ブラックシップ解放戦線!

これはCR6の〈冒険者〉を対象とした『LHZ』のシナリオである。あなたがGMならば、このシナリオを使うことですぐに『LHZ』を遊ぶことができる。あなたがプレイヤーとしてこのシナリオを遊ぶつもりならば、これを読むのはセッションが終わるまで待ってほしい。このシナリオのガイダンスは以下の通りである。

シナリオガイダンス
プレイヤー人数

4人(3~5人対応)

キャラクターランク

6

プレイ時間

4~5時間

【戦闘2ミッション1】
オンラインでのセッションの場合は、通して遊ぶと時間がかかる場合もあるため、イベントごとにひと区切りし、2から3回に分割して遊ぶ事を検討しよう。

GM向け情報

シナリオ背景

幽霊船に死した後も囚われた船奴を解放することが目的となる
ミッションで船長の謎を解き、クライマックスの戦場をPCの好きなように改造し戦いに備える

PC番号およびシーンプレイヤーの扱い

このシナリオでは、PC番号を使用せず、またシーンプレイヤーも指定しない。GMは必要であれば任意にシーンプレイヤーを指定してもよい。

プリプレイ

今回予告

リゾート地での休暇を楽しむ冒険者たちの元へ届く悲痛なボトルメール。
優雅なバカンスの予定は濃霧の彼方へ消える。
その先に広がっていたのは、限界を超えてなお酷使され続ける船奴たちの地獄であった。

ログ・ホライズンTRPG『ブラックシップ解放戦線』

魂の翼持つ〈冒険者〉たちよ、水平線の彼方に刻まれた悲哀を救え!

レギュレーション

このシナリオは以下の環境で遊ぶことを想定して作成されている。GMの決定した難易度によって【因果力】が増減するため忘れず反映すること。

使用ルール

  • 『ログ・ホライズンTRPGルールブック』

  • 『ログ・ホライズンTRPG拡張ルールブック』

GMが許可するのであれば「ログホラ・ウェンズデイ」や「セルデシア・ガゼット」の追加データを使用してもよい。

推奨キャラクター

このシナリオはCR6のキャラクター3人から5人を対象に遊ぶことを想定している。すでにいくつかの冒険を経験したプレイヤーがCRを上昇させた環境を念頭に置いているが、新たに「ハイコンストラクション」でキャラクターを作成してもよいだろう。4種類の「アーキ職業」のキャラクターが全て揃うようにすることを強く推奨する。プレイヤーの人数が少ないときは、「戦士職」と「回復職」のキャラクターを優先すること。

おすすめサブ職業

【シナリオにミッションがある場合などには以下を編集して使用する】
このシナリオにはミッションが存在する。このミッションにおいてボーナスを得られるサブ職業は以下の通りだ。

〈砲撃士〉〈提督〉〈海賊〉〈罠師〉〈大工〉〈設計士〉〈死霊使い〉〈戦司祭〉〈交渉人〉

状況の解説

PCの立場

PCたちは全員、マイハマ湾付近に滞在している。幽霊奴隷について探っていたりバカンスを楽しんでいたらブラックシップに囚われてしまう。さぁ脱獄だ!

ユニオンの結成

このシナリオではPCたちは先の問題を解決するべく一緒に冒険をしてきた仲間である。PCが希望するならば、「ユニオンの取得(ルールブックP76)」および「セッション中のパーソナルファクター取得(ルールブックP286)」に従ってこれらを取得してもよい。

使用するEXパワー

このシナリオではPCには専用EXパワーは存在しない。

セッション難易度

以下の難易度から1つ選択する。そのとき『ログ・ホライズンTRPG』未経験者がプレイヤーに含まれているのであれば「難易度:イージー」を選ぶこと。

イージー

PC全員の【因果力】+1

ノーマル

特になし

ハード

GM用【因果力】+PC人数と等しい数

ベリーハード

GM用【因果力】+PC人数×2と等しい数

オープニングフェイズ

GMはメインプレイとオープニングフェイズの開始を宣言し、次のシーンのシーン予告をすること。

インタールード

シーン予告の内容は、次のシーンのシーン定義を目的から順番に読み上げるとよい。プレイヤーからのシーン要望が無ければ、そのまま次のシーンを開始する。
シーン予告とシーン要望の確認は以降のインタールードでも毎回行なうこと。また、このシナリオでは、基本的にすべてのシーンにPC全員が登場する。GMはこれもプレイヤーに伝えよう。

