《基礎運動》「ゲイターロール」&「スプリンターシットアップ」をマスターする

「ゲイターロール」から「スプリンターシットアップ」へと展開する一連の腹筋エクササイズを行えば、わずか5~6分で体幹を鍛え抜き、フル充電の肉体が完成するというわけです。

 各エクササイズを組み合わせることで、あなたの体幹を支える筋肉を、あらゆる角度から燃焼させることができるのです。

「ゲイターロール」の効果的なやり方

腹筋引き締め効果大の「高負荷・体幹筋トレ」2選、効果的な姿勢と回数は?Courtesy of Men's Health US
腹筋引き締め効果大の「高負荷・体幹筋トレ」2選、効果的な姿勢と回数は?Courtesy of Men's Health US

 まずは「ゲイターロール」です。

 簡単なように見えますが、騙されてはいけません。すべてを破壊し尽してしまうかのような、かなりタフなエクササイズです。

《Ebからアドバイス》
「腹筋、斜角筋、そして背筋の下部の全てが連動して働くことで初めてロールする際の動作が安定し、折り曲げた体幹だけで全身を支えることが可能となります。体幹をしっかり保つことができないと、腕や脚が地面に接触してしまいますよ」。

 これは左右対称的な、ユニークな動作とも言えます。手足が地面に接触してしまわないように、体幹の筋肉を激しく収縮させる必要が生じるはずです。