建設中の露太本線❿
前回の続きです。 数えた事がなく正確な数字は解りませんが、当社従来線には鉄道施設を含めて100棟近い建築物があり、2014-2015年当時市販されてたストラクチャで昭和時代に使えるキットの半数以上を使ってると思います。 その多くが生野駅周辺です。
4-3.駅前大通り南側
生野市街地は特殊な立地条件から他の場所の様に1棟1棟建設を進める事ができず、数棟まとめてユニット化して製作し、完成ユニットを市街地敷地に設置して建設しました。 今回は駅前大通り南(左)側、増設エリアの25%部分です、まずは配置ストラクチャからです。
【南ユニット 劇場】
『駅前』『背丈のある角店』『昭和らしさ』の3条件で検討し、他に良い物がないの消去法で劇場になりました。 初期の大量生産時代なので組んで照明1灯入れてオシマイの手抜き工作です。 後年の製作なら間違いなく看板光らせ夜景に花を添えたたと思います。
【南ユニット 和菓子屋】
駅前大通りは両側各4軒の店が並んでます、劇場の隣は旅館セットの1軒を改造した和菓子屋『梅花堂』です。 凝って店内も作りましたが見えるアングルなく徒労に終わってます。
【生野駅1番線ホーム看板】
『梅花堂』は老舗菓子店なので生野駅に広告出してます。
【南ユニット 雑貨店】
和菓子屋の並びは雑貨店で、KATO完成品だったと思います、照明組込みだけです。 当時どの商店街にもあり昭和末には姿を消したのが、乾物屋、雑貨店、金物屋です。 看板に『セトモノ・雑貨・日用品』とありますが、同種の商店はスーパーと百均に淘汰され、生き残ったのは分野特化専門化した店だけになり、そんな店の存在が昭和らしさになります。
【南ユニット 果物屋】
4軒目は役場前交差点の角店果物屋です、TOMIX角店を使ってます。 このキットは建コレと違い部品精度は高いのですが実在感希薄な外観で組んで置いても風景に馴染みません。 同社わらぶき農家も同じで馴染ませるのに手が掛かり使い難いキットです。 ここは見えるアングルがまずないので、室内は商品展示台設置で挫折、照明組み込んだだけです。
【南ユニット 映画館】
駅前交差点を左折した劇場並びが映画館です。 小学生時代に『ゴジラ』『モスラ』の特撮映画に連れてってもらった最寄り駅裏にあった金星座と似ており、ぜひ駅前でない駅近くに配置したいと考えてました。
【南ユニット 映画館 夜景】
実撮版『サザエさん』も金星座に見に行きました。 配役まだ覚えてます、サザエさん江利チエミさん、母親フネさん清川虹子さん、マスオさん高島忠夫さん、ワカメちゃん松島トモ子さんでした、65年前です。
【映画館看板】
クリント・イーストウッド主演のこの映画がキッカケでマカロニ・ウエスタンが想定時代に流行ったので、この看板を使ってます。
【南ユニット 路地】
南ユニットには以上5棟のストラクチャしかありません。 劇場と映画館の間に隙間を空けて路地を作りました、大通り沿い商店の裏手を通り反対側まで通じてます。 それではユニット集合写真へ移ります。
【南ユニット駅前側】
駅前側からの南ユニット全景です、劇場以外ほぼ同じ高さです。 基台の上に5棟の建物と舗道、街路樹、交通標識をユニット化しており、照明配線は全てを1本にまとめてます。
【南ユニット駅前側 夜景】
全棟1灯照明ですが集合体として見た際に違和感がない様に輝度調整してます。 夜間は街路灯2灯が舗道と駅前大通りを照明します。
【南ユニット裏側】
南ユニット果物屋で左折した役場前通りには建物ありません、駐車場と映画館裏空地があるだけです。 映画館前からの路地がここに繋がっており土管が置かれた子供達の遊び場になってます。 ドラえもんの広場にも土管があります、あれは何だったのでしょうかね。
【南ユニット裏側 夜景】
役場前通りの街灯で夜はこの様に見えます。 南ユニット設置位置は増設した市街地敷地端から約150mm離れてます、この先は緑地にしてあります。 この場所は何を作っても鑑賞方向が存在しない市街地の無駄スペースです、駅前大通り位置が決まりそうなりました。
【駅前交差点から南へ向かう道】
南ユニットに含まれませんが奥に伸びる道も大通り南側の一部です。 ハの字鉄骨の奥を通るので、市街地敷地先の西基台へ向かう為、映画館先で左へカーブしてます。 カーブの先にもう1棟建物があります。
【造り酒屋出荷倉】
南ユニットに含まれないこの建物は造り酒屋の出荷蔵です。 向かいの鉄骨隠し倉庫と異なり事務所があり、従業員が常駐してる想定です。
【造り酒屋出荷倉 夜景】
従って、酒の出荷が夜間にあったかどうか定かではありませんが照明を組み込んでます。 大型建物なので標準LED2灯直列です。
【中学校へ向かう道】
映画館先で左へ向きを変えた道は左右造り酒屋倉庫石壁の間を進みます。 駅前商業地区は映画館まで、この先住宅地の境界の様になってます。
【中学校へ向かう道 夜景】
明るい駅前から暗い倉庫間の道、夜になると境界感が際立ちます。 道の終端部が西基台と市街地敷地境界付近です。 この後街灯の手前側に横断歩道を設置し、カメラ縦置きですが撮影ポイントにしました。 横断歩道先で道幅が狭くセンターラインなしになります。
【大通り南側全体鳥瞰】
上から見ると造り酒屋2倉庫の位置関係や道の曲がり方、そして南ユニット左側が無駄スペースになった理由も解ります。 出荷蔵のトラック出入にはスペース不足気味ですが、左上は背景板ギリギリ、奥へ引っ込ますと映画館と段差ができる、仕方ない処です。
【市街地基台と西基台境界部】
増設した市街地基台左端鉄骨の境界部では、背景板が90度になってます。 遠景里山画像に近景雑木林画像を貼り重ね、その前に大型樹木3本を植樹して目立たなくしてます。
ではまた。
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