
また、研修の途中から、
前年度10月(11月?)に入社したばかりの新人社内弁護士と
一部の研修を共にすることになった。
2人いたが、そのうち一人は女性であった。
その女性は美人で活発な感じで、何となく派手な雰囲気があり、
本人にその気がなくても周囲の注目を浴びるような女性であった。
その女性が、俺に一定の関心を持っているような発言をしていた。
その言動は人目を惹いていた。
俺の前では特に目立ったことはしていなかったが、
俺のいないところで、同期の前で
俺を褒め、その能力や学力をほめたたえるような言動をしていたことを、
同期のしている会話から把握することが多かった。
その割には、
とある研修でのグループワーク終了後の発表の際に、
俺を冷徹な目で見つめていたこともあった。
一緒に研修を受け始めて間もないころは、
同期の前で、
「(俺に)六法全書を読ませたい」、
などという発言を周囲に繰り返ししていたようだ。
こういう美人で、それでいて派手で、
司法試験に受かるくらいなのだから、
おそらくは高学歴で、実家も資産があり、
社会的な階層の高い家庭で育ったであろうと推定される人間から
関心の持たれる人間だとは思えないので、
どうも、会社や、あるいは人材開発グループの意向を汲んで、
俺の同期との人間関係を、
女という武器を使って破壊しているようにしか俺には思えなかった。
相手が社内弁護士ということもあり、
発言がどうであれ、腹の中でどう思っているのかわかったものではなかったし、
入社する以前からこの会社の人事、同期の
俺に対する冷たい態度、
俺をまともに相手にせず、
無視し、仲間はずれにしているような空気を感じていたこと、
入社してからは、
社員の冷たい応対にも晒されていたこともあり、
この女性に対する不信感も根強く、
安易に信用するととんでもない目に遭うのではないかと警戒していた。
また、このような派手で美人な人目を惹く女性と関われば、
当然周囲の嫉妬や反感を買って、
影で陰湿にいじめられることなど目に見えているので、
俺は極力、自分がこの女性のことを相手にしていないようにしていることが
周囲にわかるように、
関心のない態度を取っていたし、
距離も置き、関わらないようにしていた。
この女性の真意などわかりはしないが、
結果としてこの女性の言動は、
同期や現場の人事が
俺に対する反感を募らせる効果しかもたらしていなかった。
この弁護士が、どういう真意を持っていたのかは知らないが、
「会社でこんなことやってただですむわけがないじゃんか」
と発言したことがあった。
また、この弁護士は、研修中、
研修現場によく顔を出していた男性人事に、
「訴えられるか?(それが俺に可能か?との意味だったと思う)」
とも話しかけられていたこともあった。
この男性人事の発言は、
おそらくは、内々定者懇親会での人事の発言、
「会社対個人で勝てると思っているのか」
というその内容を反映したものだと思われる。
この弁護士は、俺の様子をみて、
「いじめられすぎ」とも発言していた。
後述するが、
俺が英語研修半ばにして人事の指示の元、
実家に帰った数日後に、
新入社員研修最後と宣言されていた英語研修が終わった。
そして、職場配属となるはずだった新入社員の同期たちに、
急きょ、社長から研修の延長が告げられ、
全国各地に存在する営業所に全員バラバラで、
一カ月近くの間、営業研修のために配置されることが
決定したそうだ。
営業研修の配属先は選べない、とも宣告されたそうだ。
営業研修のために新入社員を全国各地に配置する前に、
英語研修を終えた同期たちを、
会社の所有する懇親会館で
人事主催の元、懇親会を開いてもてなしたそうで、
同期たちはその時随分と楽しい思いをしたそうである。
起きたことすべてを隠蔽することはたやすかっただろうなあと思う。
俺を会社から追い出した後の夏には、
有名な保養地で人事主催の有給合宿をやったそうで、
人事の後押しの元、新入社員同士の親睦が深まったようである。
また、その年末には、
人事主催の忘年会を開いたようで、
新入社員と人事との親睦も深まったようである。
【研修中の電車移動でのこと】
研修は本社や会社の所有する建物ではなく、
各地に点在する一般ビルの部屋で行われていた。
そのため、研修の内容が変わるごとに、
研修場所も変わり、
その都度電車で当該目的地へと移動していた。
俺が入寮していた寮の雰囲気は悪く、
同期からの反応も冷たいもので、
とてもこんな状況でリラックスして
朝食など摂れるような感じではなかったので、
俺は早起きをして、寮の朝食は摂らずに、
早朝の電車で研修場所へと移動していた。
それは、最初のマナー研修の座学を受けている時のことだった。
いつものように早起きして、
確か早朝6:30ホーム発の電車だったかと思うが、
その電車に乗ると、
その後で物凄い美人なモデルみたいな女性が乗ってきた。
その女性はお上品な路線の電車に乗ってきたわけでもないのに、
朝っぱらからホットパンツを履いていて、
その場違い感に少しあっけにとられたことを覚えている。
しかしとても美しい女性だったので、
もう一度そのお姿を拝ませてもらうか、と、
もう一度女性に目を向けたときに、
その女性が痴漢されている現場を目撃した。
その時、女性のお尻を触っている手をはっきりと目撃した。
俺は最初、起きていることが事実かどうかわからず、
非常に混乱した。
そして、この女性を助けようと思い、
