Q. 一般的に右の眼球が破裂したら目が見えなくなると思うが、そこの部分は。
A. 医療関係者の方からは回復は難しいというようなことを説明を受けた。失明したという認識。
Q. 男性巡査に関しては何と供述しているのか。
A. 被疑者の供述に関しては、今後の捜査に支障が生じるために、この場での回答は控えさせていただきたい。
Q. もう一度理由を教えて欲しい。
A. 今後の捜査等に支障を及ぼす可能性があるので回答を控えさせていただきたい。
Q. (容疑者が容疑を)認めているかいないかも言えないということか。
A. はい。先ほど言った県警が認定した認定事実は先程申し上げた通り。
Q. バイクを止めようとした際にバイクが止まらなかったとおっしゃっているが、これは警察官の言い分なのか。被害者側の高校生も一致している点なのか。
A. 両者からの供述です。
Q. 停車を求められたが停車しなかったという認識でいいか。
A. その辺は若干齟齬(そご)があるので具体的には申し上げられないが、車両が止まらなかったのは事実。
Q. 車両が止まらなかったのは事実で、止めようとしたのは止まらなかったというのは警察官の言い分のように聞こえるが、高校生も一致しているということになるのか。
A. 一致している。
Q. 齟齬(そご)があるとおっしゃったのはどういう部分で齟齬(そご)があるのか。
A. 停車を求めたという部分に若干齟齬(そご)がある。
Q.その部分をもう少し詳しく教えて欲しい。
A. 事実に関することなので、お答えは差し控えさせていただきたい。
Q. 警察官は何と言って停車を求めたのか。
A. それも控えさせていただきたい。
Q. 高校生が暗闇で見えなかった可能性があるのか。
A. 今後の捜査に影響が出るので(言えない)。
Q. 停車を求められたことに関して高校生は感知していたことは認めているのか。停車を求められたという認識は高校生側にはあるのか。
A. ないです。
Q. ないとするなら、事実認定した部分は警察官が言っていることなのか。
A. 何度も申し上げるが、今回の事実認定については、先ほど申し上げたように、関係者の供述や各種実験等で実際に負った被害の程度等を加味しながら認定しているので、それ以上の詳細な部分については今後の捜査に支障がある。
Q. けがについてはそれで理解できるが、(高校生が)停車を求められて無視した形で止まらなかったのか、停車を求められたことに関して全く気づいていなかったのかは大きな違いなのでそこはクリアにしたい。
A. 何度も言っているように、運転するバイクを停車させようとした場合、停車せずにさらに走行を続けて向かってきたことから停車させようとして掴んだという認定。
Q. 高校生側は停車を求められたと認識しているかどうかについては今のご回答の認識の中には、入っていないという認識でいいか。