プロジェクトストーリー

プロジェクトストーリーPROJECT STORY

PROJECT STORY

愛知県と世界をつなぐプロジェクト

愛知県と世界をつなぐ空の玄関口中部国際空港。そこに直結する場所に国際展示場が2019年8月にオープンしました。60,000m²の展示スペースや、その他約40,000m²の屋外多目的スペースを有する、日本有数の大型展示場です。国内外から、多くの方を迎え入れる愛知県の新しい顔とも言える施設です。このビックプロジェクトの立ち上げから携わり、8月に無事オープンさせた主要なメンバーの皆さんにお話を伺います。

多田 花緒里

多田 花緒里Kaori Tada
(1991年度採用)
国際展示場開設準備から、オープンへ向けた全体調整を担当

秋田 昌英

秋田 昌英Masahide Akita
(1995年度採用)
国際展示場の基本構想策定を行い、運営事業者の選定やその契約等を担当

志治 大輔

志治 大輔Daisuke Shiji
(2002年度採用)
大型イベントの主催者への営業活動を担当

田川 広也

田川 広也Hiroya Tagawa
(2008年度採用)
ハード整備を担う施設整備グループの事務を担当

平林 光孝

平林 光孝Mitsutaka Hirabayashi
(2010年度採用)
設計・施工一括工事等の発注、諸官庁との調整・協議、工事関係者との調整を担当

小塚 佳保瑠

小塚 佳保瑠Kahoru Kozuka
(2011年度採用)
展示場のPR・情報発信、営業活動、開業日に行う開業式典を担当

プロジェクトチーム発足!国際展示場を立ち上げろ!

プロジェクトに参加することになった当時の話をお聞かせください

座談会

多田
私は、周囲の方々と協力して大きなプロジェクトを進めていくような達成感のある仕事がしたいと思っていました。
当初、観光コンベンション課でイベントや国際会議等の誘致等の仕事と兼任でしたが、2020年の東京オリンピック・パラリンピック前年までに展示場を開業させる方向が打ち出され、そこから専任となりました。



平林

平林
私も多田さんと同じで、当時所属していた建築局では県立芸術大学、総合工科高校、航空ミュージアムといった大規模整備のプロジェクトが動いていたこともあり、自分もそういった大規模なプロジェクトに携わりたいという気持ちがあったため、結果的には良かったと思います。



田川
僕は超高層ビルマニアで、大規模プロジェクトや再開発計画がもともと好きでしたので、とてもワクワクしたことを覚えています。愛知の産業の発展が、日本の産業の発展につながると考えていますし、そういう意味では向いているのかもしれません。
秋田
年度途中の急な異動だったので、まさに青天の霹靂でしたが、同時にとても大きなことを成し遂げる仕事になりそうだという期待感がありました。

開業準備の段階では、どのような業務を担当されていましたか?

多田

多田
まさにゼロからのスタートでした。
構想調査、大規模展示場の建設、運営主体の選定、運営主体が開業準備を行うまでの営業誘致、開業式典やオープニングイベントの企画等のとりまとめを行いました。
何が起こるか分からない、そういう緊張感が漂う職場でした(笑)。
ゼロからの立ち上げでしたから、秋田さんも大変でしたよね。

多田

秋田
最初から最後まで携わらせていただいたという感じがします。まず、どこにどのような規模で造るのかなどをまとめた「基本構想」を策定するところからでした。
次に、事業スキームの検討です。民間資金を活用する「コンセッション」方式を取り入れること等、関連スキームを詰めたうえで、運営事業者の募集・選定を行いました。
運営事業者がフランスの展示会関連企業と日本企業のJVに決定すると、その後、半年ほどかけて契約交渉を行い、基本契約、実施契約の2本の契約締結を担当させてもらいました。
締めくくりは、開業式典及びオープニングイベントの企画・制作です。
なかなか、前例のないことが多かったので正直言って苦労しました。
志治
私と小塚さんは分担して展示場のPR活動や営業活動を行っていました。
全国から業界関係者が集まる見本市への出展や、イベント主催者さんへの個別訪問で国内外を歩かせていただきました。
小塚
志治さんと同じくPR活動に携わりました。
また、パンフレット・WEBサイトの各種PRツール作成やSNSでの情報発信の他に、施設の愛称の公募やロゴの制作も担当させていただきました。
田川
私はハード面を担う施設整備グループです。
契約事務、予算事務を始めとして、中心となる建築職を始めとした技術屋さんのサポートが仕事です。すごい金額の契約書を扱ったりしますので、慣れないうちは震えました。
平林
私も施設整備グループです。
このプロジェクトを進める上で遵守しなければならない法律・条例を扱う諸官庁との調整・協議、展示場の工事の発注及びそれに関連する委託業務の発注、工事発注後は業者との設計及び施工定例会議への出席、工事を円滑に進めるための工事関係者との調整業務をしておりました。

掲載内容は、2019年度現在のものです。

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