#MenWithWomen とは?
「#MenWithWomen」は、ジェンダー平等社会にふさわしい男性のあり方を普及・推進するプロジェクトです。
ジェンダーの問題と聞くと、おそらく「女性の問題」と捉えている人が多いのではないでしょうか?
ですが、女性差別を生み出し、維持しているのは男性中心社会であるため、これは「男性の問題」に他なりません。
それゆえ、男性こそ当事者として主体的に女性差別の解消を推進するべきだと思います。
そのムーブメントを起こすべく、私たちは2022年11月19日の「国際男性デー」を機に新しいプロジェクトをスタートしました。
それが「#MenWithWomen」です。
賛同人の紹介
石川 優美 さん
「僕も女性差別に反対しているので応援しています!」とこちらに寄ってくる度に、いつも「黙って自分たちで差別に抗議してくれよ」と思っていました。
男性が女性と関わる口実として女性差別に取り組むのではなく、男性同士で連帯しての活動、とても素晴らしいと思います。ブラザーフッドに期待しています!
伊是名 夏子 さん
障害があると、性的な部分を否定され、ないものとして扱われてしまうことが多いからこそ、男性性、女性性に憧れる障害者も多いです。マイノリティだからこそ差別を常に痛感しているのにもかかわらず、男らしさや、女らしさをもとめてしまうのです。そしてときに抑圧的になり、相手を支配しようとするときも。障害者とジェンダーの問題もとても大きいのです。ジェンダー平等こそが、いろいろな人の生きやすさに繋がります。障害があっても、なくても、女性と対等に接する男性が増えることを願っています。
稲葉 哲治 さん
「有害な男らしさ」のせいでつらい思いをしている男性のケアをうったえる「国際男性デー」に留めるのではなく、男性の「特権」を一人ひとりの男性が自覚し、その「特権」を脱いでみて、なぜそんな「特権」が維持されているのか、そのせいで社会のしくみにどんな歪みが生じているのか、解消のために何ができるのかを考え、行動を始める「国際男性デー」にしていけたらなと思います。
後藤 英之 さん
医師として、多数の事業場から嘱託産業医を受託して活動しています。労働現場には多くのジェンダー不平等が残っています。解決には男性側の「常識」をアップデートする必要があります。この活動に賛同します。
境野 今日子 さん
女性活躍の話になると「女性頑張れ、女性頑張れ」と、女性に向かって言われますが、女性が活躍できないのは、本当に女性の頑張りが足りないから?育児や家事との両立ができない女性が悪いから?
いいえ。これは女性の問題ではなく男性の問題です。あなたは、当事者なのです。
多くの男性に、この活動がキッカケとなり、ハッとする気付きが広がることを願います。
中野 宏美 さん
性暴力撲滅に向けた啓発活動を手掛けるNPO法人しあわせなみだの代表をしています。
行動指針の1つに「性暴力を振るうなんてカッコ悪いと言おう」を掲げています。
「#MenWithWomen」のキャンペーンが広がり、カッコいい男性が増えることを応援しています!
さん
松谷 信司 さん
男性自身が自らの課題として認識する上で、具体的な行動基準が明示されている点は非常に有意義だと思います。「逆差別」などと脊髄反射的に異論を唱えるのではなく、性別の違いを越えて共に誰もが生きやすい社会を形成するための第一歩となればと心から願います。