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先日取材を受けました。 》支援者装う「泊め男」、申告されない被害多く 子どもたちがSNSでの出会いを通じて犯罪に巻き込まれる例が多発している。 現状はどうなっているのか。被害を防ぐためにどうすればよいのか。女子中高生たちへ の支援を続ける仁藤さんに聞いた。
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》コロナ禍で貧困や孤立が進み、少女たちが置かれている状況は悪化しています。2020年度は前年度 の2.5倍に当たる1500件の相談があり、21年度になっても状況は変わっていません。コロナ禍になって生活困窮や虐待が深刻化し、自宅などに居場所がない少女が増えています。
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》自宅に居場所をなくし、SNSを通じて助けを求める子どもたちは少なくありません。SNS上には、そうした子どもたちを性搾取しようとする加害者がたくさんいます。例えば「泊めて」と投稿したら、10分で20人ぐらいが返信をしてくる。加害者たちは支援者を装い、「家に居づらかったら話を聞くよ」
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》「一緒にゲームをしない」と言葉巧みに誘う。その結果、ホテルや車などで性被害に遭ってしまう。 子どもたちは被害を受けているのに、自分を責めたり、少女側に責任があるかのように語られることが多く、警察に被害を申告することはほとんどありません。実際の被害はもっと多く、
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》毎日のように事件は起きています。加害者を信じてしまうぐらい孤立しているのです。 ――被害を防ぐにはどうしたらいいのでしょうか。 まず加害者への取り締まりを厳しくし、加害しにくい社会にするべきです。問題の背景は、10代の少女が安心して過ごせる場所がほとんどなく、受け皿がないこと。
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》自宅に居場所がない子どもたちが路上に出ても補導されたり、一時保護されても自宅に帰らせられたりしています。こういう対応だけでは大人を信用できません。 加害者たちは、大人を頼れない子どもたちを狙っています。子どもたちが「やばい」と思った時に、周囲の大人たちに相談できる環境があれば、
返信先: さん
》被害に遭うリスクは低くなります。子どもたちと丁寧に接し、ケアの視点を持って関わる大人が増えることが欠かせません。私たちだけでなく、公的機関はそうした役割を担い、安心して過ごせる環境を用意する必要があります。
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