白馬村の神城断層地震から8年 伝え継ごうと小学生が現地を巡る
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2014年に県北部で最大震度6弱を観測した神城断層地震の発生から8年を迎えた22日、白馬村白馬南小学校5、6年生27人が地震について学ぶフィールドワークを村内で行った。児童は09~11年の生まれで、村内を震源に起きた地震を記憶する子はほとんどいない。地域で災害を伝え継いでいこうと、村教委のガイド養成講座を受けた村民らが案内役となり、被害が大きかった場所を中心に巡った。
フィールドワークは、地震直後の写真や被災者の体験談を収めたウェブサイト「震災アーカイブ」を活用する取り組みの一環で、地震の伝承活動に…
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