挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【Web版】怨獄の薔薇姫 政治の都合で殺されましたが最強のアンデッドとして蘇りました 作者:霧崎 雀@作家系バ美肉YouTuber

第四部B 赤薔薇の予告状編

しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました
287/287

[4b-35] 愛は地球を救う

 既に街は静かだった。


 半ば瓦礫の山と化したトウカグラの街は、もはや、余興のコースとしての役目も終えた。

 コースの壁であり、瓦礫を成形する骨組みでもあった大きな蔦は、未だ瑞々しい緑色には見えるものの、既に死に絶えている。やがて乾いて朽ちるのみだ。


 コースを照らしていた飛行ゴーレムも撤収し、瓦礫の山は街に沈んでいく。

 そんな中で、未だ、トウカグラで唯一無傷の建物、トゥーダ・ロイヤルホテルだけは煌びやかに照らされていた。


「はい、どうぞ。

 ぬるめにしてあるよ」

「……ありがとう」


 シエル=テイラ亡国の面々は、展望ホールの隣のVIPルームに引き上げていた。


 バニーガール姿のトレイシーが、お茶用のミルクだけをティーカップに入れて差し出すと、ミアランゼは俯きがちに、目を合わせぬままカップを受け取った。


「ミアランゼ、やっぱトレイシーには硬いよね。

 人間嫌い?」

「そういうわけでは……」

「尻尾は正直よ」


 茶化すようにエヴェリスが言うと、彼女の尻尾がパタンと膝を打った。

 しなやかで艶やかな黒い尻尾は、彼女の腰にぐるりと巻き付いて、膝の上に置かれていたのだ。これは彼女がかしこまって緊張している時や、警戒している時の仕草だ。


 ミアランゼは人間に対して警戒心と嫌悪感を抱いていて、それは味方に対しても同じだった。

 もっとも、それは、彼女が人間に何をされたか考えてみれば、無理なからぬ感情だろうけれど。


「私や姫様だって元は人間じゃなーい」

「今は違いますでしょう」

「やれやれ」


 少しバツが悪そうに、ミアランゼはホットミルクを啜った。

 猫獣人ケットシーは時に、酒よりもこれを尊ぶ。飲み過ぎると健康を害するのも酒と同じだが、既に命無き身であるミアランゼは平気なようだ。


「つまり私らは、足りなくなった『プロジェクト・C』の資金を確保するため、金貨泥棒大作戦を計画したんだけどね。

 なるべく共和国民に嫌われたくなかったし、なんなら人気者になりたかった。足りないのは資金だけじゃないし、()()()も共和国で調達したかったから。

 だから強引に金貨を奪っていくのはやめたんだ」


 ミアランゼがホットミルクを飲む間、エヴェリスは壁に張られたタイムテーブルを、教鞭のようなもので指しながら説明していた。


「そして、もう一つ。

 できれば君を復活させたかった」

「大変な作戦の最中に、敢えて私を……ですか?」

「状況が揃ってたから、逃すのも惜しくてねー。

 いや、まあ本当は、一晩で全部やる予定じゃなかったんだけどさ」


 裏でも表でも仕事をして、大車輪のエヴェリスは、それを苦にした様子も無く満足げだ。


「復活の儀式に大量の魔力リソースが必要なのは言うまでもないんだけど、それだけでもダメでさ。

 なんて言うか君自身が……存在する方法を思い出さなければいけない状態だった、って言うか……」

「存在する、方法?」

「そう。私はトウカグラの街にそれを求めた。

 市民でも、集まった警察や軍でもいいから、お膳立てされたわけじゃない野生の新鮮な人族えものを捕らえて、血を奪う経験をね」


 ミアランゼは首をかしげて、己の身体を見つめ直した。


 エヴェリスの話を聞いたルネもよく分からなかったし、エヴェリス自身も深い理解や確証があるわけではないようだ。

 ただ、指の動かし方や呼吸の仕方を他人に説明しがたいように、極めて基礎的で当たり前のように備わっている『存在の根拠』というのがあるらしい。

 それをミアランゼに取り戻させるため、エヴェリスは吸血鬼の本能を刺激する策を考えたのだ。


「だから君を吸血花と合成したんだ。

 別に植物以外でもよかったんだけど、これなら専門家エルフたちの知見を使える作戦だったから」


 そしてそれは、上手く行った。

 植物として操作し、大量の獲物を狩らせ、食らわせる。

 さらには植物が果実を付けるのと同じように、実を結ばせることで新たな身体を作った。生まれ直させることで、存在の自己認識を強制的にリセットするよう計らった……とかなんとか。

