〈人食い鬼〉の潜む沼

シナリオガイダンス
プレイヤー人数

4人(3~5人対応)

キャラクターランク

1

プレイ時間

3~4時間

このシナリオは2回の戦闘と探索表を振るだけの単純なミッションから構成されている。

GM向け情報

シナリオ背景

このシナリオの目的は群れから離れたまだ年若い〈人食い鬼〉を、新たに群れを形成する前に退治することだ。ターゲットの〈人食い鬼〉は現状では仲間や配下を持たないためソロボスとして登場する。

PC番号およびシーンプレイヤーの扱い

このシナリオでは、PC番号を使用せず、またシーンプレイヤーも指定しない。GMは必要であれば任意にシーンプレイヤーを指定してもよい。

プリプレイ

今回予告

〈人食い鬼〉、鮮やかな体色と頭に生えた角が特徴の巨人族。
つまり、日本の昔話に出てくるオニだ。

身の丈をゆうに超える武器を振り回す凶漢に
〈冒険者〉たちは意を決して挑むことになる。

ログ・ホライズンTRPG
『〈人食い鬼〉の潜む沼』

魂の翼持つ〈冒険者〉たちよ、地平線の彼方にあらたな記録を刻め!

レギュレーション

このシナリオは以下の環境で遊ぶことを想定して作成されている。GMの決定した難易度によって【因果力】が増減するため忘れず反映すること。

使用ルール

  • 『ログ・ホライズンTRPGルールブック』

  • 『ログ・ホライズンTRPG拡張ルールブック』

GMが許可するのであれば「ログホラ・ウェンズデイ」や「セルデシア・ガゼット」の追加データを使用してもよい。

推奨キャラクター

このシナリオはCR1のキャラクター3人から5人を対象に遊ぶことを想定している。4種類の「アーキ職業」のキャラクターが全て揃うようにすることを強く推奨する。プレイヤーの人数が少ないときは、「戦士職」と「回復職」のキャラクターを優先すること。

おすすめサブ職業

一部イベントで有利な効果を受けることができるサブ職業が存在するが、必ずしも全員がこのサブ職業である必要はない。

〈案内人〉〈地図屋〉〈斥候〉

状況の解説

PCたちは〈ワラビ村〉にほど近い集落で〈人食い鬼〉退治の依頼を受けて、ちょうど出発したところである。

ユニオンの結成

このシナリオではPCたちは同じギルドに所属し、パーティーを組んで冒険していることにしてもよく、希望するならばコネクションやユニオンを取得することができる。

セッション難易度

以下の難易度から1つ選択する。そのとき『ログ・ホライズンTRPG』未経験者がプレイヤーに含まれているのであれば「難易度:イージー」を選ぶこと。

イージー

PC全員の【因果力】+1

ノーマル

特になし

ハード

GM用【因果力】+PC人数と等しい数

オープニングフェイズ

GMはメインプレイとオープニングフェイズの開始を宣言し、次のシーンのシーン予告をすること。

OP1:冒険のあらすじ

シーン種別

アブストラクションシーン

解説

沼地を訪れたPCたちが依頼を受けた経緯を回想するシーン。

目的

依頼を受けた経緯と状況を確認をする。

オーバーチュア

君たちは〈ワラビ村〉にほど近い〈大地人〉の集落で〈人食い鬼〉狩りの依頼を受けた。

聞けば山奥に居を構えていた〈人食い鬼〉の一族から
最近若い個体が群れを離れて近くの沼地に住み着いてしまったらしい。
沼地にある一番大きな池はこの集落の漁場となっていることもあり、
〈人食い鬼〉が群れになる前に退治してほしいというのが依頼の内容だ。

