鈴木邦弘 絵本『いぬとふるさと』発売中@SZKN29·Oct 32022年6月5日、大熊町熊新町。震災から11年と3ヶ月、当時のままのファミリーマート。人間と動物に荒らされて中は荒れたまま。原発事故さえなければ、ここまで放置されることはなかった。全ては「放射性廃棄物」として処分される。 #なかったことにさせない16482
鈴木邦弘 絵本『いぬとふるさと』発売中@SZKN29·Oct 52022年1月22日、大熊町下野上大野。原発事故によって震災後約11年放置。いずれ解体され除染され更地になり、再開発され、震災前の面影は消える。そこに東電の天下り企業が金儲けにやってくる。事故さえもムラにとっては美味しい。くそくらえ。 #なかったことにさせない22633
鈴木邦弘 絵本『いぬとふるさと』発売中@SZKN29·Oct 62021年5月29日、大熊町熊旭台。住宅街は次々と解体され、あちこちに更地ができ雑草が生える。原発事故で失われた土地を、国も東電も買い取らない。曰く「汚染されているから」。事故を起こした当事者がどの面下げて言えるのか。 #なかったことにさせない13849
鈴木邦弘 絵本『いぬとふるさと』発売中@SZKN29·Oct 62021年5月29日、大熊町下野上大野。震災後、柴犬通りと呼ばれた大野銀座。かつてここにはたくさんの置いていかれた柴犬が彷徨っていた。2022年10月の今、ここに写っている建物はほぼ全て解体された。 #なかったことにさせない12735
鈴木邦弘 絵本『いぬとふるさと』発売中@SZKN29·Oct 112022年1月23日、大熊町熊新町。原発事故から11年近く放置されたファミリーマート。レジは全開で、中は空っぽで何もない。震災後に散々喧伝された「日本スゲー」は幻想に過ぎない。 #なかったことにさせない13646
鈴木邦弘 絵本『いぬとふるさと』発売中@SZKN29·Oct 112022年1月23日、大熊町小入野西大和久。店舗も家屋も解体され木が伐採され除染のために土がひっくり返され更地となった大地と、発電することのない1Fと首都とを繋ぐ無機質な鉄塔。これは果たして「復興」なのか。 #なかったことにさせない13753
鈴木邦弘 絵本『いぬとふるさと』発売中@SZKN29·Oct 122022年1月23日、大熊町熊新町。双葉病院は今も帰還困難区域の中にある。避難の過程で45人が死亡した。ゲートに立つ警備員に声をかけて聞いてみるが、そのことは知らなかった。ちなみに福島市から通っているという。 #なかったことにさせない22440
鈴木邦弘 絵本『いぬとふるさと』発売中@SZKN29·Oct 122022年1月23日、大熊町熊新町。あぶくま信用金庫。震災当時のまま約11年が過ぎた。色褪せたアンパンマンのポスターが切ない。ここで働いていた人も、原発事故によって皆が散りじりになった。 #なかったことにさせない12839
鈴木邦弘 絵本『いぬとふるさと』発売中@SZKN29·Oct 122022年5月1日、双葉町細谷熊ノ沢。帰還困難区域。事故を起こした企業の当事者が避難者差別を煽りながら「少しずつ復興が進む」と喧伝する原発事故被災地だが、除染もされず、ここはずっと置き去りのまま。これの何が「復興」なのか。 #なかったことにさせない12729
鈴木邦弘 絵本『いぬとふるさと』発売中@SZKN29·Oct 122021年5月30日、双葉町長塚西宮下。原発事故により突然奪われた暮らしは、震災後一度も戻ることなく、全ては解体された。世間ではこれを「復興」と呼ぶ。 #なかったことにさせない13139
鈴木邦弘 絵本『いぬとふるさと』発売中@SZKN29·Oct 132022年1月23日、大熊町熊新町。自然に呑み込まれてゆく家屋。偉大な自然の前では、人間なんてちっぽけで無力なもの。 #なかったことにさせない12548
鈴木邦弘 絵本『いぬとふるさと』発売中@SZKN29·Oct 142022年4月30日、大熊町下野上清水。池田牧場。数十億円かけたハコものばかりが「復興」の象徴として紹介されるが、震災後11年以上、殺処分命令に従わず牛を育てた酪農家のことを忘れていないか。 #なかったことにさせない13962
鈴木邦弘 絵本『いぬとふるさと』発売中@SZKN292022年10月16日、富岡町本岡新夜ノ森。原発事故から11年7ヶ月放置されたファッションセンターしまむら。原子力緊急事態宣言は今も発令中。一部で「復興」が進むも、根本的な問題は何も解決されていない。 #なかったことにさせないTranslate Tweet7:06 AM · Oct 17, 2022·Twitter Web App90 Retweets2 Quote Tweets97 Likes
鈴木邦弘 絵本『いぬとふるさと』発売中@SZKN29·Oct 18Replying to @SZKN292022年10月15日、双葉町長塚寺内迫。ここは数百メートルに渡って1.5〜2.5μSv/hほどの高線量地帯。奥に見える山沿いに遊歩道(農道?)があり、1年前にそこを歩いたこともあるが、そちらはさらに高い。ここも8月30日に避難指示解除された。 #なかったことにさせない0:12368 views12222