OP1:【砂浜で拾うものは】

シーン種別

シネマティックシーン

解説

【古いボトルメールを拾い、海賊船へ強制転移させられる】

目的

【海賊船に囚われる事】

シーンが始まったら「オーバーチュア」を読み上げ、シーン開始時の様子を描写しよう。以降のシーンも、開始したらまず「オーバーチュア」を読み上げること。
「モンタージュ」には、シーンが変化した描写とそれを読み上げるべきタイミングが記載されている。これは厳密なものではないので、GMはPCたちの反応を見つつ、ロールプレイが一段落したなどの区切りの良い場面で「モンタージュ」による変化の描写を行うとよい。

オーバーチュア

場所はマイハマのリゾートビーチから
貴方達は日ごろの喧騒から離れたリゾート地に居てバカンスを満喫している。

【OP1-1】

バカンスを満喫しに来た貴方達は思い思いに遊び始めます。
では、自己紹介を兼ねて何をして遊ぶのか教えてください。
リゾートビーチには、冒険者の入れ知恵によって出来た、海の家。
ビーチボールをやるためのコート等もあります。

皆が揃って自己紹介などをし終わったら、波際や海に居るPCがボトルメールを見つけ戻ってきます。
もしも誰も波際や海に行かないのであれば、ランダムPCの足元で「トサッ」という音がし、そこにボトルメールが落ちています
ボトルを開けると空模様が急激に悪くなり、濃霧が周囲を覆いだし、陽の光を通さず。周囲が夜のように暗くなりだす。

古びたボトルメール

私たちを助けて、私たちは海の上に居る。
もう嫌なんだ。早く楽になりたい。

ボトルに入っていた手紙には、短くも悲痛な文章が書かれていた。

貴方達がその手紙を読み終えると、足場の砂がボロボロで年季の入った板に変わっている。
空気も気持ちのいい潮香りから腐った魚のような臭いのするものに変わっている。
そして、濃霧が完全に晴れ視界がクリアになり周囲が明るくなると、貴方達はわかる。
私たちは、いつの間にか海上の真っ只中のガレオン船に乗っている、と。

シーン終了

ボトルメールを拾い海賊船ブラックシップへと強制転移したらシーン終了となる。

ミドルフェイズ

インタールード

ここからはミドルフェイズとなる。GMはミドルフェイズの開始をプレイヤーに宣言しよう。
オープニングフェイズが終了したので、各PCには【因果力】1点づつを配布しよう。

MD1:船上の戦い

シーン種別

シネマティックシーン

解説

PC達が船上に現れて、驚きながらも船長の一声で襲い掛かるシーン

目的

冒険者に襲い掛かる幽霊エネミーを撃破しろ!

オーバーチュア

PC達が突然の事で甲板を見渡し、様々なところを見ているとマストにジョリーロジャーが掲げられているのを見つけたり、統一されていない服装をした足の透けた男たちを見つける。
突如、男の怒鳴り声が鳴り響く
「お前ら!、180年ぶりの冒険者だ!とっ捕まえろぉ!」
突然の事で茫然としていた甲板のエネミーが気を取り戻し、PCたちに襲い掛かる
「冒険者様戦っちゃいけない。逃げてくれぇ」と若い大地人の青年幽霊が叫ぶと
「黙ってろ、奴隷が」怒鳴り声を上げた男が、青年幽霊を鞭でうち黙らせます。

インタールード

この後ブリーフィングシーン、および戦闘シーンが予定されている。次のシーンが戦闘の前に準備を整える「ブリーフィングシーン」であることを宣言しよう。

MD2:【シーンタイトルMD2】

シーン種別

ブリーフィングシーン

解説

エネミーとの戦闘に備え、PCたちが準備を整えるシーン。

目的

偵察や事前準備を行い戦いの準備を整える。

戦闘準備

【戦闘前の注意点等があればここに記述する】

[偵察]タグを持つ行動に成功したPCがいたなら、以下のカットインを読み上げること。

カットイン

戸惑いながらも周囲を見渡すと、エネミーの影が確認できた。
エネミーの数は16体(7人ミサキが2体とウンディーネが2体の合計16体)

