公開日

失明の高校生ショック 県警の説明「全く納得できない」

no image

今年1月沖縄市でオートバイの高校生に失明する大けがをさせた疑いで男性巡査が書類送検された事件で、10日高校生の代理人が会見し、県警の説明は高校生の認識と異なるもので全く納得できないと批判しました。

高校生の代理人
「沖縄県警は加害警察官が少年に職務質問をするため停止を求めたが止まらなかったために少年に掴みかかった、という行為を故意の暴行と認定しています。」

「しかし少年は突然物陰から出てきた加害警察官に殴られたのであり、故意及び暴行の内容が全く異なります。」

会見した代理人は県警の説明に高校生はショックを受けているとした上で「あたかも高校生に非があるかのような内容が含まれ全く納得できない。このような認識でいると知っていたならば、県警の謝罪は受けなかった」とコメントしました。

高校生の代理人
「加害警察官には今からでも本当のことを話してもらいたいと強く思います。少年の言い分をしっかりと聞き、公正かつ適切な対応をしていただきたいと切に願います。」

高校生とその家族は県警に対し損害賠償を求めることも検討しています。

一方、事件について県警は「高校生が暴走行為をしていた。ヘルメットをかぶっていなかった」というネット上の書き込みは事実ではないとして、不確かな情報を拡散しないよう呼びかけています。

あわせて読みたい記事 ヤンバルクイナ

あなたへおすすめ! クマノミ 小 クマノミ 大きい