休日は何日与えればよいか、代休と振替の考え方労働基準法社労士試験

休日

原則　毎週１日の休日（０時～２４時の暦日単位で休日）

　⇔変形週休制（特定の４週間を通じ４日以上の休日を与えるとする制度）　

　就業規則等で定める（常時１０人未満では、就業規則に準ずるもので定める）

※８時間３交代制では、連続２４時間の休みで休日とできる

※翌日の労働開始時間までは全て5月10日の労働として扱われる

※振替休日とはあらかじめ入れ替えることで休日労働とはならない制度であり、事後に休日とする代休とは異なる

※通常の労働時間の賃金が支払われる

※結果として週の法定時間超えれば割増賃金が発生する

代替休暇制度は週６０時間を超える時間外労働が発生した場合に、その割増賃金を払わずにその割増賃金分の休暇を事後に与えることとする制度であり、1日または半日単位で代替できる。有給と異なり時間単位とすることはできない。

代替休暇の条件

代替可能時間数　＝（１ヶ月の時間外労働時間数－６０時間）×換算率（２５％）

換算率　＝（取得しなかった場合の割増率（５０％）－取得した場合の割増率（２５％））

振替休日

休日をあらかじめ変更しておく制度であって時間外労働等とは無関係

振替休日によってその週の法定労働時間を超える場合には、時間外労働となり割増賃金が発生

代替休暇

休日等を事後に与えるという制度

その日において時間外労働・休日労働であることに変わりはないから、割増賃金は発生する

自動車運転者の労働時間等の改善のための基準