13日夜、福岡市の中央警察署に勾留されていた40歳の被告の男が首をつった状態で発見され、その後、死亡が確認されました。

自殺を図ったとみられています。

警察によりますと、13日午後8時10分ごろ、中央警察署の留置施設内のトイレで、被告の男が、着ていた衣服などを使って首をつっているのを、洗面をさせようと訪れた警察官が発見しました。

男は心肺停止状態で、福岡市内の病院へ搬送治療中に死亡が確認されました。

死亡したのは、新型コロナウイルスの助成金をだまし取ったなどとして逮捕・起訴されていた、福岡市早良区に住む飲食店経営の40歳の男です。

警察は、男が自殺を図ったとみて、当時の見回りなどの管理体制に問題がなかったか、詳しく調べる方針です。