2019.07.27 22:00
【テキスト版】
ほぼ5分でわかる祝福結婚Q&A
第39回 祝福結婚後、なかなか子供ができません。養子縁組はできますか?
ナビゲーター:阿部美樹
皆さん、こんにちは。
今回の質問は、「祝福結婚後、なかなか子供ができません。養子縁組はできますか?」という質問です。
真の父母様(文鮮明・韓鶴子夫妻)は、祝福について次のように語られました。
「祝福の理想は、未来のための理想であり、将来のための理想であり、後代のための理想であって、自分たちがよいという結論ではない」(『侍義生活ハンドブック』より)
このように、真の父母様は、子孫のことを深く考慮しておられます。
天は全ての祝福家庭に子女を授けたいと願っておられますが、実際にはさまざまな理由により、子供ができない場合があります。
真の父母様は、この課題を解決するために「養子縁組」を許可してくださり、祝福子女を授かる道を開いてくださいました。
そして、養子を授かりたい家庭は、信仰生活において精誠を尽くし、ために生きることによって、「このような家庭に子供が授からないのは気の毒だ」と周囲から同情され、少なくても3家庭以上が「その家庭に養子をあげたい」と申し出るほどの基準が必要だと指導されました。
そのためにも、養子を「他の家庭からもらう」という考え方ではなく、「天から授かる」という意識を持つことが必要です。
授かる側の母親は、ささげる家庭の母親と一体化し、母の心情や苦労などを相続するために、出産を前後して一週間程度、病院などで共に過ごすのがよいでしょう。
そして、自らおなかを痛めて産んだ子供のように、深い愛情を注いで育てる決意をすることが大切です。
一方、天から子宝の恵みを受けた祝福家庭は、子女の授からない祝福家庭とその恩恵を分かち合う使命と責任があります。
ある夫婦は、4人の子女を出産した後、養子縁組を切実に願っているかたがいることを知り、夫婦で「養子としてささげる素晴らしい子女を授かろうと祈りつつ、身ごもった」という証しがありました。
「神様は、自分の家庭を通して、子女のいない家庭に養子を授けようとされている」と考えて、誕生の前から「子女をささげよう」と心掛けることが大切なのです。
聖書に「受けるよりは与える方が、さいわいである」(使徒行伝 第20章35節)というイエス様のみ言が記されています。
与えることができることに感謝し、養子に出した子女を「天にささげた」という心情を持つことが大切です。
また、夫婦が互いによく納得し、心情を一致させた土台の上で養子をささげることが重要です。養子縁組という美しい伝統を祝福家庭の中で受け継いでいきましょう。
皆さんからの質問をお待ちしています。
また、お会いしましょう。