Camp Foster -- 京都市立西京高校の生徒24名が沖縄県北中城村にある米国防省教育部(DoDEA)クバサキ高校(海兵隊キャンプ・フォスター)に来訪してくれました。バスが着くとJROTC(予備役将校訓練課程の高校版)のメンバーが整列して、式典用の剣を掲げて迎えました。そのあと図書館で、キャンプ・フォスター司令官のデイビッド・バニング大佐やクバサキ高校のジェームズ・ストライト校長から歓迎の挨拶を受けました。
そのあと生徒たちは4つのグループに分かれてクバサキの生徒たちと一緒にJROTC、芸術、体育、音楽の授業を受けました。日本の学校に馴染みのないJROTCのクラスは<予備役将校訓練課程の高校版>で殆どのアメリカの高校でオファーされているプログラムです。このクラスを通し軍の規律や、フィジカルやメンタル面を鍛えます。このプログラムを終えたからと言って軍に入らないといけないとかはありません。ただこの後に将校になるべくROTCの大学に進む時やそのまま軍に入隊する時に有利になります。また、プログラムの指導者は退役した軍の兵隊が行います。今回は退役したブレント・クック海兵隊特務曹長とケネス・ギプソン大尉が訓練を行ってくれました。ギプソン大尉は沖縄が大好きでずっとクバサキ高校でJROTCの指導がしたいと笑顔で語りました。
クバサキ高校の生徒たちと一緒に授業を受けた後、図書館に戻り、日本語を専攻している生徒たちと交流を持ちました。最初は身振り手振りや、アプリを使っての交流でしたが、時間が経つにつれどんどん距離が近くなり、自撮り写真を一緒にとったり、自分のソーシャルメディアやメールの交換をしたりしてました。
交流会の後、クバサキ高校の生徒会のみんなが、クバサキ高校のスクールTシャツを贈呈してくれるサプライズがありました。西京高校のみんな、とっても良い顔をしてました。さっそくスクールTシャツに着替える生徒もいました。生徒会のみんなと一緒に学校のカフェテリアで昼食会となりました。クバサキ高校のカフェテリアには大きなテレビや、大きなチェス盤、エアホッケーがあり、遊び心が満載でした。みんなおしゃべりに夢中で、ご飯を食べる時間が足りなくなる事態になった子たちが殆どでした。最後にドラゴンの丘で記念写真を撮り、今回のクバサキ高校への訪問は終了となりました。生徒たちは仲良くなったクバサキ高校の生徒たちと別れを惜しみつつ、学校をあとにしました。西京高校のみなさん、今日はお疲れ様でした。