シーン終了

戦闘の準備が整ったら、シーン終了となる。ブリーフィングシーンもシーンの一種なので、【ヘイト】はリセットされることに注意しよう。

インタールード

次はいよいよ戦闘シーンとなる。使用するエンカウントシートやマーカーなどを用意しよう。プレイ時間に不安があるなら「消耗表」による処理も可能である。

MD3:【シーンタイトルMD3】

シーン種別

戦闘シーン

解説

甲板にてエネミーと戦うシーン

目的

エネミーの全滅

オーバーチュア

【シーン開始時に読み上げる内容をここに記述】

【MD3-1】

【戦闘時のエネミーの動き、プロップの動作などをここに記述】
E3、C5水の精霊
G3.F5七人ミサキ
PC初期位置はI4,I5
擬態ギンチャクFG、G3、D4

水の精霊

E3.C5(以下記述例)

七人ミサキ

G3.F5

初期位置。PCたちはこの範囲内に登場する。

消耗表での戦闘スキップ

このの戦闘は消耗表を用いることでカットすることもできる。もしも戦闘をカットする場合は【「消耗表:体力」、「消耗表:気力」または両方】をそれぞれ1回ずつロールすること。

シーン終了

戦闘に勝利したら、シーン終了となる。倒したエネミーのドロップ品を入手するのを忘れないようにしよう。

▼ドロップ品
七人ミサキ 《セブンピークス》
1~4 : 濡れた帯[換金](45G)
5~6 : 七御霊[魔触媒6](50G)×2

水の精霊 《ウンディーネ》
1~5 : 蒼水晶[魔触媒6](50G)
6 : 波涛の旋律[コア素材](100G)

MD4:【シーンタイトルMD4】

シーン種別

シネマティックシーン

解説

不死の船長登場

目的

PC達を海賊船の牢屋に投獄すること

オーバーチュア

パチパチパチパチと乾いた拍手音がする。拍手をしているのは、エネミーに指示していた船長だ。
「俺様の可愛い部下を虐めてくれたな。」
「さて、冒険者様。これ以上暴れるなら、分かってくれるよな」先ほど鞭打ちされた青年を立たせ、首を締め上げていきます。

【MD4-1】

この際、船長の指示に従い素直に投獄されますとミッションフェイズに移行します。
もしも、船長の指示に逆らい反抗し、武力解決に出ますと、船長と戦闘になり、船長は倒されますが。
その後すぐに階段から船長が現れます。
「まだやるか?冒険者。不死身の船長を相手によ。幾らでもやってやる。お前らの心、MP、HPが尽きるまで戦い続けてやる。」
不死身のエネミーが相手という事で、戦闘の末投獄されてしまうとPLの皆さんにお伝えしましょう。

シーン終了

【シーン終了条件等を記述する】

ミッションフェイズ

ブラックシップ解放戦線

解説

情報カウンターを集めながらクライマックス戦闘で有利に立ち回れるよう、罠を仕掛けていく。

目的

船奴の幽霊から話を聞いたり、謎を探りながら船を自分たちが戦いやすいように改造していく

●PC人数による調整

全体のシナリオ動作が12回になるよう調整する事。

●勝利条件と敗北条件

このミッションそのものには、直接の勝利条件も敗北条件も存在しない。 しかし、その結果はクライマックスフェイズの戦闘にて重大な影響を与える。
ミッション行動を12回終えたら、情報カウンターの数に関係なく、クライマックスフェイズに突入する。
情報カウンターの最大数は9個である。

大砲を聖別する

シナリオ動作

  • タイミング メインプロセス

  • 判定 操作/解析

  • 目標値 14

▼効果・解説
既存の大砲を聖別加工して幽体にも通用するようにする。
〔成功〕[疲労:10]をうけ、プロップ【聖別済魔導大砲】を1つ作成する。
情報カウンターを+1する
〔失敗〕[疲労:10]をうける。
〔サブ職:〈砲撃士〉〈提督〉〈海賊〉〕この行動の判定に+2。する。

船板にヒビを入れる

シナリオ動作

  • タイミング メインプロセス

  • 判定 運動/解除

  • 目標値 14

▼効果・解説
襲撃に備え、落とし穴の罠を作成する。
〔成功〕[疲労:10]をうけ、プロップ【擬態ギンチャク】を1つ作成する。 (基本ルールブックP417の落とし穴のデータを流用)
情報カウンターを+1する
〔失敗〕[疲労:10]をうける。
〔サブ職:〈罠師〉〈大工〉〈設計士〉〕この行動の判定に+2。する。

