
(台中中央社)台湾プロ野球は9日、年間王者を決める台湾シリーズ第4戦が中部・台中市の台中インターコンチネンタル球場で行われ、元阪神の林威助監督率いる中信ブラザーズが楽天モンキーズを3-2で破り、4連勝で2連覇、9度目の年間優勝を果たした。
この日、初回に1点を先制した中信。二回表に同点に追いつかれるも、二回裏には9番・岳東華の適時打などで1点勝ち越した。六回は3点目を奪ってリードを広げた。八回途中から2番手として登板した元阪神の呂彦青が2回無失点で今シリーズ3個目のセーブを挙げ、胴上げ投手にも輝いた。
中信は、林が指揮官に就任した昨年も統一ライオンズとの台湾シリーズを4連勝で制している。林はシリーズ8連勝を飾った最初の監督となった。
(黄巧雯/編集:羅友辰)