「研究予算がありません!」

~ シナリオハンドアウト ~

今回予告・PCたちの状況

▼ 今回予告
2月の末。ロデリック商会ギルドマスターのロデリックはギルドメンバーに告げる。
「そのような観点から、予算配分の抜本的な見直し及び、研究部・科の統廃合について協議をしました」
「詳細は各科あてに追って通知しますが、大変厳しい結果が出た科もあります」メガネくいー
「処遇に不服のある科は1週間後のヒアリングまでに研究成果をまとめておくように!」
会場内に電流が奔る―――!「「「ま・・マズい、マズいことになったぞ!」」」

ログ・ホライズンTRPG『研究予算がありません!』
知識の地平を切り開く魂の翼持つ冒険者よ。研究予算を確保し、新たな文明の扉を開け!

▼ PCの状況
PCたちはロデリック商会に所属している、または、ロデリック商会の出資を受けた、とある研究チームに所属する発明・研究仲間だ。
立ち上げ当初はめざましい成果を上げていたが、ここ最近は自分たちの知的好奇心を満たすための趣味活動といった様相を呈しており、チームとして目立った成果を挙げられないでいる。
本シナリオは、PCたちがロデリック商会・予算配分委員会から通知を受け取るシーンから開始する。

ロデリック商会 https://lhrpg.com/lhz/i?id=1413
ロデリック商会の組織図 https://lhrpg.com/lhz/i?id=2881

シナリオガイダンス

このシナリオは以下の環境で遊ぶことを想定して作成されている。難易度はノーマルで固定され、PCの【初期因果力】は増減しない。

プレイヤー人数

4人

キャラクターランク

CR2

プレイ時間(テキセ)

9時間~(夜分割3夜程度~)

内 容

プチロール1、中規模ミッション2

使用ルール

  • 『ログ・ホライズンTRPGルールブック』

  • 『ログ・ホライズンTRPG拡張ルールブック』

  • 『ログホラ・ウェンズデイ』『セルデシア・ガゼット』追加データ

個別ハンドアウトと事前調整について

個別ハンドアウト

このシナリオではPCそれぞれに簡単な役割をお願いしています。
・PC1は、チームのリーダーです。仲間たちがついてくる『何か』を持っています。 【初期因果力】+1
・PC2は『研究・開発』に興味があり、発想が豊かです。知覚値+1。
・PC3は『研究・開発』に興味があり、知識が豊富です。知識値+1。
・PC4は『交渉や調整』が得意です。交渉値+1。

事前調整

 セッション時間を短縮するため、下記の内容をセッション開始までにご相談いただきます。相談場所はGMからアナウンスします。
1. 担当するPC番号の調整→PCの作成(必須)
2. 未完の研究テーマ(必須)
 ※ロデ研なので何でもあり!描写に影響するだけで、内容による有利不利は発生しません。
3. 初期コネクションの取得(任意)
4. その他チームの背景や名前の決定(フレーバー)
決まった場合はキャラクターシートのコネクションやユニオンの欄に書き加えよう。

キャラクター作成について

  • ハイコンストラクションであれば金貨500枚+初期3点セット。リコンストラクションであれば制限なし

  • ログチケット【因果力】の使用は1PC1枚まで。

  • メイン職業は、判定の偏りが気にならなければ、4種を揃える必要はありません。

  • シナリオ側にボーナス得られるサブ職業の記載はありませんが、提案や描写に応じてボーナスが得られる余白はたくさんあります。

  • PC1人、または全員がロデリック商会に所属している方が話がスムーズですが、必須ではありません。

  • 「交渉」「研究」「開発」といった場面で発揮できる、明確なガイディングクリードを持っていることが、このシナリオでは最も重要です!

その他

  • 本シナリオは、戦力外通告を受けた研究チーム(PC)が、ギルド本部を説得し、自分たちの研究に日の目を見せるべく、調査・研究・交渉に奔走するコメディシナリオです。

  • 大災害以降、冒険やクエストに出かけなかった、研究者や文官肌の冒険者が活躍しそうな予感です。

  • 『未完の研究テーマ』のようにPC/PLへ描写や設定をお任せする部分があります。設定の錬成、ネーミング、描写やPC/NPCのやり取りなどを楽しめる人寄っておいでー!