報酬は一人100G、〈円卓会議〉を通して依頼された手堅いクエストと言えるだろう。

オーバーチュアを読み上げたら各PCに自己紹介をしてもらい、それが終わったら各PCに【因果力】1点を与えよう。

ミドルフェイズ

MD1-1:探索開始

シーン種別

シネマティックシーン

解説

沼地の探索を始め、戦闘に入ることを演出するシーン。

オーバーチュア

沼地の探索を始めた君たちは程なく〈殺人蝸牛〉の群生地に差し掛かった。
強固な殻を持つものの〈冒険者〉が遅れを取るような相手ではない。

……と思っていたらその奥からバチバチという薪の爆ぜるような音と
かすかなオゾンの臭いが漂ってきた。
どうやら一筋縄ではいかなそうだ。

オーバーチュアを読み上げたらブリーフィングシーンに移行する。

MD1-2:戦闘準備

シーン種別

ブリーフィングシーン

解説

エネミーとの戦闘に備え、PCたちが準備を整えるシーン。

目的

偵察や事前準備を行い戦いの準備を整える。

戦闘準備

ブリーフィングシーンでは[準備]タグを持つ特技なども使用できることをGMからも確認しよう。

[偵察]タグを持つ行動に成功したPCがいたなら、以下のカットインを読み上げること。

カットイン

辺りをぐるりと見渡す限り、周囲にいる〈殺人蝸牛〉は全部で○匹のようだ。 さらに奥の水辺に何かが1匹潜んでいるのを感じる。

MD1-3:足無き野種

シーン種別

戦闘シーン

解説

〈電撃長魚〉たちとの戦闘を行うシーン。

目的

敵を全滅させる。

オーバーチュア

君たちに気がついた辺りの〈殺人蝸牛〉が一斉に押し寄せてきた。
さらには〈殺人蝸牛〉たちの奥、濁った水面が波立ち
大人の脚ほどもある巨大な長魚が姿を現す。
狩りのために自身の体内に発電器官を発達させたエネミー、〈電撃長魚〉だ。
異音の正体は奴の放つ電気だったのだ。

エネミー・プロップの配置

〈電撃長魚〉:C-6に1体。
〈殺人蝸牛〉:A-3に1体、D-4に2体、G-7に1体。PCが3人の場合G-7には配置しない。PCが5人の場合A-3とG-7にさらに1体ずつ追加。
【水辺】:配置場所はエンカウントシート参照。プールと同等。

エネミーの戦術

アーマラータイプのモブエネミー〈殺人蝸牛〉と移動を阻害する【水辺】を利用して足止めしているうちに〈電撃長魚〉が遠距離から攻撃することを狙ったエンカウントだ。
〈電撃長魚〉は[水棲]タグを持ち、〈殺人蝸牛〉は一時的に[飛行状態]となる特技を有しているため【水辺】の影響を受けることなく移動することができる。
基本的にヘイトトップだけを狙い続ければよいが、〈殺人蝸牛〉がPCと接敵している場合は《硬殻ウィリー》を使わずその相手を攻撃するようにしよう。

〈電撃長魚〉は陸上でも一部特技の実行条件が満たせなくなるだけで、他はペナルティなく活動できることに注意すること。

戦闘終了

戦闘に勝利したら次のカットインを読み上げること。

カットイン

……辺りにはもう動くものは無いようだ。水のせせらぎの音と何かの野鳥の鳴き声だけが静かに聞こえる。
このエネミーの退治は依頼内容に入っていないが、せめてドロップアイテムだけでも頂いていこう。

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〈電撃長魚〉 エレクトリック・イール

ランク:1 自然 水棲 識別難易度:7

  • STR 1

  • DEX 2

  • POW 2

  • INT 1

  • 回避 2+2D

  • 抵抗 2+2D

  • 物理防御力 6

  • 魔法防御力 4

  • 最大HP 30

  • ヘイト倍率 ×2

  • 行動力 3

  • 移動力 2

▼特技
《長魚の定め》_常時_このエネミーは常に[弱点(火炎、電撃):10]を持つ。
《泥隠れ》_ムーブ_〔自身:[水泳状態]〕このエネミーはラウンドの終了時まで[軽減:5]を得る。
《感電》_[魔法攻撃][電撃]_メジャー_対決(1+3D/抵抗)_単体_4Sq_[20+2D]の魔法ダメージを与える。〔自身:[水泳状態]、マイナー〕「対象:範囲(選択)」に変更する。

