低金利が叫ばれる時代でありながら、老後資金として2000万円が足りない現実を突きつけられています。もはや銀行の定期預金には頼れず、賃上げありきの考え方では厳しく、自衛によって2000万円を捻出しなければならない状況になっています。そんな中で会社設立後、安定的に利回りを確保し続け、低金利時代の救世主になっているのがエクシア合同会社。
このエクシア合同会社で代表を務め、自らもトレーダーとして結果を残してきたのが菊地翔さんです。エクシア合同会社は年々規模を拡大し、投資先としての信頼だけでなく貸金業として確固たる姿を築いています。菊地翔さんの経歴、投資先としての信頼、貸金業のことなどをまとめました。
菊地翔さんのこれまで
インスタグラムなどではとてもリッチな姿を見せ、多くの人に夢を与えている菊地翔さん。北の大地北海道で生まれ、1977年生まれの44歳。東京モード学園を卒業したのち、会社経営も行っており、それなりの実績は積み重ねていながら、ある日FXの魅力に取り付かれます。これからはFXだ!と言わんばかりに、地元北海道に帰ると、そこから6年半FXの取引を行い続けます。1日17時間、寝る時間を考えればほとんど自由な時間がないような生活を送り、FXを極めていきます。
体力まで削り、何が何でもFXを極めることに尽力した菊地翔さん。当然その努力はすぐに報われていくようになり、個人としても実績を重ねるだけでなく、トレーダーとしてのオファーもかかるようになります。2009年で利益率が驚異の2500%超え、その後も実績を重ねていく中で2013年にはイギリス法人を立ち上げ、2015年にエクシア合同会社の設立にこぎつけます。
2017年には14億円程度だった出資額は常にプラスを記録し続けていくうちに拡大し続け、4年ほどで500億円を突破、現在も出資額は伸び続けていると予想されます。1か月の利回りで1%もあれば十分とされ、それが何年も続くとなれば老後資金2000万円の不足は十分に解消される状況に。6年半で1日17時間FXに向き合い続け、結果的に巨万の富を得ることになった菊地翔さん。努力は必ず報われるというフレーズがとても似合います。
安定期に入ったエクシア合同会社
ここ数年は毎月の利回りが3%ほど、年間にすれば30%以上の利回りになっていたエクシア合同会社。100万円を預ければ1年後には130万円になり、その130万円に30%分が乗っかるという構図になるため、数年もすれば元金は回収でき、それどころかどんどん資産は膨らむ一方。こうした動きを受けてこれまで出資していた人はさらなる増資を行い、エクシア合同会社の大躍進に刺激を受けた人たちも投資を行う中で、500億円を超える出資額が集まることになります。
その状況になると1つ問題が起こります。それは巨額になった出資額をどのように無理なく運用していくかという問題です。そのため、2021年を見ると利回りが落ち込んでおり、不安を抱える人もいるのではないでしょうか。しかし、出資額が出資額なだけにこれを一気に転がしていけば、相当なリスクになるほか、さすがにそれだけの金額をさばいていくだけのマーケットは限られていきます。
このため、出資額の一部で運用することを余儀なくされ、その分で出資者たちに配当として出していくわけですから利回りが下がることは当然の事。菊地翔さん自身に限界が出てきたわけではなく、物理的な問題が利回りを下げていると考えるべきです。そしてFXだけでの運用ではさすがに厳しいと判断し、ここ最近ではFX以外の道に活路を見出している状況。様々な分野への投資を行ってリスクヘッジを行うことで少しでも利回りを確保しようとしています。
エクシア合同会社は投資先としてアリか
エクシア合同会社は投資先としてアリか、このあたりが多くの人が気になる部分かもしれません。何事も絶対はなく、今後どんなことが起きるかは神のみぞ知る分野です。現状の投資状況を見る限り、投資先として十分機能し、今後の伸びシロがまだまだある状況なのは確かでしょう。とはいえ、何事にも絶対がない分、投資に関する責任はすべて自己責任であることをこの機会にしっかりと認識するべきでしょう。もちろん菊地翔さんを始め多くの社員は絶対にプラスを目指す、少しでも上積みを作る意識を強く持っているはずです。
とはいえ、菊地翔さんがこれまで関わってこなかった部分にドカンと出資を行うとなると、再び長い時間をかけて勉強を余儀なくされるため、リスクヘッジとしてどこまで突っ込めるかはわかりません。そのため、エクシア合同会社は貸金業登録を行ったうえで、個人や企業、ベンチャーキャピタルなどへの投資や融資を行うことで、利回りアップを図ろうとしている状況です。
エクシア合同会社は貸金業で利回りアップを目指す?
エクシア合同会社が力を入れる貸金業は、2020年に貸金業免許を取得して企業や個人への融資を行いつつ、ベンチャーキャピタルへの投資を行う方針をホームページ上で示しています。その中にはプライベートエクイティへの投資も含まれていますが、このプライベートエクイティは株式を未公開にしている企業への投資全般を指すのだとか。新株予約権や新株引受権などを活用して資金集めを行いたい企業の受け皿にエクシア合同会社がなっていくと推測できます。
個人への融資などではファクタリングなどの手法もあり、豊富な資金力を貸金業として活用していくのは現実的な選択肢と言えます。エクシア合同会社も加盟するCICのリリースでは、貸金業者が個人に行っている借入の残高は2021年11月の段階で10兆円を超えています。もちろんその多くは住宅ローンなどで、個人がギャンブルなどで借金してそれだけになったわけではないですが、それだけのポテンシャルを秘めていることは確かです。
近年、与信スコアを設定して取引に応じてファクタリングの手数料が変化するケースも出てきており、エクシア合同会社がこのような手法を行っていくとすれば、現状の利回りを脱却する可能性は大いにあると言えるでしょう。まだ貸金業としてのノウハウはこれから重ねていくところであり、すぐには結果が出ないかもしれませんが、涙ぐましい努力を重ねてきた菊地翔さんであれば、すぐに結果を出してもおかしくありません。
まとめ
エクシア合同会社は出資額も年々膨らみ、その期待も加速度的に高まっている状況。これまでのFXだけでなく、貸金業でより一段と利回りを稼げるようになれば世間の評判はまた大きく変わることでしょう。菊地翔さんがこれまで築き上げたブランドは、更なる発展を遂げていくのかに注目が集まります。