今のことが痴漢なら俺と目を合わせてくれ、
そうしたら俺が助けるからと、
女性にアイコンタクトを送った。
その後も、女性のお尻に手が伸びて、
それを触っている現場を何度も目撃した。
俺も非常手段を講じなければならないかと思っていたその時に、
痴漢冤罪、例えば会社側が
会社にとって都合の悪い人間を
退職に追いやり、社会的にも抹殺するために、
電車での痴漢行為をでっち上げて、
その人間を解雇し、社会的にも立ち行かなくさせる
行為も行われていることを思い出し、この時、
所属している会社の人事にこれまで酷いことをされてきたこと、
またその後も非常に冷たい応対をされてきたことを思い出し、
これは人事側、あるいは会社側が仕掛けた
罠である可能性も排除できないと思い、
女性側に被害を受けているのかの
アイコンタクトを送り続けることにした。
俺と目を合わせてくれれば、
俺はあんたを助ける、と、
俺は再三に渡って女性にアイコンタクトを送った。
その後電車が駅に着くと、加害者と思わしき男性が、
”待て、こら!”というような鉄道警察官のような声がしたかと思うと、
どうやら取り押さえられたようだった。
そして駅のホームの乗客が、
”何?””痴漢?”と騒いでいた。
俺が女性に送っていたアイコンタクトに気付いていたのか、
その後、女性が電車内のある男性
(私服の鉄道警察員であった可能性がある)と話を始めた。
女性側は、”彼(つまり俺のこと)は助けようとしていた”
といった感じのことを発言していた。
俺自身に、変な正義感を持ってトラブルに巻き込まれないように、
との配慮からか、
その男性と女性が親密な関係を装い始め、
その印象は俺にカップルか恋人同士のような印象を与えた。
俺自身も何が起きているのかもよくわからず、
正義感を燃え上らせて女性を助けようとした俺に対し、
私服の鉄道警察官と女性が機転を利かせて、
そんなことはしなくていいんだよ、
との理解を与えようと、
俺の前で一芝居打ったのかなあという感じがしていた。
人によっては俺にやわらかな優しさを感じる人もいるみたいなので、
そういう、言い方によっては幼い印象を与える、
そして実年齢よりも下と判断されることの多い俺に、
この男性と女性が配慮をしてくれたのかもしれないなと思った。
また、痴漢を捕まえられなかった俺が
自分を責めることのないように打った一芝居なのかもしれないとも思った。
そういうことがあった。
【研修会社担当の研修】
この会社が研修を委託している会社の
ビジネスシミュレーション研修を受けた時のこと。
営業先のお客さん役をやった講師は、
俺を憎しみのこもった目で見てきて、
物凄い形相で、
何から何まで理不尽なクレームを付けてきた。
挨拶の際には、
名刺を相手より先に出したら、
”それは失礼じゃないですか”と、
激しい憎しみのこもった鬼の形相で高圧的に怒鳴りつけてきて、
ではそれならと、次の機会では相手より後に出そうと、
相手が先に名刺を出すタイミングを伺っていたら、
”役職が上の自分よりも名刺を後にだすつもりなのか。失礼だ。”
と、もはや言いがかりとしかいいようのないいちゃもんをつけてきた。
それも、以前は、こちらのミス、マナー違反だと相手が指摘してきたから、
その次の機会でその通りにやり直しただけなのに、
それをまた激しい憎しみのこもった高圧的な態度で罵倒してきたのだ。
新入社員だから何も知らないので、
礼を失することがないよう気をつけてはいたが、
資料を鞄から出すためにと、
一度は挨拶のために床に置いた鞄を机に置いたぐらいで、
先ほど記したのと同様の酷い態度で、
顔の表情のよくわかる近距離で、高圧的に、
”そのような床に置いた鞄を机に置くんですか”と言ってくるとは思わなかった。
とにかく相手は、何でもかんでもクレームをつけてきては、
こちらに謝罪することを要求してきた。
完全に、自身の役職や、マナー研修という機会を利用して、
いちゃもんをつけることで新入社員を虐め、
ストレス発散をしているようにしかみえなかった。
最終的には、散々、非常に高圧的な態度で人に接してきた挙句に、
「~さん(俺の名)の言葉には心がこもっていない。
言葉だけのように聞こえる。
誠意が伝わってこない。」
と発言してきて、
暗に人に土下座を強要してきた。
俺は、入社した会社の人事には嫌われているのだなと感じていたし、
たかが研修でこのような酷い目に遭う道理もないわけで、
したがって土下座などする必要はないと判断し、
自分の判断で土下座は一切せずに
研修を乗り切った。
この凄惨な研修では、
俺の隣のテーブルでチームを組み、
研修に取り組んでいたある同期がいたのだが、
彼は俺らのチームの出した案を横で聞いていたのだろう、
その案をそのまま横取りして
平然と発表したこともある糞野郎だった。
そのことからも、彼は、
俺が研修で痛めつけられ、
疲弊しているその様子を
横でしっかりと確認し、
そのことを感じ取っていたことは間違いないだろう。
そして恐らくはそれを平然と眺めていたのだろう。
こっちのことを意識していたのか、
入社直後に行われた研修で、
同じチームで研修に当たった時には、
いちいち俺に突っかかってきた。
俺に面と向かって公然と、
「自分の殻に閉じこもっている人間」
という評価を口にしてきたこともあり、
不躾で失礼な言動だと思ったし、
喧嘩を売っているのかこちらを挑発しているのか、
あるいは自分の感情をコントロールすることもできず、
