ペットの亡きがらをゴミと一緒に火葬、担当者「日常的にやっていた」
荻野好弘
愛知県北部の3市2町でつくる愛北広域事務組合が運営する火葬場「尾張北部聖苑」(同県犬山市)で、ペットを火葬する際、業務委託先の社員らが、弁当の空き箱やペットボトルなども一緒に燃やしていたことが分かった。組合が8日発表した。SNSでの投稿で発覚し、少なくとも10年以上前から続いていたという。
組合によると、尾張北部聖苑では、故人やペットの火葬業務を「五輪」(本社・富山市)に委託。20~60代の男女6人ほどが火葬を担当し、飼い主や組合職員は立ち会っていないという。
SNS上に、「動物火葬の際、自分たちが食べたコンビニ弁当のゴミを一緒に燃やしている」との投稿があり、外部の葬儀社からの問い合わせで発覚した。社員らが動物炉でペットの亡きがらとゴミを一緒に燃やしていた。現場責任者の男性は、組合の聞き取りに、「以前から火葬担当者が日常的にやっていて、そういうものだと思っていた」と話したという。
同社名古屋支店の責任者は取…
- 【視点】
許せない行為です。私も他の自治体で、同じように施設側に犬やうさぎの亡骸を預けて、後で骨だけ引き取った時のことを思い出してしまいました。 あの時は、他のペットの骨と間違われていないだろうか、と心配しました。しかし、今回のケースは、そんな
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