女人化研究所掲載作品(Re-Printing)
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鏡を別の女性の姿が一瞬見えたと
同時に悟志は
何かから目が覚めた思いだった
そして男としての自をい出し
己の恥辱的な姿に呆然としてしまったのである。
想像もしてなかったほどに女性らしい水泳帽に
悟志は猛烈な恥辱感を感じていた。
そんな悟志に追い討ちを掛けるかのように
雪子はとんでもないことを 悟志に告げた。
「悟志くん、それ、着ちゃったでしょ・・その水着」・・・・・
それ着ていた娘、去年死んだの。
酷く不幸な死に方だったみたい・・・・
水泳が大好きで・・その水着も
大事にしてたわ・・・・
死ぬ間際まで、それを着て目指していた「大会に出るって」
言い残して死んだの。
なのにおもしろ半分で
男のあなたに着られるなんて、
『さなえ』もそりゃ怒るわ。
実は呪われてるの、その水着。
その呪縛の強烈さで学校側も警察も
ひとまずロッカー室ごと閉鎖してたわけ。
すっごいらしいわよ
彼女の呪いって。相当苦しい死に方だったみたい・・
「男」なんかに大事な水着 着られたら・・・
あれ?
悟志くん・・・頭膨らんだ?
髪増えちゃったの帽子の中で・・・
ん? ちょっと女っぽくない
肉付き・・・・ふふふふふ
はははははははは
確かに悟志自身も何か体の変調を感じていた。
胸が痛い・・・・
「さなえ」の呪いか?
そのスクール水着は悟志の体を撫で回し、
弄ぶるかのように撫で回し、
その肉体を艶かしい女体へと強制的に変化させていった
胸が張る・・・・・
「いやだ!! そんなの!! 女みたいになっちゃうぅぅ」
あわてて水着を脱ごうとする悟志。
しかし
水着だけを脱ごうと摘んでも
皮膚も一緒に摘んでしまう!!
「さなえ」の水着は
悟志の皮膚吸い付き
離れようと しなかった。
男だったはずの
悟志お尻は
肉付きたっぷりの
水着姿の女性の
お尻と変貌してしま
っていた・・・・
「いっ痛い・・!」「やだ! ! 取れない!! 取れないわ!!」
焦る悟志。
水着が脱げない・・
とっさに頭の帽子が気になる。
恐る恐る引っ張ってみる。
取れない・・それは頭皮と髪にへばりついていた。
「こんな格好で外歩けない!」
これも「さなえ」の呪いか・・・・彼女は悟志に何を望んでいるのか・・・・
しかし少なくとも悟志は
もう外見上
男には見えない肉体と成っていた。
続く