お手伝い

シナリオ動作

  • タイミング メインプロセス

  • 判定 知識/交渉

  • 目標値 7

▼効果・解説
〔成功〕次のPCが行うシナリオ動作判定に+1Dする。
情報カウンターを+2する
〔サブ職:〈死霊使い〉〈戦司祭〉〈交渉人〉〕この行動の判定に+2する。

擬態ギンチャク

プロップ ランク:6 地形 機械

  • 探知難易度 11

  • 解析難易度 7

  • 解除難易度 9

▼効果・解説
甲板に擬態しているイソギンチャク
〔接触〕対象は「難易度13」の[運動判定]を行う。
〔判定失敗〕19点の直接ダメージと[硬直]を受け、残りの移動を失う。

聖別済魔導大砲

プロップ ランク:6 オブジェクト 精神 魔法

  • 探知難易度 自動

  • 解析難易度 自動

  • 解除難易度 11

▼効果・解説
海戦用の大砲を聖別し幽体にも通用するようにしたもの。
〔起動:メジャー〕このプロップと接触した対象が起動できる。「対象:単体/射程:3Sq」を二次対象として「対決判定(命中/抵抗)」を行ない命中した場合[34+4D]の魔法ダメージを与える。【HP】40、【物理防御力】22【魔法防御力】22【移動不可】

情報カウンター1

漕ぎ場にて
「俺はジョシュアだ、今陸はどうなっているんだ?」
「俺たちが何度となく、反抗し船長を海に沈めたり、心臓に杭を打ち付けたりしたが、アイツは暫くしたら平然とした顔で後ろに居た。」
漕ぎ場でそのことを船奴の幽霊に教えてもらえる。
「そこ、何を話している!」
漕ぎ場で別の所で話していた船奴の幽霊が船長の部下に激しく鞭を打たれ、身を丸くしている
「これに懲りたら身分をわきまえるんだな」
鞭を打ち終えた部下が監視に戻る、PC達は過酷な環境から早く彼らを解放してあげようと思うだろう。
そして、船長には何やら死なないからくりがあるようだ。しかし、そのからくりは180年かけてもまだ解き明かされていない

情報カウンター2

クレーム案件コンテンツ、幽霊船戦。
それはリアルでの15年前、そうエルダーテイルで3番目の拡張パック〈銀のオデッセイ〉発売が発売された年の出来事。
ボイスチャットへ移行された。色々な初期不具合によるクレームがあった。しかし、あるコンテンツからのクレームは数も質も違ったのだ。
「ボスが死なない、デバッグをしっかりとしろ。FOE」
「いきなり転移させておいて、帰れないとかユーザーを苦しめて楽しいですか?FOE」
「船に居ると何だか変な声が下から聞こえて不気味でたまらない。ボイスチャットに移行してすぐらしいけど、関係無い。不愉快だからすぐ直してくれない?FOE」
「FOEがエルダーテイルプレイしてないことが良くわかる事例」
ボスが死なない、特殊なゾーンへの強制移動、帰還呪文不可能、船外への念話不可能という製作者の悪意すら感じるこのコンテンツはユーザーからの多数クレームによって2週間で廃止となった。
コンテンツ担当者らしき物が当時のSNSで、
「仕様道理だ、何も悪くない。」と言っていたといううわさがある。
被害ユーザーにはそれ相応の謝罪ギフトが送られるというFOE社の汚点とも言える事件があった。

情報カウンター3

牢屋にて
君たちが普段から目にする自分のメニューのEXP欄、その総量がじわじわと下がり始めている。
その速度は亀の歩みのような速さで、零になるのは遠い先だと分かる。
その時、牢屋に怒声が響く
「貴様だな!漕いでる最中に私語をしたのは!来い!見せしめに100叩きの後特別室行きだ!」
船長の部下らしき幽霊が現れ、君たちに情報をくれた幽霊がむち打ちを受けた後どこかに連れていく。
「嫌だぁ、嫌だぁ!」と船奴の幽霊の悲痛な叫びが牢屋に響く
「・・・口を利いたから最下層に送られたんだ」
と誰かが呟いた。誰が呟いたかは分からない。