 かくしてミアランゼは、植物系吸血鬼として復活したのだった。


「身体の調子はどう?」

「……ひなたぼっこがしたいです。とても。

 できれば屋根の上とかで」

「あー、光合成……」


 ミアランゼの尻尾がゆらゆらと揺れた。

 その先端には、あの吸血花のミニチュアみたいな、可愛らしい紅い花が咲いている。

 なるほど、この花を陽に当てないのは可哀想にも思えるが、しかし言うまでもなく、ほとんどの吸血鬼にとって日光は致命的弱点だ。


「もしかして吸血鬼の弱点、克服できてたりしない?」

「こんな事例は私も初めてだからね……

 慎重に性質を調べていかないと」


 エヴェリスもルネも、予断を持たなかった。

 ただでさえ極めて稀少な獣人と人間の混血なのに、それが吸血鬼になり、さらに植物の性質を持つに至ったとなっては、もはやミアランゼはミアランゼでしかなく、何もかも彼女自身を調べるまで分からない。


「さて、それじゃ私らは仕上げに行ってくるよ」

「よっし、もうひと頑張りだね」


 懐中時計を見て、エヴェリスとトレイシーはVIPルームを出て行った。

 余興は終わったが、二人にはまだ仕事が残っているのだ。


 そして、張り紙だらけのVIPルームに残されたのは、ルネとミアランゼの二人だけ。


「血以外も口にした方が良いと思うわ。

 遠慮せずに食べなさい」

「はっ。ありがたく頂戴致します」


 ミアランゼは天を指すように真っ直ぐ尻尾を立てて、恭しく礼をした。


 VIPルームには、パーティーの御馳走が運び込まれ、片隅の机の上に並べられていた。

 それはエヴェリスや助手たちが、余興の裏方仕事をしながらぞんざいに摘まんでいたようで、皿の上は既に寂しくなっていたが、それでもまだ四人前くらいは残っていた。


 ミアランゼは自分の前に運ばれてきた盆の中から、艶やかな赤と黒の物体を一つ、手に取る。


「とても美味しそうですけれど、これは……なんですか?」

『ネギトロ』


 盆を捧げ持つ円筒形のゴーレムは、渋い声で答えた。


 * * *


『お待たせ致しました!

 見事、戦いを完遂した英雄、ジャレー・ウィズダムの帰還です!

 皆様、拍手でお迎えください!』


 楽団がどこかの国の戴冠式みたいに壮大な音楽を奏で、魔力灯照明が眩い光を投げかける中、ジャレーは堂々と展望ホールに入場した。

 『ゴール』の際には既にボロボロで汗まみれだったジャレーだが、短い時間で身繕いを済ませ、今は記者会見に臨む時と同様、ビジネス界の貴公子たる颯爽としたスーツ姿であった。


