沖縄県警豊見城署は13日、40代の妻に顔面打撲などのけがを負わせたとして、傷害容疑で県商工労働部職員の30代の男を逮捕した。「カッとなってやった」などと容疑を認めている。逮捕容疑は13日午後10時45分ごろ、豊見城市内の民家で妻の顔を殴るなど暴行を加え、けがを負わせた疑い。
豊見城署によると、飲酒して帰宅した男が妻と口論になった。妻から「旦那に殴られた」と通報があり駆け付けた警察官が赤く腫れ上がった妻の顔を確認したという。県商工労働部の松永享部長は「事実確認の把握に努め厳正に対処する」などとコメントした。
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