それを口にし、相手に浴びせないと
気が済まない人間なのかとその時は思った。
凄惨なビジネスシミュレーション研修では、
彼は俺と同じ、ストレスの強い研修を受けていたはずなのだが、
その割には平静な感じで、
わりかし普通な感じで研修をこなしていた。
彼のストレス耐性が強く、
このような場面にもある程度は慣れていたのか、
あるいはそういうことではなかったのかは知らないが。
彼はわりかしわかりやすい感じのおべっかを使ってくることもあり、
それが研修現場のとある男性人事、
この男性人事は会社の福利厚生施設の運用や、
研修運用などを担当する子会社の管理職社員だったが、
この人物には好評だったようで、
わりかし好意的な評価を得ていたようだった。
この研修の前に行われた、
入社早々のビジネスマナー研修では、
この男性人事は俺に対して高圧的で侮蔑的な、
いかにも相手の存在を不快に思っていることが容易に感じ取れる態度で、
俺に対して何の根拠もない
偏狭な人物評価を抱いていることを隠そうともしない
粗野な言葉を浴びせては、俺を非難してきたことがある。
話を戻すが、彼はその後、
会社の納涼祭で司会を務めていることなどを
自身のFacebookで公表している。
彼は、俺を公然と無視したり、
話しかけてもひどい態度を取っていたり、
攻撃的で不躾な、典型的ないじめ口調の言葉を浴びせていた
同期とはうまくやれていたみたいで、
まだ俺が会社で研修を受けていた頃には、
その同期と六本木に飲みに繰り出したりもしていたようで、
その時の同期との写真をFacebookに掲載してもいる。
俺が会社から追い出された後も、
同期とプライベートで外食したこともあったようだ。
そのことは別の同期がFacebookで写真付きで掲載している。
後から振り返れば、
研修での、同期や研修会社、現場の人事などの、
俺に対する一貫した侮蔑的で酷い態度、言動の背景には、
この前述の男性人事の俺に対する偏狭な見解、
あるいはこの男性人事の感情的反発からくる俺への低評価、
あるいは排除の意向、
そういったものがあったのかもしれないなとも思う。
この男性人事は、前述の、
会社の福利厚生施設や研修運用を担当する子会社の、
ある程度の管理役職者であったからだ。
そういうことであれば、この男性人事の部下であった、
研修現場監督の役を務めていた
人事室人材育成グループ所属の一般職女性社員Nの、
俺に対する一貫した侮蔑的、攻撃的応対にも
一応の合理的説明も付く。
まあどちらかといえば、
研修現場監督を任されていた一般職女性社員Nは、
入社前の内々定者懇親会の時から
俺に対する敵意や悪意、反感を隠そうともしていなかったので、
この女性社員Nが職場の上司であるこの男性社員や、
同じ職務の遂行の任を任せられた現場の同僚、
研修現場の講師、一緒に研修を受けている同期などに、
俺を陥れ、痛めつけることを目的とした
悪意ある噂や中傷などを流し、
吹き込んでいた可能性の方が高いと思うし、
そういうわけで研修では終始徹底して、
研修会社講師や同期から酷い応対をされ、
ないがしろにされ、いわれのない非難や反感を買い、
そしてその事態が
放置放任されていたわけなのではないかと感じている。
また、この一般職女性社員Nが研修現場監督役であったことから、
こいつが研修実施状況に関する
会社への報告役を担っていたであろうことはほぼ間違いないであろうし、
そういうわけで、俺が研修に真面目に取り組もうが、
その中で能力や成果を発揮しようが、
その実際の内容とは異なる、
研修での俺の態度を非難し、攻撃し、
俺の能力を否定する論調の研修報告が
本社の人事に挙がっていたのではないだろうか。
だから研修現場での実態、
俺に対する講師や同期のひどい仕打ち、
そしてそのような中でも俺が研修に真面目に取り組み、
一定の能力や協調性を示していたことが、
本社の人事には一切伝わっていなかったのではないだろうか。
あるいは最初から、この会社自体が
俺に対してきちんとした研修を受講させたり、
あるいは俺を評価する気がそもそもなく、
俺を徹底的に冷遇して
体よく追い出そうとしていたのかもしれない。
どちらかといえばこちらの線の方が強いような気がする。
研修でのこのような仕打ちの背景には、
会社か、あるいは人事の総体としての
意向があったのではないだろうか。
研修現場の監督役を任されていた人事が
個人的な動機で俺を痛めつけていた可能性をここでは挙げてみたが、
以上述べたことはあくまでも推測に過ぎないことも
また事実であり、その点についてもここでは指摘しておこう。
一方で、そのような立ち振る舞いのできる狡猾さを備えていたり、
表面的な上辺だけの取り繕いのできる人間など
大人にはゴロゴロいることも現実である。
結局のところ、相手のある一場面における態度や発言、
その際の会話での様子などから
相手の人格や人柄を正確に掴むことは非常に難しいのだ。
ここで述べたことはあくまでも俺の推測に過ぎないことは、
きちんと断りを入れておくが、
そういう邪推をもしてしまうくらいの
恐ろしく酷く、そして残忍で、
一定の敬意も支払われず、
凄惨に痛めつけられる経験をしたのだ。
その背景に何があったのか、
俺の立場からの推測を述べ、
ありとあらゆる可能性を列挙し、
それを記録しておくことは
非常に重要なことであろう。
この研修では、研修会社講師から凄惨な仕打ちを受け、