▼ドロップ品
1~4:長魚の皮[換金](20G)
5~6:発電筋[魔触媒1](15G)×2

▼解説
狩りのために自身の体内に発電器官を発達させたウナギの一種。
泥に潜り込んで身を守りながら電撃を飛ばして獲物を無力化することを好む。

〈殺人蝸牛〉キラー・スネイル

ランク:1 モブ 自然 識別難易度:5

  • STR 2

  • DEX 1

  • POW 1

  • INT 1

  • 回避 7[固定]

  • 抵抗 7[固定]

  • 物理防御力 10

  • 魔法防御力 3

  • 最大HP 20

  • ヘイト倍率 ×1

  • 行動力 0

  • 移動力 2

▼特技
《殻持つ腹足》_常時_このエネミーは《ダッシュ》を行えない。また、[障壁:10]を得てシーンに登場する。
《硬殻ウィリー》_ムーブ_シーン1回_〔自身:[障壁]〕このメインプロセスの間[飛行状態]となり、4Sqまでの[通常移動]を行う。〔マイナー〕1マス以上移動した場合、メジャーでのダメージに+10。
《かじりつく》_[白兵攻撃]_メジャー_対決(10/回避)_単体_至近_[12+2D]の物理ダメージを与える。

▼ドロップ品
固定:砕けた殻[換金](10G)

▼解説
環境に適応し巨大化したカタツムリ。
基本的に鈍重だが、緊急時には殻にこもって車輪のように移動する姿が確認されている。

エンカウントシート(足無き野種)

A B C D E F G H
1 PC PC
2 PC PC
3 蝸牛
4 蝸牛
5
6 長魚
7 蝸牛
8

MD2:沼地の探索行

シーン種別

アブストラクション

解説

「探索表ロール」を用いて沼地の探索を行うシーン。

目的

PC全員が探索表ロールを行う。

オーバーチュア

この沼地はそれほど広くはない。端からしらみ潰しにしていけばすぐに〈人食い鬼〉が見つかるだろう。
ざっと一日仕事と言ったところか。

このシーンの処理

各PCに順番に探索表ロールを行ってもらい、出目に応じてイベントを演出すること。
同じ目が出た場合、代わりに一つ上の出目のイベントを用いても構わない。

全員が探索表ロールを行ったらミドルフェイズを終了し、各PCに【因果力】1点を与える。

探索表ロールについて
出目 イベント 内容

~7

話が違う

標的の〈人食い鬼〉らしき足跡が見つかるが、周囲の様子がおかしい。なんで強力な魔法を使った痕跡があるんだよう。GMはPC人数に等しい【因果力】とEXパワー《変異種:濁流使い》を得る。

8

中洲の島

沼の中にしっかりとした地面の場所があった。一息付けそうだ。[疲労]を受けているPCはその強度が10点減少する。

9

獣道

誰かが日常的に通っていたと思われる小路を見つけた。+2の修正を受けた上で再度この「探索表」を振る。このイベントが再度出た場合何も起こらない。

10

不法投棄

泥の中に落ちていた古釘を踏み抜いてしまった!PC全員は1Dを振り、1を出したPCは[疲労:10]を受ける。

11

お約束、底なし沼

沼と言ったらやっぱりあったよ底なし沼!パーティの代表一人は「難易度:10」の[感知判定]を行い、失敗した場合PC全員は【因果力】1点を失う。〔サブ職:案内人、地図屋、斥候〕判定に+2を得る。

12

泡立つキノコ

価値のあるキノコの群生を見つけた。「難易度:7」の[操作判定]で採取を行い、成功したPCは「アブクタケ[換金](30G)」を得る。

13

戦友よ

武者修行中の〈武士〉と出会う。パーティに〈武士〉〈武闘家〉〈盗剣士〉のいずれかが居る場合、意気投合してPC全員の【因果力】が1点増える。

14

次の晩餐はお前らだ

仔牛ほどもある哺乳類の残骸が見つかる。火を炊いた跡があるのでおそらく〈人食い鬼〉が食事を摂っていたのだろう。と思うと、〈人食い鬼〉の遠吠えが聞こえた。気合十分ということか。クライマックスフェイズに登場する〈撥ね退けの人食い赤鬼〉は【因果力】1点を得る。

