店主の高森誠さんが作業する様子を見せていただいたところ、重そうな型をガチャコ、ガチャコ と回しながら、焦げないよう両面をひっくり返しながら焼く作業が実に大変そうであった。しかも、動画を見ていただけばおわかりと思うが、一度に6匹しか焼けず、型を温めてから焼き上がるまでに数分はかかるという。
「たいやきって、パッと買ってすぐ頬張りたい気軽な食べ物ですよね。なので、大量に売れてしまった後などにいらっしゃると、焼き上がりを待ち切れないお客さんもいます」と高森さん。多い日は一日500個くらい売れることもあるそうで、いや、本当に大変な仕事だなぁ、としみじみしてしまった。
「不況だとたいやきが流行る」という説もあるそうで、「およげ!たいやきくん」がヒットした70年代もオイルショックの年だったという。お財布に優しくどこかほっとする味わいのたいやきは、昔も今も日本人の心の拠りどころなのかもしれない。さて、あなたは「天然物」&「養殖物」、どっち派?
(まめこ)