凄まじいストレスを感じていたが、
そんな中でもなんとか研修をこなそうと頑張っていた。
その様子を見て、同期の女性がポロッと、
「研究室でもこんな感じの指導をやっていたんだろうな」
と口をこぼした。
発言の真意は不明であるが、
同期たちは、会社の人事から何か吹き込まれていたのかもしれないな、
と今になって振り返ってみて思う。
この研修の講師を務めた、
研修会社創業者であり、当時その会長を務めていた男は、
相手の学歴で露骨に態度を使い分ける男だった。
俺やその他子会社の人間と、
親会社の帝大卒とでは、
研修中の質疑応答の際にも
明確に態度を使い分けていた。
この男は人材育成について、
最前線に立って色々語っているようだが、
この男の考えている人材育成とは、
偏差値教育を勝ち抜いた、
出身校の偏差値の高いエリートを対象にしたものなのだろう。
そして、田舎の公立校などでは分別なくいじめが行われており、
良好な学習環境すら与えられていないという現実を
完全に無視しているんだよな。
こいつからすれば、
まずは偏差値エリートであるという前提条件を
クリアしておく必要があるわけなのだろう。
こいつだけでなく、エリートってこんな感じなんだろうな。
本当にこの男はゴミカス野郎だった。
こんな感じでエリートどもは、
偏差値でグループを作り、
自分達だけの理想郷を作りたがるのだろう。
考えているのは自分達、偏差値エリートのことだけ。
こいつをみていて、それを肌身で感じた。
確かに、人生で成功を修め、
のし上がっていくのはこういうエゴイストなのだろうなとは思う。
ただ俺は、ああなってまでのし上がろうとは思わない。
のし上がりたい気持ちの強いエゴイストが
のし上がればそれで良いのではないだろうか?
俺はあのように自分の人間性を捨ててまで社会的成功を修めたり、
人生の勝者になりたいとは思わない。
ああいうエゴの固まりのような人間になりたいとは思わない。
なりたくもない。
どういう自分でいたいのか、
どういう自分でありたいのか、
それを決めるのは俺だろう。
そんなことまで、他人にとって都合の良い
身勝手な理想像を押し付けられなければならないのだろうか。
それは他人が踏み込んでいい領域ではないと思う。
この研修が終わり、
その部屋で解散が告げられた後、
俺が退出する際に、
同期のある一人が
その場にいた男性人事に何か話しかけたようで、
(この男性人事は前述の、
社員の研修や福利厚生施設の運営を手掛ける
子会社所属の管理職社員だった)、
その際にその男性人事が、
”心配しなくていいから。
あの男は社内では問題社員として有名だから。”
といった発言をしたのを耳にした。
会話の内容を把握していないので、
その人事のいう問題社員とは
誰のことだったのかはわからない。
【先輩社員との座談会でのこと】
俺の目の前に座った
海外営業のF.Kという男が
俺を恫喝してきた。
非常に高圧的な態度で、
「営業はしんどい、設計は楽でいいよな」、
と発言し、
自分の持っている空のペットボトルを机に何度も叩きつけ、
威圧してきた。
この男は、人事室人材開発グループ長と仲が良いみたいで、
Facebookでは友達となっているみたいである。
これは人材開発グループ長の依頼を受けてのことなのだろうか?
またこの男には粗野な口調で
「働かなくても生きていけるくせに」とも言われた。
この海外営業の男の一連の発言・態度に対し、
近くのグループ席で新入社員向けに対談をしていた
同じ海外営業の女性社員
(おそらくは職場の後輩・部下なのだろう)が、
”いいぞ、もっと言ってやれ”という、
この男の言動への支持を表明する発言をし、
俺に対する敵意と反感をむき出しに表現してきた。
この男は身にまとっている雰囲気も人柄も
典型的ないじめっ子のそれであったし、
この手の奴は周りの空気を読むカンが鋭いので、
周りの同期たちの空気を敏感に察知し、
俺をいじめることで、
俺を気にくわなく思い、いじめていた屑同期どもの
ポイント稼ぎをしたということなのかな、
という感じもしている。
俺に対して公然とこのような酷い態度を取っておきながら、
この男は社内の有望な若手とは
Facebookでしっかりとコネクションを作っていて、
俺をいじめていたクズ同期共の一部とは、
のちにFacebookで友達になっているのだ。
こいつのクズさ加減には本当に反吐が出る。
ただの暴力的なクズのくせに
周囲の同僚からは男気キャラとして認知されているようだった。
馬鹿馬鹿しくてほとほと呆れた。
まあこの男は、社内外に公表されるような社員なのだから、
仕事の実績はあるのだろうが、
それもただ単に、俺にそうしてきたように、
高圧的な態度、脅し、威圧、つまりパワハラを駆使して、
周りの社員や派遣、パートを自分に従わせて
積み上げているだけだろう。
いかにもそういう感じの仕事をしそうな男じゃないか、こいつは。
平気で相手に攻撃的な態度を取ってくるんだし、
喧嘩まで吹っかけてくるんだから、
よっぽど腕っぷしに自信のあるやつでなければ、
こいつに従うしかないだろう。
そして社内で平気で人のことをいじめてくるのだから、
こいつに目をつけられないように周りも気も使うようになるだろうし、
結果としてこいつにとって心地の良い労働環境が
周りから提供されることになるだろう。
こういうのがこの会社で求められる
リーダーシップ(笑)やコミュニケーション能力(笑)なのだろうか?
