牛乳パンの「生みの親」を駒ケ根市で発見‼ 65年前の“誕生秘話”を語る 「ある日、来店したある女性が…」
有料会員記事
「ここまで世の中に広まってうれしい。後はみんなにお任せです」。こう語るのは牛乳パンの「生みの親」とされる駒ケ根市飯坂の中坪兼吉(かねきち)さん(88)だ。その誕生は65年ほど前にさかのぼる。
ある日の午前5時ごろ、当時23歳の中坪さんが働いていた伊那市の若増製パン(現在は閉店)に「耳でもいいからパンを売ってほしい」と女性が来店。切羽詰まった様子を見て、中坪さんはパン粉用のパンに業務用のいちごジャムを塗って渡した。
女性は次の日も来店。その日はジャムがなかったので代わりにケーキ用のバタークリームを塗って渡した。すると女性は翌日も訪れ、「何個でもいいから昨日のパンが欲しい」と熱望した。その様子を見た社長が「これは…
(残り984文字/全文1296文字)