バツ3、バツ4も…!? 何度でも「離婚」を繰り返す“バツ2以上”女性に多い3つの共通点
オールアバウト / 2022年11月7日 22時5分
結婚経験のある女性の中でも、バツイチ、バツ2、バツ3、バツ4という方がいます。ここでは、離婚しやすい女性のタイプを3つご紹介します。
離婚しやすい女性の特徴とは?
夫婦問題カウンセラーの岡野あつこです!さて、最近バツイチの更にその先にまで行ってしまったバツ2、バツ3、バツ4……、が増えています。日本も欧米型に近づきつつあるということですね。
筆者のところへ再婚相談に訪れる方には、「とにかく一時の盛り上がりで再婚はしない方がいい。最低半年間は同居してから籍は入れなさい」とアドバイスしています。
そして実際その半年間で破局を迎え、「籍を入れなくて本当に良かったですよ、岡野さん!」という方も今まで少なくない数見てきました。とはいえ、筆者の職業柄か、周りはバツイチだらけ。バツイチが主流の普通。そんな中で、バツ2以上も増えています。
バツイチ・バツ2……になる理由・原因はそれぞれですが、バツ2以上になる人たちには、ある種の傾向があるのも事実。ここでは、この傾向について探ってみましょう。
特徴1:運命の王子様を探している人
筆者が勝手にこう呼んでいるのですが、これはお見合いを何十回繰り返しても結婚に至らない人にも当てはまる言葉で、離婚を繰り返す女たちにもいえるわけです。再婚をしてしばらくの間はラブラブ~ですから、やっと運命の人に巡り会えたのね、と幸せな日々を送ります。ところが、蜜月期を過ぎると、ちょっとずつパートナーの欠点が目に付くようになってきます。
「もしかしたら、この人は私の運命の人ではなかったのでは?」と思い始めます。そのうち何か問題が起きたとき、やっぱりこの人ではなかったのだ!とあっさり離婚の道を選んでしまうのです。
意外に気持ちの切り替えが早いのが女性。また、一度嫌だと思ったら何が何でも嫌、もう生理的にも受け付けない!とまで嫌悪してしまうのも女性に多いんです。
でも、ここで離婚をしたら、既にバツイチの女はバツ2になってしまいます。離婚以外にあり得ないと、誰もが思うような理由があるのなら、我慢していることはありません。
でも、そこまでの理由でもないのに離婚したら、この先何回再婚しても、離婚することになるでしょう。そういう人は、結局誰と結婚しても満足できない人なのです。
恋愛でも結婚でも要は<組み合わせ>。幾ら相性がよくて結婚しても、年を経るとお互い変わります。基本的に相性はよいのですが、様々なことが関わりあって、その時々、その年齢におけるパートナーとの<組み合わせ>が一時的に悪くなってしまうことがあるのです。
でも一時的に<組み合わせ>が悪くなったからといって、そこでその関係を絶ってしまったら、つまり離婚をしてしまうのは、筆者は間違いだと思うのです。
夫婦は日々一緒に生活していれば、波風が立つことはたくさんあります。でも、そこで相手をチェンジすれば、こんなことはないのに、というのは大間違い。
どんなに自分にとってパーフェクトな相手と暮らしても、波風は立つのです。多い少ないの差こそあれ。波風が立ったら、1つ1つ乗り越えていかなければ。
特に子どもがいる人は、余程慎重に考えなくては。誰といても波風が立つなら、子どもの実の父親といるのが、一番いいのです。勿論子どもにとっても。DV夫とかではない限り。
周りに離婚している友人・知人が多いと、離婚へのハードルが低くなり、気軽に安易な連鎖離婚をしてしまう人も中にはいます。それにも筆者は首をひねるばかり……。
特徴2:極論に達しやすい人
離婚を繰り返す女は誰も彼も不満足、という以外にもまだある種の傾向があります。それは<極論に達しやすい>面があるということです。このタイプ、性格は自己チュー、我が儘、短気、プライドが高い……。従って常に女王様でいないと気が済まない。夫にはいつもチヤホヤ世話を焼いてもらって……君臨している。
ところが、夫からしてみれば、たまには逆の立場にもなってみたいわけです。そこで、従順で、年上の自分に一目置いて尊敬してくれるような年の若い女をつまみ食い。女王様とはいえ、女は勘が鋭いですから、夫の浮気はすぐに発覚。女王様としては断固許せません。
そこで「もう許せない、冗談じゃない!」となってしまうのです。夫は軽い浮気のつもりだったのに、あれよ、あれよという間に離婚ということに……。
筆者は毎日のように「夫の浮気の相談」を受けているせいか、本気ならともかく浮気は許せるようでなければ、何回でも離婚することになると思う部分もあるわけです。
確かに絶対許せない気持ちも分かります。だって自分と肌を重ねている夫の肌・カラダが、他の女性と触れ合っただなんて、想像したら、それはもう一旦凍りついた後に、頭に血が上って沸騰することでしょう。筆者も経験者ですから、それは分かります。でも……。
特徴3:純愛主義で愛こそ全てと考えている人
さて最後に挙げるのが、純愛主義者の女。「愛があれば何もいらない、何も怖くない」という……。賢い女、悪く言えば計算高い女、というのは、恋愛と結婚を分けて考えます。ところが、恋愛は結婚に直結していてしかも即決!という人がいます。このタイプが離婚を繰り返す女たちになりがちなのです。このタイプの女は、とにかく自分の気持ちや感情に忠実に生きています。ある意味純粋なのですね。純粋過ぎるといってもいいでしょう。それはそれで、筆者は愛すべき人だとは思うのですが。
恋愛から結婚という流れは、まぁ良しとしましょう。でも! 即決というのはどうなのでしょう? 離婚という苦い経験からシングルになり、一転して久しぶりに恋に落ちた! 舞い上がってしまうのは、分かります。でもその恋愛初期の勢いで再婚!というのは軽率です。
それで、もう二度と離婚は繰り返さない、と覚悟を決め一生上手くいくならいいですよ。でも、こういう人に限って、3年以内に「バツ2になっちゃいました!」ということが多いのです。
また、バツイチ以上同士だった場合、式だの披露宴を省略して入籍するだけの結婚ということも多いのです。すると、紙切れ一枚役所に提出するだけですから、気軽で手軽なんですよね。これもバツを増やしてしまう一因になったりします。
慎重に、筆者は最短でも半年付き合って半年同居して、それで良かったら結婚しなさい、とアドバイスしています。
今離婚を考えている方、離婚と再婚を繰り返しても、実は何かがそんなに変わるということはないことも多いのです。安易な離婚を後悔する人もいます。
幸せとは平凡な日常が続いていくというところにあるのです。離婚したい理由が些細なことであるなら、王子様は目の前にいる人だということに、早く気付いてください。
そして、バツ2になろうが、バツ3になろうが、次のパートナーをゲットできる人はまだいいのかもしれません。40代以上になると、再婚は段々難しくなってきます。
それなら、問題が起きても、喧嘩しても、最後は歩み寄って努力をして、今のパートナーとますます絆を築いていくのが一番いい道なのではないかしら?
岡野 あつこプロフィール
夫婦問題研究家、パートナーシップアドバイザー、NPO日本家族問題相談連盟理事長。立命館大学産業社会学部卒業、立教大学大学院 21世紀社会デザイン研究科修了。自らの離婚経験を生かし、離婚カウンセリングという前人未踏の分野を確立。32年間で相談件数3万8000件以上、2200人以上の離婚カウンセラーを創出。著書多数。近著に『夫婦がベストパートナーに変わる77の魔法』(文:岡野 あつこ(離婚ガイド))
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