政党・議員様からのメッセージです

社会民主党

 本日「TokyoTransMarch2022」にお集まりのみなさまに連帯と激励のメッセージを贈ります。
日頃のみなさまの活動に敬意を表します。
 今、自民党と旧統一教会のズブズブの関係が大きな問題となっています。特に、旧統一教会の考え方である全体主義、排外主義的な思考が、今日までの国の政策に大きく影響を与えてきたのではないかという問題です。
「国家、家族、集団」が個人の意思よりも優先されるという理念、このような排外主義的思考には、私たちは断固反対です。そして、これらの歪んだ思考が、今のトランスジェンダー差別をはじめとする全ての差別・偏見の大きな要因のひとつです。

 この世に生まれ、自分がどの「性(SOGI)」なのかは、自分が決める。それをお互いが尊重しあえる社会を実現し、徹底して「個人の基本的人権」を守ることが大切です。
 そのためにも「平和、基本的人権の尊重、国民が主人公」が基本理念である憲法の実現が今求められています。だからこそ、憲法の改悪には絶対反対です。

「戦争はしない、させない」平和で多様性を認め合い、個人の意思が大切にされる社会をめざします。とりわけ、LGBTQ当事者を差別から守り、構造的差別の是正を進めるための「LGBTQ差別禁止法」をつくるために頑張る決意です。

共に頑張りましょう!

2022年11月12日
社会民主党
党首 福島みずほ

日本共産党

メッセージ

 TokyoTransMarch2022にご参加の皆さんに、日本共産党を代表し、熱い連帯のメッセージを送ります。

 性のあり方は多様です。すべての人が等しく「個人として尊重」(憲法13条)され、人権を守られながら生きられる、ジェンダー平等の社会をつくらなくてはなりません。

〝性的少数者の尊重は家庭や社会を崩壊させる〟などと主張する統一協会や神道政治連盟などの勢力と政権党が癒着し、差別的な言説が政治家によってふりまかれている現状に、厳しい抗議と、断固たたかう決意を表明するものです。

 私たちは党の綱領に、性的指向と性自認を理由とする差別をなくすことを掲げています。皆さんの声と運動に学び、これからもともに歩みます。

日本共産党委員長 志位 和夫

立憲民主党

TokyoTransMarch2022へのメッセージ

 TokyoTransMarch2022の開催をお慶び申し上げます。

 私たち立憲民主党は、結党の綱領で「自由」と「多様性」を尊重し、支え合い、人間が基軸となる「共生社会」を創ることを基本理念として掲げ、「性別を問わずその個性と能力を十分に発揮することができるジェンダー平等を確立するとともに、性的指向や性自認、障がいの有無、雇用形態、家族構成などによって差別されない社会を構築する」と明記しました。

 そして、本年7月の参議院選挙では、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーをはじめとする「性的少数者」などが差別を受けず自分らしく生きることができる社会をつくるため、性的指向や性自認(SOGI)による差別について、①行政機関等による差別の禁止、②雇用の分野での差別の解消、③学校等での差別の解消等の施策、を盛り込んだ「LGBT差別解消法」の制定を訴えました。

 私たちはこれからも皆様と協力しながら、性的指向・性自認(SOGI)による差別や偏見、ハラスメントがない社会の実現をめざします。

2022年11月12日
立憲民主党代表 泉 健太

れいわ新選組

TokyoTransMarch2022開催にあたって
れいわ新選組代表 参議院議員 山本太郎

 今回で2年目となる「TokyoTransMarch2022」の開催をお祝いするとともに、れいわ新選組の代表として、激励のメッセージを送らせていただきます。
 世界で年間400人ものトランスジェンダーの当事者の方が殺害されている現実に対し、世界では11月20日が、「国際トランスジェンダー追悼の日」として、社会に対してトランスジェンダーの尊厳と権利について考えることを呼びかける国際的な記念日となっていることは、まだ日本では十分に認知されているとは言えません。当事者やその支援者の皆様が日本でも声を上げていることを心強く思います。
 「何があっても心配するな、そんな国をあなたと作りたい」という理念のもと、れいわ新選組では、今年の通常国会に提出された野党提案による「LGBT差別解消法案」に私たちも賛同し、提案者に名前を連ねました。
 今後とも、トランスジェンダー当事者の皆様の声に耳を傾け、皆様に学ばせていただきながら、誰もが生きているだけで価値のある社会の実現に向けて邁進して参ります。

緑の党グリーンズジャパン

Tokyo Trans March 2022開催に向けて

緑の党グリーンズジャパン共同代表
中山 均、松本なみほ、尾形慶子、橋本久雄

 Tokyo Trans March 2022開催、おめでとうございます。
 緑の党グリーンズジャパンは、結党から10年、「基本的人権を保障し、多様なあり方を認め合う」を基本政策に掲げ、実行してきました。
去る7月25日に公表された貴団体の「特定の宗教・宗派によるLGBTQ+への差別・排除に対する抗議声明」は、旧統一教会の自民党政治への影響が露呈している今、意義ある発信で共感します。
 WHOはすでに1990年、同性愛・両性愛を精神疾患から削除していますが、今年1月には「性同一性『障害』」も「精神障害」の分類から除外しました。性の多様性はその人らしさそのものであり、疾患や障害ではないというあたり前の概念が国際的に確認されたことを、皆様をはじめ当事者たちの長い活動への敬意をこめて、ともに喜びたいと思います。

