静岡鉄道の踏切に設置された非常停止ボタンを押して電車の運行を遅らせたとしてスリランカ人留学生の男性が書類送検されました。

 偽計業務妨害の疑いで書類送検されたのは静岡市葵区に住むスリランカ人留学生の男性(20)です。

 警察によりますと、9月2日午後11時半ごろ、静岡市清水区草薙の静岡鉄道の踏切に設置された非常停止ボタンを押して電車の運行を約3分間遅らせた疑いが持たれています。

 電車は新清水発、新静岡行きの普通列車で非常ボタンを押すような緊急性がなかったことから静岡鉄道から被害届が出されていました。

 男性は「興味本位から押した」と容疑を認めているということです。

画像: 「興味本位で…」電車の非常停止ボタン押して電車を遅らせる…スリランカ人の留学生の男性を書類送検
白鳥衛記者:
「富士宮市の田貫湖に来ています。こちらでは紅葉が見ごろを迎えていて赤と緑のコントラスト、そして富士山との組み合わせが見事です」
画像: 「ここへ来るとまだまだ長生きしそう」富士宮市・田貫湖の紅葉が見ごろ 富士山との共演も… youtu.be

「ここへ来るとまだまだ長生きしそう」富士宮市・田貫湖の紅葉が見ごろ 富士山との共演も…

youtu.be

 富士山と紅葉の共演が楽しめる、富士宮市の田貫湖。きれいに色づいたモミジやカエデなどが、今まさに見ごろを迎えています。

 富士山と紅葉を同時に見られるのは今の時期だけ。多くの人が紅葉狩りを楽しんでいます。

見物客(富士市民):
「木によって紅葉の仕方が違う。黄色とか同じ赤でも濃いものと少し薄いものと、そのグラデーションがとってもきれい。この周りの緑と一緒にね。最高です」

見物客(富士市民):
「この景色、空気の良さ、もうけっこう歳とってますけど、まだまだ長生きしそう。ここへ来ると」

行くなら今!見ごろは来週末まで

 湖畔の売店でも、日に日に観光客が増えているのを実感しているといいます。

田貫湖キャンプ場 遠藤和彦支配人:
「夏場は緑とこの湖、今の時期はこの鮮やかな赤ということで、(湖の)周遊走路を散歩・散策しながら紅葉を見にずいぶん来ている」

 田貫湖にはキャンプサイトがあり、きょうは平日にも関わらず、多くの利用客が―。

キャンプ客(浜松市民):
「湖も近いし、今は紅葉の時期で紅葉もきれいで、のどかに過ごしてリラックスできると思って来た」

Q.仕事の疲れを癒やす?
「そうですね」

キャンプ客(三島市民・静岡市民):
「最高だね。来るときもめっちゃ紅葉がきれいで、来る前の道もすごくきれいだった。あまり紅葉を見たことがなくて、初めての感じで、天気もいいしすごくよかった。最高ですね、本当にきれい」

田貫湖キャンプ場 遠藤和彦支配人:
「昼間は赤のコントラストで夜は暗い。朝方は富士山の白さもあり、寒いところで焚き火もしてということで、多くの客が来ている。きょうは平日ですが約80組が来ている」

Q.80組がキャンプに来ている?
「そうです」

Q.見物客を含めるとそれ以上?
「観光の方はその3倍か4倍は来ている」

 田貫湖の紅葉は見るなら今が絶好のタイミング。見ごろは来週末までとなりそうです。

 台風15号で大きな被害を受けた静岡市清水区の枝豆農家があります。復旧に向けて支えとなったのは、地元・清水ゆかりのアスリートたちでした。
画像: 枝豆農家の5代目は元サッカー少年…台風被害に手を差し伸べたのは多くのアスリート 西澤健太選手『できることあったら言ってください』 静岡市 youtu.be

枝豆農家の5代目は元サッカー少年…台風被害に手を差し伸べたのは多くのアスリート 西澤健太選手『できることあったら言ってください』 静岡市

youtu.be

5代目は33歳。高校時代はエスパルスユースキャプテン

 およそ100年の歴史を持つ静岡市清水区の「瀧戸農園」。ハウス10棟およそ2800坪の敷地で枝豆が一年中栽培されています。

 農園の代表を務めるのは33歳の瀧戸諒さんです。

 小学1年生でサッカーを始め、中学生のときはエスパルスジュニアユースで活躍。高校生になるとエスパルスユースでキャプテンとしてプレーしました。

 その後、銀行員を経て28歳の時に地元で代々続く枝豆農家を継ぎました。

瀧戸諒さん:「私で5代目になりまして、この枝豆を自分の親の代で途切れさせてしまうのがもったいないと思った」

 しかし、今年9月の台風15号で県内各地で大きな被害が起きました。瀧戸さんのハウスも1棟が浸水。枝豆そのものに被害が出たほか、ハウスの暖房に使うボイラーも故障しました。

瀧戸諒さん:「率直に悲しい。ここまで育て上げるのも簡単なことではなく、愛情込めて種から育てているので」

画像: 5代目は33歳。高校時代はエスパルスユースキャプテン

人生初のクラウドファンディング…アスリートたちがSNSで拡散

 農地の修復や壊れた設備の購入費用を集めるため、人生初のクラウドファンディングを決意した瀧戸さん。苦しい状況に手を差し伸べてくれたのがエスパルスの選手をはじめとするアスリートたちでした。

瀧戸諒さん:「まず最初に被災があったときに、西澤健太選手からすぐ連絡いただいて『大丈夫ですか』『何かできることあったら言ってください』」

 また、ユース時代からの知り合いの元エスパルス長沢駿選手や大前元紀選手ら多くのプロ選手が、SNSで瀧戸さんのクラウドファンディングを拡散してくれたといいます。

瀧戸諒さん:「サッカーを一緒にやってきた仲間や後輩、先輩が(拡散を)やってくれたので、非常に心強かったです。エスパルスのサポーターの方からも、また拡散が行われまして、本当にありがたいなという気持ちでいっぱい」

 また、先日は以前から知り合いだった清水区出身の阪神タイガース岩崎優投手も農園まで来て、クラウドファンディングを応援してくれたといいます。

 瀧戸さんは地元・清水とアスリートへの感謝を口にします。

瀧戸諒さん:「自分が思っていた以上の人に自分は支えられているんだなと。生きてきた中でやってきたサッカーとこの清水というところで、多くの人から支援とか温かい言葉たくさんいただいて、前向きな気持ちと頑張らなきゃなという気持ちになっています」

画像: 人生初のクラウドファンディング…アスリートたちがSNSで拡散
Next

This article is a sponsored article by
''.

No Notification