鈴木邦弘 絵本『いぬとふるさと』発売中@SZKN29·Oct 242022年5月1日、双葉町郡山。中間貯蔵施設エリア。放置されたままの物干し台。原発事故によって壊された暮らしは戻ることはない。ここには「復興」はない。11年経とうが何年経とうが、先祖が守ってきた土地を奪われた悲しみが消えることはない。 #なかったことにさせない12337
鈴木邦弘 絵本『いぬとふるさと』発売中@SZKN29·Oct 252022年10月15日、双葉町長塚町西。これは震災から11年7ヶ月後の光景。右端にちらっと見えるのは新しく出来た双葉町役場。人は「復興」というけれど。 #なかったことにさせない11837
鈴木邦弘 絵本『いぬとふるさと』発売中@SZKN29·Oct 262022年6月5日、大熊町小入野西大和久。六国沿いのJAの施設。震災から11年を経ても荒れ果てたまま放置されていた。「もう11年」という人もいるが、これを見て同じことがいえるか。 #なかったことにさせない12123
鈴木邦弘 絵本『いぬとふるさと』発売中@SZKN29·Oct 272022年10月15日、双葉町長塚町西。双葉駅周辺はかなりの家屋や店舗が解体され姿を消したが、まだまだ震災当時のままの場所も多い。「まだ何も終わっていない!」と声が聞こえてくるようだ。 #なかったことにさせない12128
鈴木邦弘 絵本『いぬとふるさと』発売中@SZKN29·Oct 282022年5月1日、双葉町細谷。中間貯蔵施設エリア。津波で流された車が今も一箇所に集められて置かれている。ここにはまだまだ11年前の痕跡がたくさん遺されている。 #なかったことにさせない11428
鈴木邦弘 絵本『いぬとふるさと』発売中@SZKN29·Oct 282022年5月1日、双葉町細谷。中間貯蔵施設エリア。汚染土を詰め込んだ真新しいフレコンバッグが並ぶ。原発周辺自治体では今も除染作業は続いている。「もう11年」という人もいるが、ここを見る限り「まだまだ11年」だ。 #なかったことにさせない12937
鈴木邦弘 絵本『いぬとふるさと』発売中@SZKN29·Oct 302022年6月5日、大熊町下野上大野。人が放射能で汚染した大地を自然が覆い尽くす。避難指示が解除され、ここは再開発エリアとなり、再び人間がかつての町を破壊し尽くす。果たして避難指示解除は「復興」か。 #なかったことにさせない11632
鈴木邦弘 絵本『いぬとふるさと』発売中@SZKN29·Oct 302022年10月16日、富岡町大菅川田。東京電力川田寮。人は自然に対して無力。にもかかわらずコントロールしようとして過ちを犯す。繰り返し、何度も何度も。 #なかったことにさせない21422
鈴木邦弘 絵本『いぬとふるさと』発売中@SZKN29·Oct 312021年5月29日、大熊町立大野小学校。今ここはリノベーションされ、大熊インキュベーションセンターなるシェアオフィスとなっている。2022年6月30日の避難指示解除前からテナントを募集していたが、周辺の空間線量など、原発事故関連の話題には一切触れてはいなかった。 #なかったことにさせない21423
鈴木邦弘 絵本『いぬとふるさと』発売中@SZKN29·Oct 312021年5月29日、大熊町下野上大野。震災当時のまま放置されたコインランドリー。この時から1年5ヶ月が過ぎ、多くの店舗、家屋が解体されたが、今もそこかしこに原発事故の傷跡は遺されている。報道されない小さな痕跡を、ずっと伝えていきたい。 #なかったことにさせない11632
鈴木邦弘 絵本『いぬとふるさと』発売中@SZKN29·Nov 12022年1月23日、双葉町長塚。解体直前のまどか保育園。当時、園庭の中で8μSv/hを超える場所があった。解体された直後の5月1日に訪れた際は3μSv/hまで下がっていたが、この数字は震災前の75倍。フォローアップ除染されたと信じたいが、双葉町の除染は実はかなりいい加減だ。 #なかったことにさせない11525