15

屍術師のへそくり

半分土に還りかけている〈動く骸骨〉が瓦礫の山の前に立ちつくしている。何かを守っているのだろうか?パーティ全員が[疲労:8]を受けて〈動く骸骨〉を撃退してもよい。そうした場合、「財宝表:魔法素材」を1回ずつ振る。

16

沼の瘴気

見るからに毒々しい色のガスが湧いている。おいおい、こっちに流されてくるぞ!パーティ全員は「難易度:6」の[耐久判定]で息を止めてやり過ごそうとするが、失敗すると[疲労:【STR基本値】×2]を受ける。

17~

最期の言葉

木に結びつけてあるボロボロの羊皮紙が見つかる。どうやら〈大地人〉の遺書らしい。「なんとかこの樹上に隠れたが私があの恐ろしい〈人食い鬼〉に見つかれば命は無いだろう。しかし奴のねぐらを見つけた。これを見ているのが勇気ある人ならば私の仇を取ってくれ」義心に奮い立ち、PCは全員【因果力】1点を得る。

クライマックスフェイズ

CL1:標的発見

シーン種別

シネマティック

解説

〈人食い鬼〉を発見し、戦闘に入ることを演出するシーン。

オーバーチュア

君たちは標的と思しき〈人食い鬼〉を見つけた。
突き出た枝が底なし沼に誘うような不気味な様子を見せる木立の中だ。

〈人食い鬼〉はまだ若いと聞いていた通り背は小屋の軒ほどしかないが、
巨大な丸太を軽々と担ぎ上げ自らの武器としており、手強い戦いとなりそうだ

このオーバーチュアを読み上げPCたちの反応を一通り聞いたらシーンを移行する。

CL2:戦闘準備

シーン種別

ブリーフィングシーン

解説

エネミーとの戦闘に備え、PCたちが準備を整えるシーン。

目的

偵察や事前準備を行い戦いの準備を整える。

戦闘準備

探索表で負った[疲労]はここでアイテムを消費して回復することができる。

[偵察]タグを持つ行動に成功したPCがいたなら、以下のカットインを読み上げること。

カットイン

〈人食い鬼〉は手下を連れてはおらず、周囲に他の生物の気配もない。強襲を仕掛けるには絶好のチャンスだ。

CL3:オニと枯木

シーン種別

戦闘シーン

解説

〈人食い鬼〉との戦闘を行うシーン。

目的

〈撥ね除けの人食い赤鬼〉を撃破する。

オーバーチュア

〈人食い鬼〉は自分の縄張りを侵す闖入者に気が付くと怒りのままに丸太を振り回しびたりと構えた。
ぎらりと光る眼光に居すくみそうになるが、もはや相手を倒すまで立ち去ることはかなわないだろう

エネミー・プロップの配置

〈撥ね退けの人食い赤鬼〉:D-4に1体。PCが3人の場合はHPを122に変更する。PCが5人の場合はHPを224に変更する。
【突き出た枝】:C-3、F-5、G-1に1つずつ。[隠蔽]状態。
【水辺】:配置場所はエンカウントシート参照。プールと同等。

エネミーの戦術

[強制移動]と他の要素のシナジーを活用したトリッキーなエンカウントだ。

基本的にヘイトトップを狙い続けるが、その際「【突き出た枝】を起動させる」「【水辺】に突き落とす」「[硬直]と合わせて遠距離攻撃のない相手を封殺する」「[硬直]中は阻止能力を失うことを利用して前線を突破する」といったオプションを活用しよう。
また、プレイヤーには【因果力】を用いてBSを解除できることや、拡張ルールブックを導入している場合強制移動効果そのものもキャンセルできることをアドバイスするとよい。

