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「こんな判決が出るなら、それこそ安心してスポーツに親しむことは無理」
「加害者の全責任を認めるこの判決で、バドミントンだけじゃなく、怖くてスポーツができなくなる」
「ケガするかもしれないってスポーツをしなくなる人が増えることを懸念するなら、ケガさせたら賠償金を払わないかもしれないってスポーツをしなくなる人の懸念もしてほしい」
「最高裁で、スポーツに常識的な理解がある裁判官のもと、判決がくつがえるように願うしかない」
「この前例が認められれば、スポーツで少し体に接触しただけでも損害賠償請求できてしまう。何をもって安心といえるのか」
「スポーツもペアでする時はお互いに誓約書を書く時代か。ケガをしても私は訴えないです、と」
「これからは相手に当たりそうになったら、打つのをやめろと指導されるんだな」
「バドミントンを始めようという人は減るだろう。子供に始めさせたばかりだが、この裁判を知ってやめることにした」
「体の接触があるスポーツはすべて危険。ダブルスは危険なスポーツと認定された」

 今回舞台となったバドミントン教室や一般人が楽しめるサークルなど草の根活動こそが、競技の土台を支えている。「女子ダブルス裁判」が、今後のバドミントン界、そしてスポーツ全体にも影響を与えていくかもしれない。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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