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2021年5月30日、双葉町上羽鳥。双葉町民の大切な財産が、原発事故により「放射性廃棄物」となってここへ運ばれてくる。小分けにされ、処分される思い出たち。これでも「再稼働」ですか？ #なかったことにさせない
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2021年10月23日、浪江町立浪江小学校。聖火リレーのスタート地点になりながら、東京五輪が開催された時には既に解体されその姿は消された。「原発事故をなかったことにする」それこそが五輪開催の目的だったことを象徴するもの。 #なかったことにさせない
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2022年5月1日、双葉町細谷。中間貯蔵施設エリア。2階の天井から突き抜けて今にも崩れそうな家屋。ここにも暮らしがあった。虚構に満ちた「復興」に置き去りにされた人、物、自然をこれからも見つめ続ける。もう11年ではなく、まだ11年。 #なかったことにさせない
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2022年5月1日、双葉町細谷。中間貯蔵施設エリア。羽山神社より福島第一原発1号機、2号機を臨む。骨組みだけの格納容器が剥き出しの1号機。未だデブリがどうなってるかもわからない。まだ11年。「復興」してますか？ #なかったことにさせない
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2022年5月1日、双葉町郡山。マリンハウスふたば。中間貯蔵施設エリア。ここはガラスの破片も飛び散ったままで、震災の記憶をそっくりそのまま留めている。11年が経っても何故そのままなのか、その意味をよく考えて欲しい。 #なかったことにさせない
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2022年5月1日、双葉町細谷。帰還困難区域の牛舎。ここでおおよそ50頭の牛が餓死した。生き残ったのはわずか数匹。家主は解体を望むが、帰還困難区域のため2024年までは除染も解体もされない。原発事故からもう11年？ まだ11年だよ。 #なかったことにさせない
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2022年1月23日、大熊町小入野西大和久。津波で破壊されたと思われる自動車がまだ残されていた。「もう11年」と人はいうが、この地域は「まだ11年」だ。これは風評でも何でもない。放射性物質拡散による実害である。 #なかったことにさせない
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2022年1月23日、双葉町長塚、まどか保育園。2011年3月11日はお別れ会、お誕生会、10時からはマジックショー。12、13日はのど自慢の予定だった。3月に解体され、今は更地となり、こうした貴重な記録のほとんどは「放射性廃棄物」となった。 #なかったことにさせない
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2022年1月22日、大熊町下野上大野。枯れ草に覆われるスナック。この周辺は2.5μSv/h前後あり、草むらの中はもっと高いだろう。ちなみに奥に見える東電新大熊独身寮の敷地は丁寧に草が刈られ、非常に綺麗になっている。 #なかったことにさせない
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2022年6月4日、富岡町小良ヶ浜。帰還困難区域。「放射性廃棄物」が中間貯蔵施設に移動されたあとも、大量の遮蔽用の土嚢は放置されたまま。そして多くの鳥たちが音を奏でている。かつての水田の現状に、主の男性は、今何を思う。 #なかったことにさせない
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鈴木邦弘 絵本『いぬとふるさと』発売中
@SZKN29
大熊町下野上大野。美しい小鳥のさえずりのなかで。
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2022年6月5日、大熊町下野上大野。倒壊してしまった家屋とそれを癒すかのような野鳥の声。人間は愚か。 #なかったことにさせない
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2022年6月5日、大熊町小入野西大和久。果実送果場。ここから、大熊の梨が出荷されていた。またいつか大熊で梨が作られる日は来るのだろうか。町なかにあった多くの果樹園は全て消えた。これは「風評」ではなく「実害」である。 #なかったことにさせない
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2022年6月5日、大熊町下野上大野。人が消えて自然の楽園となった土地に、再び人が戻り町を破壊する。 #なかったことにさせない
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2022年5月1日、双葉町細谷。中間貯蔵施設エリア。まるで原発事故が終わったかのように展開される双葉町観光キャンペーンだが、そこからわずか数キロの場所で今も緊急事態は進行し、事実、前のめりな避難指示解除は現実に阻まれ実現していない。 #なかったことにさせない
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2022年6月4日、富岡町本岡新夜ノ森。一時帰宅の後、自死する人が何人もいるという。このロープを見てから、この日は宿に戻るまでずっと心臓の動悸が止まらなかった。冷静に考えれば、ロープがそのままなんてことはあるはずはないのだが。 #なかったことにさせない
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2022年6月4日、富岡町小良ヶ浜。ここに立つのは2020年3月以来、5回目。ここに来ると、世間に蔓延る「復興」ムードは何なのかと毎回戸惑う。ただ美しい自然が切ない。 #なかったことにさせない
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2022年6月4日、富岡町小良ヶ浜。かつての水田は放射性廃棄物で荒らされ、それらが中間貯蔵施設に移設されたあとも、遮蔽用の土嚢が大量に放置されたまま。もうここで米が作られることはないだろう。これは東電だけの責任ですか？ #なかったことにさせない
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2021年10月24日、双葉町長塚。伝承館の前で大学生がヨガに興じたところからわずか1km、放射性廃棄物として解体されていくかつての暮らしの場。彼らが、ここに住んでいた住民たちの思いに気持ちが至ることは、果たしてあるのだろうか。 #なかったことにさせない
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2022年6月5日、大熊町下野上大野。一時4μSv/hまで達した。ここが今月31日に避難指示解除される。「避難指示解除＝復興」の印象操作のために、科学を置き去りにして。これを風評呼ばわりする奴らこそ非科学の極みである。 #なかったことにさせない
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ただのK. Shozugawaです
@sunbaiman
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例えば、この場所も解除予定の場所の一つ。確かに3.8以下なので避難指示の解除要件(のひとつ)は満たしているが、ではなぜこれまで解除してきた他のエリアは0.23を目指して除染してきたのか...。
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2022年6月5日、大熊町夫沢中央台。約1.5〜4.0μSv/h。6月30日にこの場所が避難指示解除された。税金、強制避難から自主避難、補償、除染…他人は「復興のスタートライン」というが、これは「棄民のスタートライン」でもある。 #なかったことにさせない #参院選
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2022年6月5日、大熊町下野上大野。今日6月30日、この場所が避難指示解除された。これは「復興」のスタートラインなのだろうか。棄民政策の本格的なスタートではないだろうか。 #なかったことにさせない #参院選
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2022年1月22日、大熊町下野上大野。JAふたば。震災直後のままだったこの建物も、今や解体され跡形もなく消えた。原発事故の負の遺産を片っ端から消して、また過ちを犯そうというのか。 #なかったことにさせない #参院選
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