 展望ホールは割れんばかりの拍手で溢れかえった。

 賞賛の拍手は惜しみなく、熱狂的だった。一体感とも言える。筋書きはどうあれ、ジャレーは困難な闘いを完遂し、会場の者たちはそれを後押ししたのだから。

 ジャレーは今、確かに英雄だった。どうしても道化者の色彩を帯びてはいたが、祭の夜の乱痴気騒ぎには、むしろそれこそ似つかわしい。


『さあ、一言どうぞ』

『うむ……オホン』


 壇上で拡声杖マイクを渡され、勿体付けた咳払いをして、ジャレーは輝くように爽やかな表情で口を開く。


『まずは、私の戦いを支援してくれた皆様に、厚く御礼申し上げる。

 私が人々を救えたのは、ひとえに皆のお陰だ』


 パーティー会場には歓声と指笛が響いた。


『諸君。人は皆、戦士である。

 私は今日まで命懸けの戦いをした経験など無かったが……

 思えば商売とは、常に命懸けのものだ。

 その覚悟を持って当たっているからこそ、私は不測の事態にも動揺せず戦い抜けた。

 もし、そんな私の姿が皆に勇気を与えられたとしたら、これは無上の幸いだ』

「よくやるわ、全く」


 即興の見事なスピーチを聞いて、ジャスミンことエヴェリスは、呆れているのか感心しているのか微妙な呟きを漏らす。

 実際、この状況で開き直れるのだから、ジャレーも大したものだった。見栄っ張りと身の程知らずも極めれば一芸だ。


『そして、ここで、今宵の余興の主催者であるジャスミン・レイ様からも一言、頂きたいと思います!』


 キョウコ、もといトレイシーはジャレーから拡声杖マイクを回収し、エヴェリスに渡す。


 エヴェリスが進み出ると、会場は再び、水を打ったような静寂に包まれた。


『皆様、最後までお付き合いくださいましてありがとうございました。

 私自ら企画致しました、今宵の余興。

 少々刺激が強かったかも知れませんが、ふふ……同じ出来事を繰り返すばかりの毎日など、つまらないものでしょう?

 お楽しみいただけましたでしょうか』


 エヴェリスの言葉でむしろ冷や水を浴びせられたように、夢から醒めたように、人々の表情に緊張感が満ちた。

 今宵の祭が命懸けの狂宴であった事、人の倫理など通じぬ者の手による陰謀の類であった事を、彼らはやっと思い出したのだ。


『さて、今宵の余興では皆様に、後援者となっていただきました。お力添えに感謝致します。

 ……そして、皆様から頂きました寄付金ですが、私はこれを全てファライーヤ共和国に寄付すると宣言致します』


 一同、呆然。


 そして次の瞬間、もはや爆発のような勢いで困惑と驚愕の声が飛び交った。


「なんだと!?」

「どうして!?」

「どういうことだ!?」


 皆、これを、阿漕な金稼ぎの陰謀だと認識していたのだろう。

 国中に対する宣伝というアメ。囚われた人質たちの存在というムチ。それらをテコに、パーティー参加者に金を吐き出させる立て籠もりなのだと。


 だが、エヴェリスの狙いはそこではない。

 そもそも、パーティー参加者に金を振り込ませたところで、回収は難しい。ナイトメアシンジケートとて公権力の抵抗に遭うのだ、ファライーヤ共和国に地盤の無いシエル=テイラ亡国には不可能だろう。

 そして毟り取った金額自体も、盗み出した金貨の一割にさえ満たない。

 最初から、収入にしようとは考えていなかった。


 エヴェリスはこれを、共和国政府に寄付する。

 その手続きが通るかは分からないが、共和国法にも犯罪収益を没収して被害回復に充てるものがあるのだから、どっちにしろ結果は同じだった。ならここでエヴェリスが自ら宣言することが肝要だった。


『余興のため、少しばかり街を傷付けてしまいましたので、そのお詫び、補償とさせていただきます。

 聞けば共和国政府は、この街の価値を高く見積もって競売に掛けてしまったため、その埋め合わせに四苦八苦しているとのこと……

 僅かなりと、その足しにもしていただければ……と、思います』


 殊勝な調子で、エヴェリスは言う。

 パーティー参加者たちは、金の行き先などどちらでも良かろう。いや、むしろ自分たちの出した金が魔物の国に渡るよりは、共和国政府のものとなる方が好ましいはずだ。

 良心(そんなものがあるなら)の呵責も無く、世間体も守られる。

 だが、だからこそ、そんなうまい話があるのかと戸惑っている様子であった。


『さあ、皆様!

 パーティーはまだまだこれからです。

 一夜の夢を、どうぞごゆるりとお楽しみくださいませ』


 エヴェリスは問答無用で話を打ち切る。

 余興は終わり。ここからは商談会だ。

※ネギ類は犬や猫には毒なので与えてはいけません。

 ミアランゼはアンデッドなのでネギの毒ダメージは踏み倒せますが、多分あれはネギが入ってないマグロタタキ軍艦をネギトロと呼んでいるだけと思われます。

  • ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
いいねをするにはログインしてください。
ポイントを入れて作者を応援しましょう!
評価をするにはログインしてください。

感想を書く場合はログインしてください。
イチオシレビューを書く場合はログインしてください。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。

この小説をブックマークに登録している人はこんな小説も読んでいます

賢者の弟子を名乗る賢者

仮想空間に構築された世界の一つ。鑑(かがみ)は、その世界で九賢者という術士の最高位に座していた。 ある日、徹夜の疲れから仮想空間の中で眠ってしまう。そして目を覚//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全494部分)
  • 5017 user
  • 最終掲載日:2022/10/31 12:00
ヘルモード ~やり込み好きのゲーマーは廃設定の異世界で無双する~