またこの男は、俺を威圧、恫喝してきた際に、
俺の二つ隣に座っていた
新人の社内女弁護士の方に顔を向けると、
だらしなく頬を緩めた。
どういうことなのかは知らない。
ちなみにこいつは、
この、社員との座談会の前に、
新入社員を対象として行われた
社内事業紹介のプレゼンを行ったのだが、
その際か、
その後のこの座談会のことだったか、
やたらと同期との喧嘩を推奨していた。
何を言っているのだろうか?この男は。
社内で喧嘩なんかするような馬鹿は、
普通の会社なら外に放り出されるだろうがというのに。
大方のところ、同期共の俺に対するいじめを煽っていたか、
あるいは俺をその気にさせ、はめるつもりだったのだろう。
そして、この一連の出来事の直後、ある同期と俺が、
研修中の公共交通機関利用料請求書にある不備について、
ある人事の一般職に呼び出され、
その際に、その女性社員は俺に、
「辞めたくなったらいつでも辞めていいですよ」
と言ってきたのだ。
俺はそれに対し、
「ああ、心配しなくていいですよ。辞めたくなったら自分から辞めますんで。」
と、皮肉で返しておいた。
【俺の歓迎会】
大学で所属していた研究室の教授が
この会社と繋がりがあり、
またこの会社が事業として展開している製品の
コア技術の研究を大学で行っていたこともあり、
大学時代からこの会社の研究者と接点はあった。
俺は研究を頑張り、
研究室最終年度で恥ずかしくなく発表できるだけの
研究成果を出したこともあってか、
この会社の研究開発部門のトップの方には、
入社直前頃の半年の間、
国際学会や、大学での会社説明会、
年度末の学会の全国大会なんかで、
なにかと声を掛けていただいたり、
優しくしてもらえていた。
この方が、俺を含め、
大学の研究室出身のこの会社への入社組を集め、
俺の歓迎会をしたいとのことで、
入社直後くらいにメールで連絡を取らせていただき、
その歓迎会が4月15~20日頃に行われることになった。
研修会社講師の恫喝、罵倒が行われた
凄惨なリンチの後のことである。
丁度その日が同期同士の飲み会とブッキングしてしまったので、
俺は前から予定のあったこちらの飲み会を優先し、
本社8Fの会場へと向かった。
本社に着いた後に連絡を入れてくれと、
俺より1年前に入社した、研究室の本来の同期から
言われていたこともあり、
電話を掛けたが応答がなかった。
そのまま8Fの会場までエレベーターで向かったのだが、
かなりの人数が飲み会をやっているみたいで、
場所もわからず、エレベーター付近のフロアで
折り返しの連絡を待っていた。
その時、近くを通った社員が、
“かわいそうに”
”(あいつは)人事にいじめられている”
といった感じの発言をしてきた。
結局、今回の一連の歓迎会というものも、
体よくからかわれただけなのかなぁと思い、
俺は本社を一旦出た。
そこで改めて電話で連絡を入れると、応答があり、
フロアから降りてきた例の彼と会場に向かった。
その時彼に、「何か言われた?」
と話しかけられたので、
先ほど連絡を入れても何も応答がなかったので
一人で8Fのフロアまで上がったこと、
そこで社員に前述のような酷い発言をされたことを話した。
彼は、「やっぱり」と返してきた。
俺の歓迎会ということだったが、
研究室時代から続く極度のストレスと、
とりわけ研修会社講師に酷い態度を取られ、
みっちりと凄惨に虐められた後であったこと、
また同期からも、
基本的にはその場にいないものとして
無視されているような空気を感じていたし、
また、話しかけても酷く不躾な、
攻撃的だったり、あるいは侮辱的だったりするような
応対をされていたこともあり、
まともに会話の出来る状態ではなく、
その場のお酒と食事を楽しんでいた。
しばらく時間が経ってから、
研究開発部門のトップの方が、
同席していた社員さんと、
「遅いな。来ないなぁ。」
と発言していた。
どうやら人事に、今夜ここで
俺の歓迎会をすると連絡を入れていたみたいなのだが、
人事がやってこないとのことだった。
「こんな会社になっちゃったんだなぁ。」
とも話されていた。
その後、社員さんと研究室出身の人間の、
俺を除く4人全員が、
8Fフロアの喫煙ルームへと入っていった。
俺は外で待っていた。
そのフロアにはもう人影がなかった。
しばらく一人きりになり、
これまで人事や研修会社、同期たちに
酷い応対をされてきたこともあって、
ちょっと悪い方に考えてしまい、
気持ちがちょっとブルーになった。
その飲み会はフロアの営業時間が終了するまで続き、
その後最寄りの居酒屋で二次会まで開いてもらった。
そこでは、ざっくらばんに
雑談に花を咲かせた。
笑いもあり、しみじみもしていた、
温かみのある飲み会だった。
その居酒屋には、営業担当の部署の方が三名、
離れたテーブルで飲み会をやっていた。
その方も社員だとのことなので、
途中から挨拶もした。
その中に、前年度入社の社員がいて、
俺の研究室の本来の同期とも、
同じ同期の入社組ということで顔見知りのようだった。
2人は会話を交わしていた。
その社員が、研究室の同期の方に、
”人事がいじめているって話を聞いたんですけど”
”この人のことをいじめているんですか?”