戦闘終了

戦闘に勝利したら次のカットインを読み上げること。

カットイン

……一撃で意識を刈り取られそうな重い攻撃を放つ〈人食い鬼〉との戦いは無限に長い時間に感じられたが、ついに相手は膝を折り力尽きた。

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〈撥ね退けの人食い赤鬼〉オーガ・バンパー

ランク:1 ボス 人型 巨人 オーガ 識別難易度:6

  • STR 2

  • DEX 2

  • POW 1

  • INT 1

  • 回避 2+2D

  • 抵抗 1+2D

  • 物理防御力 6

  • 魔法防御力 4

  • 最大HP 176

  • ヘイト倍率 ×5

  • 行動力 3

  • 移動力 2

  • 因果力 4

▼特技
《野蛮な魂》_常時_このエネミーが[追撃][衰弱]を受ける時、その強度は-10される。強度が0以下になった場合は[追撃][衰弱]を受けない。また[放心][萎縮]を受ける時、それらの代わりに[惑乱]を受ける。
《再行動》_ラウンド1回_このエネミーが[行動済み]になった時に使用する。このエネミーは即座に[未行動]となり、その後ラウンド終了時まで【行動力】が0になる。
《けたぐり》_マイナー_単体_至近_対象に[硬直]を与える。〔対象:硬直〕代わりに[追撃:7]を与える。
《ふっ飛ばしの一撃》_[白兵攻撃]_メジャー_対決(4+3D/回避)_単体_至近_[25+2D]の物理ダメージを与え、1Sqまで[即時移動(強制)]させる。〔達成値:18〕代わりに2Sqまで[即時移動(強制)]させる。〔因果力1〕「対象:範囲(選択)」に変更する。
《逆恨み》_クリンナップ_広範囲2_至近_このエネミー受けているBSを1つ解除する。これによってBSが解除された場合、範囲内の全PCのヘイトを2上昇させる。

▼EXパワー&付与特技
《変異種:濁流使い》_[GM][調整]_コストとして【因果力】3点を支払う。〈撥ね退けの人食い赤鬼〉は《鉄砲水》の特技を得る。
《鉄砲水》_[魔法攻撃][冷気]_メジャー_対決(1+3D/抵抗)_単体_4Sq_シーン1回_[20+2D]の魔法ダメージを与え、3Sqまで[即時移動(強制)]させる。〔因果力2〕再利用可能。

▼ドロップ品
1~4:鬼の角[魔触媒2](20G)×3
5~6:鬼の腕[換金](120G)
固定:怪しい丸薬[コア素材](30G)

▼解説
未発達ながら驚異的な腕力を活かして巨大な丸太を振り回す〈人食い鬼〉。
その一撃は受け止めることはできず、相手を吹き飛ばしてしまう。

【突き出た枝】

プロップ ランク:1 オブジェクト トラップ 自然

  • 探知難易度 5

  • 解析難易度 7

  • 解除難易度 5

▼効果・解説
このプロップと同じスクエアに(強制)移動効果でキャラクターが進入した時、そのキャラクターに鋭い枝が刺さり[追撃:15]を与える。

エンカウントシート(オニと枯れ木)

A B C D E F G H
1 PC PC 枯れ木
2 PC PC
3 枯れ木
4
5 枯れ木
6
7
8

エンディングフェイズ

EN1:

シーン種別

シネマティックシーン

解説

〈人食い鬼〉を倒し、集落で報酬を受け取るシーン。

目的

物語を終わらせる。

オーバーチュア

君たちは〈人食い鬼〉が遺したドロップアイテムを携えて集落へと戻った。
集落の代表はそれが〈人食い鬼〉のものであることを検めると満足げな表情を浮かべて君たちに報酬を渡した。

随分あっさりしたものだが、それだけ〈冒険者〉と〈大地人〉の関係が馴染んできたのだと思うことにしよう。

シーン終了

PCたちのロールプレイが一段落したら、このシナリオは終了となる。
クエストの報酬として100Gを各PCに与えること。
エンディングフェイズが終わったら、メインプレイを終了し、アフタープレイに移る。

アフタープレイ

アフタープレイ」にしたがってアフタープレイを行なう。
このシナリオで配布するログチケットは以下のとおり。

◆プレイヤー
キャラクターランクアップ1枚、アザーゲット2枚
◆GM
キャラクターランクアップ1枚、財産ゲット(プレイヤー人数+1)枚、アザーゲット4枚

上記にくわえて、セッションに最後まで参加したプレイヤーとGMには「因果力ゲット」が1枚ずつ配布される。さらに、活躍したPCのプレイヤーには「因果力ゲット」を追加で1枚配布しよう。

デベロッパー情報
シナリオ作成

ライアーノーズ

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