鈴木邦弘 絵本『いぬとふるさと』発売中@SZKN29·Nov 22022年1月22日、旧大熊町役場そばの体育館にて。「想い出の品一時集積所」と張り紙がされた入口の向こうには、町民の私物がいくつも置かれていた。帰還困難区域などからの持ち出しは本来禁止だが、原発事故から時が経ち、対応がなあなあになっている。 #なかったことにさせない11421
鈴木邦弘 絵本『いぬとふるさと』発売中@SZKN292022年1月22日、大熊町下野上北向の工場。1.5〜3.0μSv/hはあり、くまなく調べればもっと高い場所もあるだろう。工場解体によって線量は下がるかもしれないが、1.0μSv/h以下まで下げるのは難しい。しかしここも避難指示解除された。 #なかったことにさせないTranslate Tweet1:08 AM · Nov 2, 2022·Twitter Web App11 Retweets22 Likes
鈴木邦弘 絵本『いぬとふるさと』発売中@SZKN29·Nov 6Replying to @SZKN292022年11月4日、大熊町下野上金谷平。家屋が解体され大切な財産がフレコンバッグに詰め込まれる。これを「復興が進んでいる」という人がいるようだが、上っ面をなぞるだけじゃなく、もっと真面目に当事者の声を聞けと言いたい。 #なかったことにさせない21230
鈴木邦弘 絵本『いぬとふるさと』発売中@SZKN29·Nov 72022年11月5日、大熊町下野上大野。紅葉する町。落ち葉が腐葉土となりセシウムが土壌に吸収されていく。年間1mSvを目指すと町は住民と約束した。除染作業ははてしなく続く。 #なかったことにさせない1918
鈴木邦弘 絵本『いぬとふるさと』発売中@SZKN29·Nov 72022年11月5日、大熊町下野上大野。あまりに鮮やかに赤く染まる葉を見て、まるで自然が血を流しているかのように見えた。 #なかったことにさせない1918
鈴木邦弘 絵本『いぬとふるさと』発売中@SZKN29·Nov 82022年1月23日、大熊町熊新町。原発事故後、11年に渡って放置されたバイク。全ては大事な財産だったが、原発事故によって奪われた。「賠償金を貰っただろ」心ない言葉をぶつける人もいるが、東電はローンの肩代わりはしない。 #なかったことにさせない11921
鈴木邦弘 絵本『いぬとふるさと』発売中@SZKN29·Nov 82022年1月23日、大熊町熊新町。町営住宅前で倒れたままの子供用自転車。今、この子はどこで暮らし、果たして健康でいるだろうか。 #なかったことにさせない1917
鈴木邦弘 絵本『いぬとふるさと』発売中@SZKN29·Nov 92022年11月5日、大熊町野上秋葉台。常磐道脇の帰還困難区域ゲート。大野駅周辺を半ば強引に避難指示解除したことで「復興」ムードの演出は為されたかもしれないが、現実は今も常磐道は帰還困難区域の中。 #なかったことにさせない11017
鈴木邦弘 絵本『いぬとふるさと』発売中@SZKN29·Nov 92022年10月16日、富岡町大菅川田。東京電力川田寮。3階まで逞しく伸びる緑が、まるで汚染された建物を癒すかのように見える。身勝手に自然を蹂躙してきた人間が、とてもちっぽけで惨めな存在に思える。 #なかったことにさせない1716
鈴木邦弘 絵本『いぬとふるさと』発売中@SZKN29·Nov 92022年5月1日、双葉町細谷熊ノ沢。帰還困難区域。住民は除染、解体を望むが、行政は金がかかるから避難指示解除されるまで出来ないという。細野豪志は「採算度外視で除染する」と双葉町民に約束したが、それは反故にされている。 #なかったことにさせない13631
鈴木邦弘 絵本『いぬとふるさと』発売中@SZKN29·19h2022年5月1日、マリンハウスふたば。中間貯蔵施設エリア。震災から11年を経ても、津波で突き破られたガラスは今も散乱したまま。原発事故被災地には今も止まったままの場所が溢れている。 #なかったことにさせない11112
鈴木邦弘 絵本『いぬとふるさと』発売中@SZKN29·13h2022年6月5日、大熊町下野上大野。原発事故により11年以上放置され、今は解体され更地となった。 原発事故被害を可視化すると「風評加害」と中傷する輩がいる。彼らの狙いは被害の矮小化であり、国と東電の免責。つまり手先であり奴隷である。 #なかったことにさせない1013