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執務室の様子
現在配属されている環境政策課では、環境行政の総合的な企画などを行っています。具体的には、地球温暖化対策の推進や環境に配慮した事業活動(経済活動)の促進、環境基本計画の策定、環境森林部内の総合調整に係る業務などを行っています。
私は、主に環境教育・環境学習の推進や大規模開発事業などによる環境への影響を事前に予測・評価する環境影響評価、環境マネジメントシステムの普及促進などの業務を担当しています。
実際の業務では、国や事業者、県民など様々な立場の方からの問い合わせに対応したり、打ち合わせを行っています。的確に相手の要望を把握し、分かりやすい説明を行うためには、法律に関する知識や制度に係る技術的な知識、社会の動向などを理解しておく必要があり、日々の勉強が重要です。
環境学習の例で言えば、先生が学習を通じて何を生徒に伝えたいのか、どのような学習内容にすればその要望に応えることができるのかを考え、解決策を提案することもあります。学校を訪問すると、積極的にメモをする生徒、楽しそうに実験を行う生徒、野外活動に興じる生徒に触れることができ、環境への関心を高めていることを実感します。環境を保全するためには、県民一人ひとりが環境に対する意識を持ち、環境に配慮した行動をすることが重要です。環境教育は、環境に対する意識を持つために必要な施策であり、その重要な業務に携われることにやりがいを感じます。
他にも学校を対象とした環境学習だけでなく、事業者を対象とした環境マネジメントシステムの普及啓発や環境影響評価の業務を通じ、様々な方法で環境を保全するための仕事をしています。世界に誇れる瀬戸内海の多島美を保全するために何ができるのか。香川県の恵まれた環境を次世代に引き継ぐためにはどうすればいいのか。それらを常に意識しながら、社会動向や新技術を勉強し、日々の業務に活かすことを心がけ、業務を行っています。
化学職は、環境森林部や危機管理総局、産業技術センター、保健福祉事務所などに在籍しています。部署により仕事内容は全く異なりますが、香川県をよりよくするために日々頑張っています。採用人数はあまり多くありませんが、個性的な人が多いことが化学職の特徴で、悩み事などが生じても気軽に相談しやすい環境があります。みなさんと一緒に働ける日を楽しみにしています。
平成28年4月 環境保健研究センター
平成31年4月 現在の職場
(掲載内容は、令和2年2月現在のものです。)
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