いまだにチケットの転売やってる輩がいるんだねぇ。それもよりによってハロプロって…
テーマ:ハロプロ
転売ヤーが逮捕されたんだけど、
よりにもよってハローのチケットで
転売を繰り返していたんだって。
法が整備されて
チケットの転売はかなりリスキーだと思うんだよね。
まあ、“業”かどうかって基準をどう見るかなんだけど。
数年間で300万の売上ってのを捕捉されてるんじゃ
言い訳できんわな。
しかし、何で狙いがハローだったのか。
自分がいい席を確保して
残りを売ってたってことなら
気持ちは分るけどね。
こういうことが起こると
じゃあ、いい席ははなっから高額に設定すればいいじゃん
って話になるんだけど。
それができない理由があるんだろうね、きっと。
例えばJASRACの使用料。
公演1回ごとの使用料は、総入場料算定基準額の5%。
総入場料算定基準額=入場料に会場定員数を乗じた額の80%※の額で以下の青い太字部分のことです。
※年間の包括的利用許諾契約を締結いただいた場合は50%
平均入場料=入場料にランク別料金設定がある場合は、消費税相当額を抜いた平均額を入場料とします。
計算式
{(入場料×定員数×80%)×使用料率5%}+消費税相当額
計算例
700名の会場でA席3000円・B席2500円の入場料でコンサートを開催する場合、
公演1回の使用料は、
{(平均入場料2,750円×700名×80%)×5%}+消費税(10%)=84,700円
この式で計算するとなると、
極端に高い席を作っちゃうと
平均入場料がバーンと跳ね上がってしまう。
そうなれば楽曲使用料がバカ高くなる。
まあ、ハローの場合は
音楽出版も自社(半分だけど)だから
使用料は一旦自分のところに帰ってくる(手数料はひかれてるけど)。
それを出版社と作家で分け合うわけで、
払った分のかなりが懐に入るは入る。
これじゃ良席だからって高くできないんだと思うんだよね。
そこにつけこんで
転売ヤーが活躍しちゃうと。
個人的には
転売って行為は極めて当たり前の経済行為だと思っている。
安く買って高く売る。
どんな店だってこの原則で商売してる。
よく買いたい人が買えないとか
運営側の利益にならないとか言うけど、
そもそも供給量や値付けを誤ってるから起こること。
需給がぴったり合ってれば転売は成立しない。
それに、転売ヤーの“嗅覚”ってのはすごい。
あらゆるジャンルの商材を見つけてくる。
と、これは一応の原理原則なんだけど。
それでも感情は別の話。
自分が好きなものでこれをやられると
キーッとなるのは事実。
ま、アップフロントは
最新のテクノロジーで
転売を駆逐する努力をしてくださいませ。