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職員室でメールチェックの様子
子どもたちの教育を事務職員として支えたいと思ったからです。教職課程の一環で1年間学校ボランティアとして活動していた時に、学校事務職員の方と関わる機会がありました。その際、「事務職員が学校を支えることは、教育に直結している」と教えていただき、教員として子どもと直接関わる以外にも学校や教育を支えることができることを知りました。幼い頃から学校が好きだったこともあり、学校や教育を支える立場として携われる仕事に魅力を感じて学校事務職員を志望しました。
現在、丸亀市立飯野小学校で勤務し、電話や来客対応、公文書収受、教職員の服務・給与・旅費・福利厚生事務、就学援助関係事務、市費の予算執行、学校諸費事務、備品・施設管理などの業務を担当しています。特に予算執行については、財源が県民の方々から託された貴重なお金であることから、用途を正確に説明できるよう、常に把握しておくことが重要です。また教職員に関係する事務については、一人一人異なった事例が発生します。事例が発生する度に自分の経験として積み上げていくことで、今後の様々な事例への対応力に繋がっていくと思い、取り組んでいます。
| 7時45分 | 出勤 |
| 7時50分 | メールチェック、公文書受付・配布 |
| 8時30分 | 県外旅費請求書類作成 |
| 10時00分 | 県内旅費精算報告書作成 |
| 12時15分 | 給食、清掃 |
| 13時00分 | 就学奨励費請求書作成 |
| 15時00分 | 消耗品在庫確認、各種支払い手続き |
| 16時10分 | 企画委員会 |
| 17時00分 | 退勤 |
一番強く感じたギャップは、学校事務という職業に対するイメージです。事務職というと1人で黙々と仕事をするというイメージがありました。また、学校事務職員は単数配置が多いことから、多岐にわたる業務を1人でこなせるのか不安もありました。
しかし仕事を始めてみると、学校の先生方はもちろん、前任者の方や近隣校の学校事務職員の方が一つ一つ丁寧に教えて下さいました。また保護者の方や業者の方など多くの人の力があってこそ事務の仕事が成り立っていると知り、イメージが大きく変わりました。事務職員として日々勉強の毎日ですが、1日に一つは新しいことを吸収し、成長することを目標にしています。これからも恵まれた環境に感謝しながら、「塵も積もれば山となる」ように毎日努力し続けたいと思います。
私が公務員試験の勉強に取り組む中で大切にしていたことは、「計画を立てる」ということです。1日、1週間、1か月単位で計画を立てることで、先を見据えて効率的に勉強できました。計画を立てることは、範囲が広い公務員試験の対策として有効だったと思います。
採用試験は、教養試験や専門試験、集団討論や面接の対策など、不安になる要素が多いと思います。私自身も独学での勉強だったため、常に不安や焦りを感じていました。その中で心がけていたのは、「強い気持ちを持つ」ということです。学校事務職員として働きたいという気持ちを強く持って勉強に取り組み、試験に臨んだことが結果に繋がったと思います。みなさんも強い気持ちを持って、最後まで頑張ってください。みなさんとお会いできる日を楽しみにしています。
(掲載内容は、令和4年2月現在のものです。)
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