多くの方が利用していた、接触確認アプリ『COCOA』(ココア)。しっかり削除しないといけないようです。

■きちんと消さないとバッテリー・通信費に影響が

『COCOA』が年末に終了するという発表を受け、政府は17日、最終アップデート版のアプリを配布しました。
アップデートせずにアプリを削除した場合、又は削除しなかった場合は、バッテリーの消費、通信料など負担が続く可能性があるということです。

どういうことなのか、ITの専門家に聞きました。

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ITジャーナリスト 三上洋氏:
「接触通知の仕組み」はスマートフォンの基本ソフト(OS)の部分で行っている。今回のアップデートは、基本ソフトの動作をオフにするもの。

つまりアプリのみを削除しても、基本ソフトがまだ動いているので、バッテリー消費などの負担が続くということなんです。

■配信から2年でサービス停止 街の人はー

『COCOA』は、2020年6月にサービスが開始されました。開発・運用費は13億円、ダウンロード数は4123万件でした。
ただ今年9月、陽性者の全数届け見直しにより、サービスの停止が発表されました。年末をめどに停止する予定となっています。

スマホへの影響について街の人の意見はー

会社員(50代)
「普通、素人感覚では電池が消耗するという感覚は持たないので、ちょっとそれは困るかなっていう感じですよね。」

会社員(20代)
「ちょっとそこをどうにかしてほしいなとは思います。国から入れろって言われたのであれば(スマホへの影響も)どうにかしてほしいなと思います。」