鈴木邦弘 絵本『いぬとふるさと』発売中@SZKN29·Oct 182022年10月16日、富岡町小良ケ浜市の沢。双葉で牛飼いをしていた人から聞いて訪れた双葉畜産組合跡地。更地になった大地にセイタカアワダチソウが生え、昼の12時半から秋の虫の声が鳴り響く。夜ノ森は静寂に包まれている。 #なかったことにさせない11319
鈴木邦弘 絵本『いぬとふるさと』発売中@SZKN29·Oct 192022年10月15日、双葉町長塚観音堂。1年ぶりに訪れた漬物工場は、内部が片付けられつつあり、強烈な異臭も控えめになっていた。ここもまもなく解体され姿を消す。空間線量は1.5〜3.0μSv/h。作業員の被曝はどれほどか。 #なかったことにさせない12132
鈴木邦弘 絵本『いぬとふるさと』発売中@SZKN29·Oct 192022年10月16日、富岡町大菅川田。東京電力川田寮。東電社員寮にしては珍しく植物に呑み込まれるかのような様相を見せている。「放射能安全」というのであれば、東電上層部はここで暮らしてみてはどうだろう。 #なかったことにさせない22941
鈴木邦弘 絵本『いぬとふるさと』発売中@SZKN29·Oct 20富岡町大菅川田。2022年6月4日と10月16日。放射能で汚染され人が消えた町を自然が呑み込む。僕はこの土地に足を運ぶたび、自然の力強さに驚嘆する。 #なかったことにさせない12638
鈴木邦弘 絵本『いぬとふるさと』発売中@SZKN29·Oct 202022年10月15日、旧双葉町役場。「原子力明るい未来のエネルギー」標語考案者が“負の遺産”として保存を呼びかけた看板の文字盤は伝承館の倉庫で眠っているが、支柱は放置されたまま。今後、旧町役場が解体された後は、一体どこで保管されるのだろう。 #なかったことにさせない12122
鈴木邦弘 絵本『いぬとふるさと』発売中@SZKN29·Oct 212022年10月15日、双葉駅前駐輪場。今も震災当時の自転車がそのまま放置されている。これもいずれ「放射性廃棄物」として処分されるもの。8月30日に避難指示解除されたが、今もそこかしこに痕跡は取り残されている。 #なかったことにさせない12017
鈴木邦弘 絵本『いぬとふるさと』発売中@SZKN29·Oct 222022年6月4日、富岡町本岡新夜ノ森。葬祭場の脇で置いてきぼりの原付バイク。震災から11年半、モノ言わぬ物たちは愚かな人々の猿芝居をどう見つめてきたのだろう。 #なかったことにさせない11725
鈴木邦弘 絵本『いぬとふるさと』発売中@SZKN29·Oct 222022年6月4日、富岡町本岡新夜ノ森。六国沿いの葬祭場。人々の悲喜こもごもを見つめてきた建物は、原発事故から11年が過ぎようとも、自らが語り部となりて姿を残す。 #なかったことにさせない11425
鈴木邦弘 絵本『いぬとふるさと』発売中@SZKN29·Oct 242022年5月1日、双葉町郡山。中間貯蔵施設エリア。放置されたままの物干し台。原発事故によって壊された暮らしは戻ることはない。ここには「復興」はない。11年経とうが何年経とうが、先祖が守ってきた土地を奪われた悲しみが消えることはない。 #なかったことにさせない12337
鈴木邦弘 絵本『いぬとふるさと』発売中@SZKN29·Oct 252022年10月15日、双葉町長塚町西。これは震災から11年7ヶ月後の光景。右端にちらっと見えるのは新しく出来た双葉町役場。人は「復興」というけれど。 #なかったことにさせない11837
鈴木邦弘 絵本『いぬとふるさと』発売中@SZKN29·Oct 262022年6月5日、大熊町小入野西大和久。六国沿いのJAの施設。震災から11年を経ても荒れ果てたまま放置されていた。「もう11年」という人もいるが、これを見て同じことがいえるか。 #なかったことにさせない12123
鈴木邦弘 絵本『いぬとふるさと』発売中@SZKN29·Oct 272022年10月15日、双葉町長塚町西。双葉駅周辺はかなりの家屋や店舗が解体され姿を消したが、まだまだ震災当時のままの場所も多い。「まだ何も終わっていない!」と声が聞こえてくるようだ。 #なかったことにさせない12128
鈴木邦弘 絵本『いぬとふるさと』発売中@SZKN29·Oct 282022年5月1日、双葉町細谷。中間貯蔵施設エリア。津波で流された車が今も一箇所に集められて置かれている。ここにはまだまだ11年前の痕跡がたくさん遺されている。 #なかったことにさせない11428
鈴木邦弘 絵本『いぬとふるさと』発売中@SZKN29·Oct 282022年5月1日、双葉町細谷。中間貯蔵施設エリア。汚染土を詰め込んだ真新しいフレコンバッグが並ぶ。原発周辺自治体では今も除染作業は続いている。「もう11年」という人もいるが、ここを見る限り「まだまだ11年」だ。 #なかったことにさせない12937
鈴木邦弘 絵本『いぬとふるさと』発売中@SZKN29·Oct 302022年6月5日、大熊町下野上大野。人が放射能で汚染した大地を自然が覆い尽くす。避難指示が解除され、ここは再開発エリアとなり、再び人間がかつての町を破壊し尽くす。果たして避難指示解除は「復興」か。 #なかったことにさせない11632