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 3度目の電話以降、行方がわからなかった木津さんのバイクは7日午前2時ごろ、都内の自宅から30キロほど離れたさいたま市内で発見された。



「午前4時45分ごろ、河川敷の木で首をつって死亡している木津さんが見つかりました」(前出・民放報道局員)



 いぶきさんの首には圧迫痕があり、首を素手で圧迫されて死亡したとみられる。父と娘の間にどんなトラブルがあったのか。



 全国紙社会部記者は、



「事件当日、父親はどうやら娘に肉体関係を迫った可能性もあるとみて、警察は慎重に捜査を進めています。それ以前に、娘に対し性的虐待があったかはわかっていません」



 父と娘の過剰なスキンシップに前出・知人男性は違和感を抱いたことがあったという。



「よく手をつないで散歩してたよ。事件の3日ぐらい前もそうだった。あのくらいの年齢の娘と堂々と人前で手をつなぐなんて、“そんなのよくできるな。恥ずかしくないのか”って言ったんだけど、一向に気にとめていなかったね。娘さんもうれしそうな顔をしているから、不思議だった」



 いぶきさんの容貌は、



「かわいい子だったよ。昔の吉永小百合に似ているかな。奥さんも相当な美人です」(前出・知人男性)



 よく菓子店に買い物に行っていたという70代の女性は、



「お父さんは実直そうで優しそうな職人さんという雰囲気。けっこう細くて色白で」



 と木津さんの風貌を説明。



 前出・知人男性は、



「一見まじめそうで、外面はいいんだ。口は達者。客商売としてはそれでいいんだけど」