会話

人魚が釣れた。「痛い」と言うので釣り針を外すと、みるみる傷口は塞がり妖艶な唇が現れた。すぐに僕は道具をしまい背を向けた。「帰るんだ?」と人魚は何か察したようだった。「だって…」「別に…いいよ」との言葉に振り返ると、人魚は目を閉じていた。僕は欲望のままに墨を塗りたくり魚拓を取った。
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