天将星は家長の星です。組織を統括し支配する役目が天将星です。複数の人間が集まれば上下関係ができて頂点に位置するリーダーが生まれる。リーダーになることで、気位や誇りが高まります。大きな組織の頂点を望みますので、組織の内容より大きさにこだわります。その性質が人間関係に現れると、来者を歓迎し往者を嫌います。組織内をまとめることよりも大きくすることが主となりやすく、内側を安泰させると外部に向かって拡大のための動乱を起こします。それが不可能な時は内側の組織を誘発し、拡大するように働きかけます。そのため組織が混乱することがあります。組織も自分のものという感覚になりやすく、時には組織内の人達の人事権も自分が持っていると思います。リーダーの役目は、人間性の度量の大きさや人格の高さが要求されるので、人間性の錬磨や鍛錬が必要になります。人間性の錬磨は若年期に鍛錬されることによってなされます。もし若年期に鍛えることができなければ、大人になっても小さな組織のリーダーにもなれず、不平不満を家族や仕事に出して、自分の間違いや失敗を他人のせいにします。最強の星だけに周囲に及ぼす迷惑の度合いは大きいです。役に立たなくなった天将星のみじめさは最高です。若年期に鍛えられず過保護に育てられると、病弱となります。病気になることによって、鍛えられた結果と同じになります。鍛錬をすることは苦労することで、苦労することは形から入って精神を学ぶことです。だから常に精神の錬磨をしなくてはいけません。精神が錬磨されると、甘えや頼りを忘れ不言実行の姿となり、組織の者から尊敬を受けます。尊敬が集まれば組織に参集するものが増え、組織は自然と大きくなります。頂点が高いほど、大きな強靭さを必要とし、また頂点は孤高でもあります。人が集まることを喜ぶ星だけに、孤高を保つことは難しいが、孤高を保てるようにならなければなりません。組織の長となる者は自分を捨てる気持ちがなければなりません。自分の家族にこだわっていてはリーダーとして君臨することは難しいです。だから「高みに登る者はは孤独である」と言うのであって、その孤独さは自分自身に対する自分をなくす孤独の戦いです。天将星は傲慢になりやすく、自分が間違っても改めません。その態度に怒って去る人がいれば、その人を非難します。少しでも反省の気持ちが出てくると、宗教の世界に入ろうと考えます。しかし実際には、どれだけ信仰心を持ち信心深くしても救われることはなく、ただ勝手に救われていると思っているだけです。最強の星は最大の苦労を払って輝きを増します。苦労を避けるものは、周囲の人達に迷惑を及ぼして最後に自分が迷惑を受けます。