みたいなことを話していたと思う。
付き合いなので、俺はその後、
同席してもらった、研究室の先輩、
研究室の本来の同期とともに、
その後も繁華街をうろつくことになった。
この先輩や、研究室の同期には、
今自分の置かれている状況、
何か同期とうまくいかない、
距離を置かれている感じを簡潔に伝え、
先輩からは先輩なりの、
研究室の同期からは同期なりの励ましやエールをもらって、
まあ、俺ももうちょっと頑張ってみるかという気になった。
一方で、このこともあり、
人事側は、俺を退職させたいと思っているのだろうかと、
前から抱いていた人事に対する不信感が
膨らんでいった。
【研修での一連のことを総括すると】
自分勝手に突っ走らず、
周囲との協調を旨として
研修に挑み、
実際に成果も積み上げてきたが 、
人事にはことごとく無視されたようで、
同期からも成果を認められず、
人としての存在を無視され、
感情的な反発と
議論への積極的不参加の態度を
組織的に取られ、
挙げ句の果てにはそのような行為が
人事黙認の元で行われた。
それがあの研修の実態。
俺が何をやろうが人事を含めた周囲は評価せず、
積極性と出しゃばりを履き違えている同期は好き勝手やる。
そんな馬鹿を、人事も講師も
注意するどころか
「皆さんは元気で個性的」、
などと評し、
挙げ句の果てには 、
結果的に研修最終日となった日には、
人事が俺に
「何故お前は周囲に怒らないのか」、
と抜かしてきた。
俺があの会社に残り続けようが
俺の成果や能力など
欠片も認められはしなかっただろう。
【人事との面談】
結果的に研修最終日となった日に
人事との面談を取り付けた。
そこで人事と話をした。
研修にまいったので、
まずは研修現場によく顔を出していた男性人事に
個人的にメールを送り、
研修での窮状を訴えたのが
ゴールデンウィークの長期休暇に入る前のことだった。
その相談のことを、事前に
一年前に先に入社していた研究室の同期に伝えると、
それは止めた方が良いだの、
あるいは俺の、その人事の連絡先を教えてくれとの発言に対し、
その人の連絡先は知らないだのと言われていた。
ゴールデンウィーク明けの研修期間には、
事前にその男性人事に送っていたメールで、
本社の保健室でカウンセリングを受けたいと申し出ていたので、
電話でその手順を教えてもらった。
そこへの電話番号を教えてもらって、
何とか営業時間に掛けようと、
(会社の通例の営業時間内に電話しないと受け付けてもらえないのだ。
しょせん形ばかりの制度だということの良い証明だろう)、
研修中の休憩時間に何とかそこに電話できないかと
空き時間を探したり、
あるいは電話をかけられる場所の目途を付けたりして、
やっとのことでつなげると、
受付に体よくあしらわれ冷たい応対をされたり、
にべもなく遠回しに事務的な声であしらわれた。
俺は、世間一般の常識を鑑み、
研修現場での同期共のいじめや
研修会社の暴挙を放置放任している人事にではなく、
社内のきちんとした信頼できる人や部署に当たれば、
今回のことについてきちんと誠心誠意をもって
対処してくれるのではないかという
甘い望みも持っていた。
しかし、結果を思えば、
それは間違っていたということになるのだろう。
今回のことは、研修現場と関わりのある、
現場の一部の人事が起こしていた問題ではなく、
会社全体の関与か意図があってのことだったのだ、
ということだろう。
このように会社の保健室ににべもなくはねつけられ、
もうどうしようもなくなったので、
すべてを人事に話すことに決め、
最後の新入社員研修と喧伝されていた
英語研修の行われていたある日の休憩時間に、
人事に断りを入れ、
少人数グループでの研修が行われていた部屋のすぐ隣にある
人事の待機部屋でその男性人事に電話をし、
本社での面談を取り付けた。
その男性人事には、
研修中ということもあるので、
一応手順として、面談当日に、
研修現場の人事に、
本社での人事の方との面談を取り付けているので
研修終了後本社に向かいます、
との旨を軽く伝えておいてくれと言われていた。
その際に、あることに関しては聞かれても言及するなと忠告されていたのだが、
相手の不意の反応には即座に対応もできず、
俺はその男性人事から、絶対にそれについては言及しないように
面談の旨を伝えろと言われていたにもかかわらず、
その禁止ワードを少しこぼしてしまったと思う。
その禁止ワードが何だったのかは忘れた。
人材開発グループ長がそれを知っているのかという質問に対しては、
それには答えなくていいということだったかもしれない。
その後、その場で研修現場の責任者の男性人事に
人事との面談の旨を伝えたのだが、
その責任者は俺の、
禁止ワードに関する問いかけへの俺の返答を聞いて
怪訝な顔を浮かべていた。
しかし事なきを得、そのまま片づけられた。
ただ失態は、その場に
研修現場で散々にひどい言動を取っていた、
例の人材育成グループの一般職女性社員Nがいたことだった。
研修現場責任者の男性人事が一人でいる時間を狙っていたのだが、
その横に常に女性社員Nが付いていて、
