新規採用者の声

心理

県職員志望動機

大学・大学院と心理学を学んだ中で、卒業後は自分が学んだことを生かせる仕事がしたいと感じていました。大学院在学中の研修で、子ども女性相談センターにて心理判定業務について教えていただき、心理学を生かすことができる仕事であると知りました。その後、西部子ども相談センターで嘱託職員・任期付職員として、2年間心理判定業務に従事する機会を得て、学んだことを生かせると実感し、県の心理職を志望しました。

現在の職務内容

西部子ども相談センター（児童相談所）に児童心理司として配属されています。

児童心理司は、児童や保護者の相談に応じ、心理面接や心理検査を行います。子どもの抱える不安について一緒に考えたり、子どものことをもっと理解したいという保護者に検査結果のフィードバックを行ったりします。県民の方の目線に立ち、専門用語をできるだけ使用せず、心理学を知らない方にも伝わるような説明が求められています。

ある日のスケジュール

8時15分	登庁
8時30分	一時保護所と児童の状況について引継ぎ
9時00分	一時保護児との面接
11時00分	面接記録の作成
12時00分	昼休憩
13時00分	一時保護児との面接
15時00分	定期通所している児童との面接
16時00分	面接記録の作成
17時15分	退庁

入庁前と入庁後のギャップは？

入庁前に想像していた以上に、多くの方が自分のことや、子どものことで不安を抱え、悩みながら生活をしていました。そのような方々に、県職員として何ができるのか、心理学を学んだ者として何ができるのかを考える日々です。

また、個人で行う援助の中でできることは、とても少ないと実感しました。チームで考えることで、より多くの選択肢を検討することができ、当事者だけでなくその周囲の環境にまで働きかけることができることを知りました。

受験希望者へのメッセージ

自分の学んできたことを、人のため、子どもたちのために生かせていると感じることのできる非常にやりがいのある仕事です。心理職同士で事例を検討したり、心理検査の結果について解釈を議論したりして、日々学ぶこともできます。

相談相手の不安に落ち着いて対応していくためには、自身の体調を万全にして、落ち着いた状態でいることが大切です。受験に当たって悩む場面は多くあると思いますが、体調に気を付けながら頑張ってください。職場でご一緒できる日を心待ちにしています。

（掲載内容は、令和4年2月現在のものです。）

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