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河川改修工事の出来形確認
県職員を志望したきっかけは、大学3年生の時に参加した2週間のインターンシップでした。県外の大学に在学していましたが、将来は漠然と地元である香川県で働き、大学の専攻である土木工学を通じて、香川県に貢献したいと考えていました。インターンシップに参加したことで、香川県の土木行政についての理解が深まり、実際に働く職員の方々を見て、業務に対する熱意を感じました。近年全国的に、豪雨や台風による水害が多く発生していますが、そういった被害から県民の方々の生命や財産を守るためのインフラ整備に携わりたいと考え、香川県の土木職を志望しました。
出先機関である高松土木事務所の河川砂防課に所属しており、主に高松市を流れる香東川や御坊川の河川改修工事の監督業務などを担当しています。河川改修工事とは、川幅を拡げ、新しく護岸を作ることにより、洪水被害の軽減を目的として行っています。また、監督業務とは、発注した工事が定められた基準どおりに施工されているかを管理することで、使用する材料の品質確認を行ったり、現地で出来形確認をしたりしています。
| 8時15分 | 登庁 |
| 8時30分 | メールチェック |
| 9時00分 | 担当工事の出来形確認 |
| 11時00分 | 県民要望現地確認 |
| 12時00分 | 昼休憩 |
| 13時00分 | 建設コンサルタント会社との打合せ協議 |
| 15時00分 | 工事発注のための資料作成 |
| 17時15分 | 退庁 |
入庁前は、デスクワーク中心だと思っていましたが、監督業務や現地調査などで現場に出ることが思っていた以上に多いことに驚きました。
また、工事を進めていく中で、設計時の想定と現場の条件が違っていることもあり、現場条件に合った施工方法を考えなければならず、幅広い知識や経験が求められることを実感し、日々の業務にやりがいを感じています。
土木職の公務員といわれても最初はどのような業務をしているのか想像がつかないと思います。私もそうでした。コロナ禍でインターンシップや説明会がオンラインになり、伝わりづらいところもあるとは思いますが、職員の生の声を聞くことで、業務内容や職場の雰囲気がわかると思います。
公務員試験は出題範囲が広く、面接や集団討論など試験が多岐にわたり、とても大変だと思います。私は県職員になった自分をイメージし、モチベーションを高めることで、なんとか乗り切れました。香川県をより良くしたいという気持ちを持ったみなさんと働けることを楽しみにしています。
(掲載内容は、令和4年2月現在のものです。)
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