今年は大失敗したモルフォブルーオオムラサキの幼虫越冬
毎年飼育しているもともと累代人工交配で生命力が弱いモルフォブルーオオムラサキだが、今まで幼虫越冬から成虫への飼育羽化成功率3割以上をキープしていたが、今年の冬は越冬でほとんど失敗してしまった。50頭ほどの越冬幼虫を11月に早く冷蔵庫に入れすぎたのが失敗だったようだ。低温で伸びてしまったり乾燥餓死するものが多く3月に入り確認するとほぼ全滅だった。残った4頭ほどを自然飼育に戻したが生き残るかどうかわからない。卵から成虫までのステージを去年の飼育品とともに振り返ってみる。
昨年羽化させたモルフォブルーオオムラサキスギタニ型 2020.6.11.撮影
昨年のモルフォブルーオオムラサキの蛹 2020.6.5.撮影
昨年のモルフォブルーオオムラサキ6令幼虫 2000.5.28.撮影
昨年のモルフォブルーオオムラサキ5令幼虫 2020.5.12.撮影
2021年に羽化するモルフォブルーオオムラサキの強制採卵卵塊 2020.7.3.撮影
2021年に羽化するモルフォブルーオオムラサキ1令幼虫 2020.7.11.撮影
2021年に羽化するモルフォブルーオオムラサキ2令幼虫 2020.7.11.撮影
2021年に羽化するモルフォブルーオオムラサキ3令幼虫 2020.8.10.撮影
2021年に羽化するモルフォブルーオオムラサキ越冬型4令幼虫 2020.9.30.撮影
越冬型になってから木から降り越冬体制になるまでの期間が長い4令幼虫。葉が枯れても食べ続ける。 2020.10.23.撮影
越冬型になって食べ続ける4令幼虫を去年は容器飼育したのも失敗原因か? 2020.10.25.撮影
取り込んで冷蔵庫へ入れる前の越冬4令幼虫 2020.11.3.撮影
私と同じく冷蔵庫に入れ幼虫が伸びているという友人情報を得て取り出して調べた越冬4令幼虫。やはり伸びているものもあり様子がおかしいので鉢での自然越冬に戻す。 2020.11.17.撮影
春近くなり越冬状態を調べたら数頭以外すべて伸びたり乾燥死して幼虫が死んでおり大失敗だった。 2021.2.27.撮影
生き残ったと思う4頭をエノキの植木鉢に網掛け戻しした。 2021.3.5.撮影
エノキ植木鉢網掛け状態。自然にエノキに登れるようにしてある。今回のような失敗は初めて。 2021.3.5.撮影
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