 すべての人がその人らしく生きられる社会、柔軟に違いを認め尊重し合うことで生み出される新しい豊かさを育んでいきましょう。

 マーチの成功をお祈りしています。

新社会党

TokyoTransMarch2022開催へのメッセージ

TokyoTransMarch2022に参加されたすべての皆さん。新社会党は、TokyoTransMarch2022の開催を祝し、連帯のメッセージをお送りします。
新社会党は、「平和・人権・環境・正義」を掲げて26年前に結党されました。「あらゆる差別を超える連帯」が私たちの運動の基調でしたが、私たちの性の多様性に対する理解は低いものでした。
近年LGBTをはじめとして性的少数者に関する情報が増えてきましたが、この社会の中に、性の在り方によって、生きづらさを抱えている人がいるということを私たちは充分理解できていないと感じています。
私たちの周りに、性的少数者はいないのではなく、言えない、言わない、様々な思いや事情を抱えていることを身近に感じることはできませんでした。率直な反省点です。
私たちは、今年の参院選で多くの困難を抱える当事者の人々と接する機会をいただきました。そこでの経験・交流は私たちの財産になりました。そこで私たちは、理解を深めたいと9月28日に、「トランスジェンダー問題」の学習会を初めて開催しました。4回の連続学習会を引き続き企画しています。
差別の根絶と権利の獲得のために、私たちは決意を新たにしています。

2022年11月12日
新社会党中央本部
委員長 岡﨑宏美

国民民主党

「Tokyo Trans March 2022」の開催にあたってのメッセージ

「Tokyo Trans March 2022」の開催にあたり、国民民主党を代表して連帯のメッセージをお送りいたします。
 国民民主党は、当事者のみなさまや関係団体と手を携えながら、トランスジェンダーをはじめとする「性的少数者」などが差別を受けない社会をつくるため、性的指向や性自認(SOGI)で差別させないための施策を盛り込んだ法案の成立に向け、積極的に取り組んでまいりました。
 また、私たちは「自由」「共生」「未来への責任」を綱領に掲げ、「公正・公平・透明なルールのもと、多様な価値観や生き方、人権が尊重される自由な社会」、「誰もが排除されることなく、互いに認めあえる共生社会」、「未来を生きる次世代への責任を果たす社会」をめざしています。
 こうした理念の下、引き続き皆さまとの連携を強化しながら、一人一人がかけがえのない個人として尊重されるような社会づくりに、党を挙げて全力で取り組みます。
 すべての人が、より自分らしく誇りをもって、前向きに楽しく生きていくことができる社会の実現に向け、連帯してともにがんばってまいりましょう。

国民民主党代表
玉木 雄一郎

新宿区議会議員

(トランス女性)

高月まな

 第2回東京トランスマーチの開催、おめでとうございます。トランスジェンダーの存在が徐々に認知されつつあるとはいえ、まだまだ私たちは苦しみや悲しみ、生きづらさをかかえています。私自身も、学校の制服に悩んだり、就労できずに生活が苦しくなったり、周囲から傷つく言葉を浴びたり、いろんなことがありました。それでも、生きていこうと思えるのは、声をあげて社会を変えていきたいと動いている仲間が世界中にいるから。私たちの人生のリアルに光を当て、特別な存在ではなく人間としてあたりまえに生きられるようにすること。そんな未来をめざして、「わたしたちは、ここにいるよ!」と何度でも声をあげて、ともに歩いていきましょう!

愛媛県松山市議会議員

わたなべひろゆき

 愛媛県松山市議会議員の「わたなべひろゆき」です。

 Tokyo TransMarch2022開催おめでとおうございます。
愛媛県松山市でも「私たちはここにいる」を掲げてパレードが出来るように頑張っていきたいと思います。
 参加者皆様にとって素敵なパレードになることを松山の空の下から応援しています。

北海道議会議員

渕上綾子

 Tokyo Trans March 2022の開催を心よりお慶び申し上げます。トランスジェンダーに関する課題は学校、家庭、医療機関、地域社会、就職採用を含めた職場環境、スポーツなど多岐にわたります。SDGsに掲げる5(ジェンダー平等を実現しよう)、10(人や国の不平等をなくそう)、16(平和と公正をすべての人に)の考えに照らし、あらゆる段階での慣例や既存の制度、伝統的な価値観などを総点検する必要があると考えています。また、近年ではトランスジェンダーへのバッシングの動きが見受けられ、懸念しているところです。このような根拠のない言論や誤った理解、感情に基づくバッシングなどが広がらないよう努めております。議会内外での活動を通し、理解促進や差別解消などの人権施策の推進、GIDクリニックの設置拡大や医療情報の提供、パートナーシップ制度の早期導入など、数少ないオープンのトランスジェンダー自治体議員としての役割をはたしてまいります。

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