山田健一は35歳のサラリーマンだ。やり込み好きで普段からゲームに熱中していたが、昨今のヌルゲー仕様の時代の流れに嘆いた。 そんな中、『やり込み好きのあなたへ』と//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全547部分)
  • 4547 user
  • 最終掲載日:2022/11/02 18:00
【2022年10月5日アニメ放送開始!】陰の実力者になりたくて!【web版】

【web版と書籍版は途中からストーリーが分岐します】  どこにでもいる普通の少年シド。  しかし彼は転生者であり、世界最高峰の実力を隠し持っていた。  平//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全205部分)
  • 4930 user
  • 最終掲載日:2022/10/05 18:00
シャングリラ・フロンティア〜クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす〜

世に100の神ゲーあれば、世に1000のクソゲーが存在する。 バグ、エラー、テクスチャ崩壊、矛盾シナリオ………大衆に忌避と後悔を刻み込むゲームというカテゴリにお//

  • VRゲーム〔SF〕
  • 連載(全860部分)
  • 3992 user
  • 最終掲載日:2022/10/20 07:52
異世界転移で女神様から祝福を! ~いえ、手持ちの異能があるので結構です~

 放課後の学校に残っていた人がまとめて異世界に転移することになった。  呼び出されたのは王宮で、魔王を倒してほしいと言われる。転移の際に1人1つギフトを貰い勇者//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全316部分)
  • 4081 user
  • 最終掲載日:2022/10/10 00:00
デスマーチからはじまる異世界狂想曲( web版 )

2020.3.8 web版完結しました! ◆カドカワBOOKSより、書籍版26巻+EX2巻+特装巻、コミカライズ版14巻+EX巻+アンソロジー発売中! アニメB//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全711部分)
  • 4550 user
  • 最終掲載日:2022/09/11 18:00
乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です

男が主役の悪役令嬢物!? 異世界に転生した「リオン」は、貧乏男爵家の三男坊として前世でプレイさせられた「あの乙女ゲーの世界」で生きることに。 そこは大地が浮か//

  • ローファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全176部分)
  • 4499 user
  • 最終掲載日:2019/10/15 00:00
とんでもスキルで異世界放浪メシ

★アニメ化決定! 2023年1月よりテレビ東京ほかにて放送開始!★ ❖❖❖オーバーラップノベルス様より書籍12巻まで発売中! 本編コミックは8巻まで、外伝コミッ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全631部分)
  • 4524 user
  • 最終掲載日:2022/10/25 00:15
望まぬ不死の冒険者

辺境で万年銅級冒険者をしていた主人公、レント。彼は運悪く、迷宮の奥で強大な魔物に出会い、敗北し、そして気づくと骨人《スケルトン》になっていた。このままで街にすら//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全664部分)
  • 4723 user
  • 最終掲載日:2022/11/03 23:01
よくわからないけれど異世界に転生していたようです

事故で前世のおっさんの記憶を思い出した少女が特に目的も無くふらふらする話。 【講談社 Kラノベブックスより書籍1~4巻・シリウスKCよりコミカライズ1~13//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全149部分)
  • 4166 user
  • 最終掲載日:2022/08/03 00:00
異世界のんびり農家

●KADOKAWA/エンターブレイン様より書籍化されました。  【書籍十三巻 2022/08/30 発売予定!】 ●コミックウォーカー様、ドラゴンエイジ様でコミ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全758部分)
  • 3985 user
  • 最終掲載日:2022/11/05 05:02
八男って、それはないでしょう! 

平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全206部分)
  • 4173 user
  • 最終掲載日:2020/11/15 00:08
元・世界1位のサブキャラ育成日記 ~廃プレイヤー、異世界を攻略中!~

 略してセカサブ。     ――世界1位は、彼の「人生」だった。  中学も高校もろくに通わず、成人しても働かず、朝昼晩とネットゲーム。たかがネトゲに青春の全てを//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全347部分)
  • 4309 user
  • 最終掲載日:2022/10/16 07:00
蜘蛛ですが、なにか?

勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することにな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全600部分)
  • 6689 user
  • 最終掲載日:2022/01/28 00:00
ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで

 空気モブとして生きてきた高校生――三森灯河。  修学旅行中に灯河はクラスメイトたちと異世界へ召喚されてしまう。  召喚した女神によると最高ランクのS級や//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全317部分)
  • 4391 user
  • 最終掲載日:2022/10/26 21:01
野生のラスボスが現れた!