研修が始まるとその時間も場所も確保できなくなると見込み、
見切り発車でその場でその責任者にそのことを伝えたのだ。
このことが、根本的に
本社での人事との面談に救いを見出す俺の試みを
破綻させることになったのかもしれない。
ちなみに、俺が会社の保健室に
カウンセリングを希望するアプローチは確か、
ゴールデンウィークに入る前から始めていたかと思うのだが、
そのことを一年前にこの会社に入社した研究室の同期、
それから研修現場によく顔を出していた例の男性人事だけには伝えていた。
しかしその事実をなぜか、
俺と同じ大学の大学院を修了し、
この会社に入社してきた同期が知っていて、
それは研修が工場実習に入った頃、
とある事業所での研修室の一室でのことだったが、
その同期が周囲の同期に、
”研修中の新入社員が保健室にカウンセリングを希望すると
首になるんだってさ”と、
よくある男同士のふざけた会話のようなトーンで
嘲笑を交えて話しているのを耳にした。
その嘲笑が誰に向けてのものだったのかはしらない。
その頃の工場実習では、
もう露骨に同期に無視され、仲間外れにされ、
存在しないものとして扱われていて、
本当にガキが学校でよくやるいじめのようなことを
公然とされていたので、
心身が疲弊してしょうがなかった。
ただ研修を受けているだけで
自分が消耗していく時間だった。
工場実習での昼食時、その事業所の食堂へと
同期が一斉に食事を摂りに行くのだが、
その道中一人でいるのが、また食堂で一人で食事を摂るのが嫌で、
一体誰に声を掛けたらいいのか、
周囲の様子を伺っていたことをよく覚えている。
また俺の誘いには誰も応じないだろうなということも
はっきりとわかっていたので、
その昼食の時間が訪れることが嫌で嫌で仕方がなかった。
食堂に向かう前に研修部屋に隣接した
その建物内のトイレで用を足していると、
俺を公然と無視し、仲間外れにし、いじめていた同期共は、
俺の前ではすっとぼけた素知らぬ態度で平静を装い、
同期同士つるんで会話などをしていた。
本当に最低の胸糞の悪くなる、
そして容赦なく心をえぐられる時間だった。
その、新入社員研修最後と銘打った英語研修の最中、
俺が人事との面談の実施を控えていた日に、
なぜか俺に、調子のいい感じで、
「〇〇さん(俺の名前)、ありがとうございました!」
と発言し、礼をしてきた同期がいた。
どういうことなのかは知らないが、
こいつは俺が、この日に
人事との面談を取り付けたことを
知っていたのだろうか?
研修最終日となった日は英語研修だった。
各小グループに分かれた小部屋で、
外国人講師の英語研修を受けていた。
英語研修の前に、研修現場によく顔を出していたとある男性人事に
電話で相談し、研修での窮状を訴えていたので、
その男性人事の話では、その人の取り計らいの元、
研修実施状況の監督のために人事が立ち会うことになったそうで、
俺が英語研修を受けていた小部屋の入り口近くには、
人事が腰を掛け研修風景を眺めるためのパイプ椅子が置かれていた。
その日に、研修現場に居合わせていた人事一般職女性社員Nが、
入り口近くの、人事立ち合いのための椅子に腰かけた後で、
なぜかじっとこちらの顔を見つめてきたことがあった。
何かしら、人事としての誠意のようなものを伝える意図が
もしかしたらあったのかもしれないが、
一方でこの女性社員Nは、会ってみればすぐにわかるのだが、
男のような雰囲気を醸し出している、
しゃべり方もぶっきらぼうな、
相手にそういう印象を与える女であり、
また、性格もかなりキツいであろうことも
一目見てすぐにわかるので、
こういうタイプの女が、
人によっては柔らかい印象を受けるとも口にしてくる俺の存在を
肯定しないであろうことは
その人生経験からよくわかっていたので、
正直なところ、何かしらの腹積もりがあるのではないかと、
疑ってその様子を観察しており、
この時俺は女性社員Nの方を見なかった。
そのことに、研修中に何度もそういう態度を見せてきたように、
まるで激しい憎しみでもこもっているような、
悪態とでもいうような態度を見せ、
その根っこの男のような気性の荒い性格をむき出しにし、
苛立ちを隠そうともしない態度で部屋を出て行った。
その後から、英語講師の俺に対する態度ががらりと変わったのを覚えている。
当日の、この出来事の前には、
その入り口近くの椅子に座った一般職女性社員Nが、
流暢な英語で外国人講師と何やら話をしていたことがあった。
後から調べてみれば、
大学時代に1年間のイギリスへの留学経験を持っていることがわかり、
(本人がFacebookアカウントでその記事を投稿している)、
また当時、俺より一年前にこの会社に入社していた
研究室の本来の同期からは、
この女がお嬢様であるという話も聞いていた。
これ以外にも、ネイティブ講師による英語研修が始まる前には、
英語が堪能な日本人講師による講義があったのだが、
その際の日本人講師にも、侮辱的で陰湿な目を受けた。
顧客であるこの会社の現場の人事の依頼に素早く応えた、
ということなのだろうか?
