古いル・プロを切り落とした。
新たに着けるのはこれ。
ビゼンⅢ。スリークッション用
牛革積層タップ。
東京のTADマンからの頂き物だ。
グルー面をカッターの刃を立てて
ワイパー削りでド平面を出して
準備。
先角もド平面を出してから清拭し、
シアノを塗布してから新タップを
押圧して接着。
強く押してプチッという音が出る
のを確認するのがポイント。
内部の空気が外に出た音だ。
しばらく押圧して接着されてから
まずシャフトを立ててタップサイド
をザク切りする。
そこからシャフトを回転させながら
カッターの刃(オルファ黒刃)で
桂剥きにしていく。コツあり。
要練習。でもやれば誰でもできる。
料理の包丁と同じ。やらなければ
いつまでもできない。
粗削り後。
さらに整え削り。カッターの刃一丁で。
こんな感じに仕上げる。
金属平やすりでトップを削って
成形していく。
こんな感じのRに仕上げる。
コンクリート床面にシャフトのみ
自重落下させて音と反発具合の
確認をする。
音は良好。甲高い音がする。
ただ、やはり積層のためか、思った
よりも柔らかい。トップが平らに
潰れてしまった。
平やすりで叩き締め。キンキン音がする。
サイドのラインがまだ甘いが、撞き
締めの前なのでこれで行く。
撞きまくってからサイドラインを
さらにビシッと成形ではなく整形
する。
牛革の多積層は初めてだが、サイド
部分にスができているのが現認でき
る。
これはビゼンⅢタップをくれた東京の
TADマンのTADシャフト。タップ交換
自前。非常に巧者の手によるタップ
交換だ。上手い。玉撞きも上手いが
タップ交換も完璧だ。
撞球師ならば手作業でやはりこれ位
の精度と正確さは出したい。旋盤で
交換仕上げしたのと変わらない程に。
彼によると、やはりサイドにスが出
て来たが、撞き締めるうちにそれが
詰まって来たとの事だ。
ということは、スの凹凸は一つの
状態熟成のバロメーターにもなる。
むしろ初期にはあったほうが良い
かも。
瓢箪から駒的な思わぬプラス効果だ。

あす以降、交換したシャフトで撞き
続けてテストを兼ねてタップを育て
る事にする。
ただ、あまりにも高額なので費用
対効果で冷厳に判断してル・プロ
常用にやはりなるかも。
なぜならば、今のところ牛革タップ
のル・プロフェッショナルで十二
ということは、スの凹凸は一つの
状態熟成のバロメーターにもなる。
むしろ初期にはあったほうが良い
かも。
瓢箪から駒的な思わぬプラス効果だ。
あす以降、交換したシャフトで撞き
続けてテストを兼ねてタップを育て
る事にする。
ただ、あまりにも高額なので費用
対効果で冷厳に判断してル・プロ
常用にやはりなるかも。
なぜならば、今のところ牛革タップ
のル・プロフェッショナルで十二
分のキューパフォーマンスを実現
できるからだ。
ビゼンⅢの1個3,630円は、いくら
上質タップだとしても、あまりに
も高額過ぎる。