情報カウンター4

牢屋にて
君たちを閉じ込めている牢屋が何だか少し、大きく綺麗になっている気がする。いや確実に変わっている。
なぜなら昨日よりも足を延ばせるようになっているからだ。
昨日最下層に連れていかれた幽霊が戻ってこない、他の船奴の幽霊に話を聞いても、
「冒険者様が気にすることじゃない。生きてるあんた達の事だけを考えなさい」
「それにあそこには船長の配下がいます。今、目を付けられてしまうのはまずい」と答えて冒険者たちの動きを抑えようとする

情報カウンター5

不死の秘密を探りに大胆に君たちは船長室に潜入した。
PCは海図にチョウシへの航路が点々とピンで示されているのを目撃する。
もしかしたら、この船はマイハマ湾へと向けて航路を進めているのではないか?
その海図にも撃墜マークなのかバツ印が大量に記されている、どうやらこの海賊船に襲われた船は大量にあるようだ。
牢屋に戻ってきたらまた船奴の幽霊が減っていた、残っているのに聞いたら船長に連れていかれたとしか答えてくれない。
そして、その時船長のレベルを確認したら、最初であった時よりもレベルが上がっていることが分かる。
最初会ったときはレベル55であったのに、今はもうレベル78と急激な上昇を果たしている。

情報カウンター6

牢屋にて
依代の正体は生前から大切にしているオルゴールだと生き生きとしてる幽霊が教えてくれる。
いつもそれは身に着けていて、君たちの力で戦いさえすれば、その時の戦闘で自然と壊れる何も心配することはないと言う。
本当にそんなことはありえるのだろうか?
それにこの胡散臭く生き生きとした幽霊初めて見る顔である。
船がまた大きくなっていた。最初は普通の帆船だったのに今はもうガレオン船のような大きさになっている。

情報カウンター7

 牢屋にて
「確かにオルゴールは大切にしている様子はあるけど、75年前アレは一度壊れたのに船長は元気だった!」
という古株で老人の幽霊から確かな証言を手に入れる。
この生き生きとした幽霊は船長側の幽霊に間違いない!信じちゃダメだ。

情報カウンター8

探せるところは探し尽くした。なのに、船長の魂の依代らしき物が見つからない。
あと探してないのは最下層。しかしそこの入り口には船長の配下が目を光らせている。
「・・・冒険者の皆さん、私たちが騒動を起こして船長たちの目を入り口から逸らさせます。ですので、その間に最下層に行って秘密を探ってきてください。」と残り少なくなってしまった船奴の幽霊たちの目に決意の炎が灯る。

情報カウンター9

明け方、太陽が海岸線から顔を出そうとしたその時、砲弾が詰まっている火薬庫、甲板の大砲が一斉に大きな爆発を起こし、船体に大きな穴が空き海水が流れ込み始める。
この騒動に乗じてPC達は最下層へと忍び込んでいく。
ブラックシップ最下層、そこには、ぼぉぉぼぉぉと淡く青白く光り、時折人の顔が浮かび上がり悲痛な声を漏らす竜骨があった。
それについて調べると、聞きなれた音と共にコンソールが出現し、それについて解説される。
藍鱗海竜の骨で作られたものであり、幽霊や魂、レベルを吸収してそれを元に船を巨大化させたり、船長を蘇らせる力、モンスター生産する力を持っていることが分かる。
これを壊したら船はすぐに沈んでしまうだろう。だけど、これを壊さないと船長は永遠に蘇り続けることは間違いない。

ボスの復活情報と幽体藍鱗海竜の依代のプロップデータを公開する。

壊すことを選択したなら、海賊船ブラックシップは海へと完全に沈んでいく。
すると、竜骨の依代に囚われていてた幽霊の魂が天へと昇っていく。
冒険者のそばを通っていく魂が皆口々に「ありがとう」「やっと休める」「家族に会える」
と安息の言葉を漏らしていく。
可哀そうな幽霊はこれで解放された、でもまだ終わりじゃない。船長がまだ生きているのだから。

ミドルフェイズの終了にともない、PC全員に【因果力】を1点ずつ配布すること。
次はいよいよクライマックスフェイズである。ここでプレイに休憩を挟むと良いだろう。

クライマックスフェイズ

インタールード

ここからクライマックスフェイズとなる。GMは、クライマックスフェイズの開始をプレイヤーに宣言しよう。

CL1:ブラックシップ海中戦

シーン種別

ブリーフィングシーン

解説

エネミーとの戦闘に備え、PCたちが準備を整えるシーン。

目的

偵察や事前準備を行い戦いの準備を整える。
ミッション時に作成したプロップ【聖別済魔導大砲】をGMにもわかるように配置し、プロップ【落とし穴】をPL達で別窓、GMには秘密になる様に相談し配置していく。
(オラフラインの場合は、メモなどに配置したプロップを書いてもらう。)