そのことについても少し綴っておこうと思う。
まずは、研修会社の代表とは別の、
(この研修会社の代表は非常に温厚で優しい誠意ある方だった)、
とある一講師が研修現場の全体講義の講師をしたのだが、
その際に模擬裁判のようなものをやらされ、
(これは完全に講義の範疇のことだった)、
それは少人数のグループ単位で、
グループの別の人が書いた英語原稿を、
振られた役回りから俺が立って発表するというものだった。
しかし、その原稿を書いた当人が
英文法を理解していないことは
その原稿を読めば一目瞭然だったので、
俺はその原稿を読まなかった。
その一方で、俺は英会話のできる人間ではないし、
即座に英文を組み立てるなんてことも到底できないので、
何も言うことができず、
また模擬裁判のような形式をとっていた講義であったこともあり、
使用する言い回しや適切な単語の選択なども全く分からず、
俺はその発表の時間をただ突っ立って過ごした。
その様子を、そのグループに所属していた、
研修中盤からガラの悪い感じで露骨に俺を見下し、
馬鹿にするようになった感じの悪い同期が、
露骨に侮蔑的な言葉を上げて嘲笑してきた。
彼は、どちらかといえば自信家にみえる感じだった。
その講義が終わり、研修の時間が終わる際に、
その場の全体講義を引き受けていた講師が、
”自分のストレス発散をきちんと図ることは大事ですね”、という、
暗にこちらのことを皮肉っているのかとも感じられる発言をしてきた。
また、その後でのことだったか、
研修が、それとはまた別の少人数グループごとの個室に移り、
そこで英語に堪能な日本人講師によるグループ講義に移った際には、
ディクテーションやシャドウイングといった、
通り一遍の語学学習の作法を受け、
実際に手元のテキストを用いてそれを実践するという講義を受けた。
その際に、序盤の頃、
リスニングの聞き取りのテストと題して、
講師の流す英語CDを聞き取り、
その内容を紙に書きとるという実践作業をしたのだが、
いざ解答合わせの段階になると、
英語講師がでたらめに、ぶつ切りにCDを再生し、
講師はそれで解答作業が済んだかのように
その実践作業を片付けていた。
また、そのグループ単位での研修の際に、
自身の入社に関する抱負を英作文し、
一人ずつ順番に発表するということもしたのだが、
その際に俺は、自身の国際学会参加の経験もあって、
自分の発表を難なく済ませた。
周りの様子をみるに、
どうやら俺は周囲の期待を裏切る形となってしまったようだった。
その後でとある同期が、
英語が苦手なのであろうがボロボロの発表をし、
研修講師に一方的に発表を打ち切られていた。
その際に、講師は涙目になっていて、
何か言葉にできない感情のわだかまりを抱えているように、
務めて感情を押し殺しているように見えた。
先ほど、研修現場に立ち会う一般職女性社員Nのことを記述したが、
この女性社員N以外にも研修現場に立ち会いとして
その場に臨席する人事はいた。
一応、英語研修が始まる前に、
俺が研修でのどうにもやるせない状況、
研修会社講師に酷い言動を取られ、
同期共にも集団で無視され、いじめられていることを、
例の研修現場によく居合わせていた男性人事に伝えており、
その人事の発言では、
その人事の施した処置により、
研修現場に人事が立ち会い、
監督することになったそうだ。
当時の俺は無邪気に、良かった、と思ったのだが、
たかが新入社員一人の為に
社員のスケジュールが大幅に変わるなどあり得ないのだから、
この研修現場への人事の立ち合いは
事前に取り決められていたことなのだと思う。
しかし、一同が顔を合わせたのは初日だけで、
後日はいつも通り、少数の人事だけが現場に残り、
その監督業務とやらを遂行しているようだった。
この一般職女性社員Nだけでなく、
その他の女性社員も俺のグループの研修が行われている個室に
立ち入り、入り口近くの椅子に居座り、
研修の様子を見ていたのだが、
監督業務どころか、
前述したような研修講師の暴挙、不可解な言動を
素知らぬ顔で平然と眺めているだけだった。