時はミズガルズ暦2800年。かつて覇を唱え、世界を征服する寸前まで至った覇王がいた。 名をルファス・マファール。黒翼の覇王と恐れられる女傑である。 彼女はあまり//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全201部分)
  • 4038 user
  • 最終掲載日:2019/04/15 20:00
ありふれた職業で世界最強

クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えればた//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全448部分)
  • 4843 user
  • 最終掲載日:2022/10/29 18:00
転生したらスライムだった件

突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた! え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全304部分)
  • 5661 user
  • 最終掲載日:2020/07/04 00:00
転生したらドラゴンの卵だった~最強以外目指さねぇ~

【十三巻からはSQEXノベル様より刊行していただいております。】  目が覚めたとき、そこは見知らぬ森だった。  どうやらここは異形の魔獣が蔓延るファンタジー世界//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全742部分)
  • 4187 user
  • 最終掲載日:2022/10/26 18:49
くまクマ熊ベアー

アニメ2期化決定しました。放映日未定。 クマの着ぐるみを着た女の子が異世界を冒険するお話です。 小説17巻、コミック7巻まで発売中。 学校に行くこともなく、//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全734部分)
  • 4272 user
  • 最終掲載日:2022/11/06 00:00
転生したら剣でした

気付いたら異世界でした。そして剣になっていました……って、なんでだよ! 目覚めた場所は、魔獣ひしめく大平原。装備してくれる相手(できれば女性。イケメン勇者はお断//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全1107部分)
  • 4686 user
  • 最終掲載日:2022/11/05 08:00
マジカル★エクスプローラー エロゲの友人キャラに転生したけど、ゲーム知識使って自由に生きる

【書籍版 マジエク7巻9/1発売です】 日本の紳士の間で一世風靡した伝説の美少女ゲームがある。 それは『マジカル★エクスプローラー』通称マジエク、マジエロだ。 //

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全172部分)
  • 4148 user
  • 最終掲載日:2022/10/19 06:00
俺は星間国家の悪徳領主!

リアム・セラ・バンフィールドは転生者だ。 剣と魔法のファンタジー世界に転生したのだが、その世界は宇宙進出を果たしていた。 星間国家が存在し、人型兵器や宇宙戦艦が//

  • 宇宙〔SF〕
  • 連載(全209部分)
  • 4352 user
  • 最終掲載日:2022/05/04 19:02
痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。

本条楓は、友人である白峯理沙に誘われてVRMMOをプレイすることになる。 ゲームは嫌いでは無いけれど痛いのはちょっと…いや、かなり、かなーり大嫌い。 えっ…防御//

  • VRゲーム〔SF〕
  • 連載(全458部分)
  • 4135 user
  • 最終掲載日:2022/11/06 00:03
アラフォー賢者の異世界生活日記

 VRRPG『ソード・アンド・ソーサリス』をプレイしていた大迫聡は、そのゲーム内に封印されていた邪神を倒してしまい、呪詛を受けて死亡する。  そんな彼が目覚めた//

  • ローファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全238部分)
  • 4178 user
  • 最終掲載日:2022/05/15 00:00
無職転生 - 異世界行ったら本気だす -

34歳職歴無し住所不定無職童貞のニートは、ある日家を追い出され、人生を後悔している間にトラックに轢かれて死んでしまう。目覚めた時、彼は赤ん坊になっていた。どうや//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全286部分)
  • 4274 user
  • 最終掲載日:2015/04/03 23:00
【書籍完結】 絶対に働きたくないダンジョンマスターが惰眠をむさぼるまで

【書籍版、完結!】 「働きたくない」  異世界召喚される中、神様が一つだけ条件を聞いてくれるということで、増田桂馬はそう答えた。  ……だが、さすがにそううま//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全545部分)
  • 4191 user
  • 最終掲載日:2022/11/06 00:00
私、能力は平均値でって言ったよね!

アスカム子爵家長女、アデル・フォン・アスカムは、10歳になったある日、強烈な頭痛と共に全てを思い出した。  自分が以前、栗原海里(くりはらみさと)という名の18//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全583部分)
  • 5045 user
  • 最終掲載日:2022/11/01 00:00