戦闘準備

【戦闘前の注意点等があればここに記述する】
次の戦闘シーンは、ミドルフェイズでの戦闘に比べて手ごたえのあるものになる。[準備]タグの特技やアイテムの使用をうながし、万全の状態で戦闘に挑めるようにしよう。
[偵察]タグを持つ行動に成功したPCがいたなら、以下のカットインを読み上げること。

カットイン

最下層から階段を泳ぎ上がり、こっそりと甲板の様子を伺うと弾けた大砲が転がった甲板には船長が居るだけだ。
天遠くに見える明かりは、暗い海だからか、月だろうか。
(PC4人の場合は船長のみ、そこから一人増えるごとに数を2ずつ増やす。)

シーン終了

戦闘の準備が整ったら、シーン終了となる。

インタールード

次はいよいよ戦闘シーンとなる。使用するエンカウントシートやマーカーなどを用意しよう。

CL2:【シーンタイトルCL2】

シーン種別

戦闘シーン

解説

最終決戦、ブラック経営をしていた船長の首を切り落とせ

目的

戦闘、勝利条件、モンスターの全滅
敗北条件、PCの全滅

オーバーチュア

冒険者たちが一斉に甲板に上がると甲板が変わり果てていることに驚く。
騒動前は皹一つなかった柵は、朽ち果て人を支える力が無いことは明らかだ。
ワックスが効いて海水を弾いていた甲板は、皹が走り所々に穴が開いている。
錆一つなかった大砲は騒動もあったせいか。君たちが弄らなかったもの以外は錆に塗れ、車軸が折れてとても使えそうにない
船長「・・・俺様の180年かけた計画、船、奴隷すべてが消えた。」
「今からお前たちを俺の奴隷にすれば、奴隷にすれば、まだ間に合うぅ!俺様の奴隷になれ冒険者ぁ!」
言い切ると肉体に霞がかかりだす、人間大だった靄はどんどん大きくなっていく。
そして、靄が晴れると幽体を思わす半透明の海竜が現す。
さぁ、戦闘の始まりだ。

【CL2-1】

【戦闘時のエネミーの動き、プロップの動作などをここに記述】
ボスはD4に配置し、高ヘイトを狙うように行動する。
PC人数4人の場合はボスのみ
PC人数5人の場合爆弾河豚をG4〈鉄砲人造幽霊〉をE7に追加
PC人数6人の場合更に爆弾河豚E5〈鉄砲人造幽霊〉G2に追加

竜の財宝 《りゅうのざいほう》

EXパワー GM 調整

▼効果・解説
このシナリオに登場する[竜]タグを持つエネミー1体を対象とする。そのエネミーのドロップ品ロールでは、ダイスを2回振って両方の結果を入手できる。このEXパワーを使用するとGMは即座に【因果力】2点を得る。対象が[ボス]タグを持つならさらに【因果力】2点を得る。[レイド]タグを持つならさらに【因果力】4点を得る。
ドラゴンの強大さと、巣に溜め込んだ多量の財宝を表わすEXパワー

変異型の個体 《へんいがたのこたい》

EXパワー GM 調整

  • タイミング -

  • 判定 -

  • 対象 -

  • 射程 -

  • コスト -

  • 制限 -

▼効果・解説
コストとして【因果力】4点を消費する。このシナリオに登場するエネミー1体に《メガアタック》《ウェイクアップアクション》《ライフチャージ》のエネミー特技からいずれか1つを選んで追加する。この追加特技はそのエネミーが取得している特技として扱い、[識別済]状態になるとデータが公開される。

ウェイクアップアクション

特技 エネミー

  • タイミング イニシアチブ

  • 判定 判定無し

  • 対象 自身

  • 射程 至近

  • コスト なし

  • 制限 シナリオ1回

▼効果・解説
このエネミーは即座に[未行動]になる。

ボスエネミーHP強化 《ボスエネミーヒットポイントきょうか》

EXパワー GM 調整

  • タイミング -

  • 判定 -

  • 対象 -

  • 射程 -

  • コスト -

  • 制限 -

▼効果・解説
コストとして【因果力】3点を消費する。このシナリオに登場する[ボス]タグを持つエネミー1体の【最大HP】を+[エネミーの【STR】×30]する。

擬態ギンチャク

プロップ ランク:6 地形 天然 トラップ

  • 探知難易度 11

  • 解析難易度 7

  • 解除難易度 9

▼効果・解説
甲板に擬態しているイソギンチャク、この上を走り抜ける者は絡めとられる
〔接触〕対象は「難易度13」の[運動判定]を行う。
〔判定失敗〕19点の直接ダメージと[硬直]を受け、残りの移動を失う。

聖別済魔導大砲

プロップ ランク:6 オブジェクト 精神 魔法

  • 探知難易度 自動

  • 解析難易度 自動

  • 解除難易度 11

▼効果・解説
海戦用の大砲を聖別し幽体にも通用するようにしたもの。
〔起動:メジャー〕このプロップと接触した対象が起動できる。「対象:単体/射程:3Sq」を二次対象として「対決判定(命中/抵抗)」を行ない命中した場合[34+4D]の魔法ダメージを与える。【HP】40、【物理防御力】と【魔法防御力】22。

カリュプディス

プロップ ランク:6 地形 天然 トラップ

  • 探知難易度 13

  • 解析難易度 7

  • 解除難易度 9

▼効果・解説
フジツボの姿をした渦潮吐き、吸い込む。海の厄介者。
今は人を吸う渦潮で精いっぱいだが大きくなると、船を沈めるほどの渦潮を起こす
〔接触〕対象は「難易度15」の[運動判定]を行う。
〔判定失敗[硬直]を受け、残りの移動を失う。

海中

プロップ ランク:1 シーンエフェクト 水棲

  • 探知難易度 自動

  • 解析難易度 自動

  • 解除難易度 不可

▼効果・解説
このシーンは【水中】類似として扱う。〔接触〕対象は[水泳]状態になり[飛行]状態を失う。

エンディングフェイズ

インタールード

ここからはエンディングフェイズとなる。GMは、エンディングフェイズの開始をプレイヤーに宣言しよう。
エンディングは、すべてのフェイズの中でも比較的変更が容易な部分である。エンディングの目的は物語を終わらせ、プレイヤーに満足をしてもらうことだからだ。

E1:【シーンタイトルE1】

シーン種別

シネマティックシーン

解説

船長を無事倒し、リゾートビーチに戻ってくる。

目的

物語を終わらせる。

オーバーチュア

180年もの長い間、罪もない大地人を死してなお、働かせていた。邪悪が今滅んでいく。
暗い海の中にも明るい未来を示すように、月の光が差していく。

【E1-1】

〈幽体藍鱗海竜〉 ゴーストプレシオーサを何とか倒せた冒険者たち、〈幽体藍鱗海竜〉が虹の泡に返還されていく。
「・・・憎い、憎いぞ。冒険者」怨嗟の声が小さく響かせ、すべてが虹の泡へとすべて返還される。
今ここに長年に置いて、マイハマ湾付近で暴威を振るい、大地人を震えあがらせていた。マイハマ湾の幽霊船が消えたのである。

そして、君たち冒険者を来た時と同じ様にまた霧が包みだす。
来た時のような不快な臭いえはしない、それどころか、気持ちの良い潮の香りがする。
足場は戦闘の跡が激しく残る甲板から砕けた貝殻が混じる、砂浜に変わっている。
霧が晴れると、君たちがボトルメールを開けた時と同じところに居る。
あの時の手紙は変わらず手元にある
でも、書かれてる内容が違う。

年季の入った手紙

僕たちの為に大切な日々をダメにしてまで、助けてくれてありがとう。
あの辛い日々がずっとずっと続くと思っていました。
もう何も持っていない僕たちが最後までアイツから守り通したものです、受け取ってください。
砂しかないところですが、良いところです。 ジョシュア

手紙の裏を見ると、マイハマ湾の一部の砂浜の土地の権利書だということがわかります。
どうやら、このボトルメールは土地の権利書の裏側を使って書かれたもののようです。
そして、権利書が示すところは、貴方達が休暇を過ごす予定だった場所を示しています。
そう、マイハマ湾のリゾートビーチです。

彼らが守り通した土地は、ただの砂浜から立派なリゾートになり人々に愛される場所になっていた。
彼らの180年間は無駄ではなかった。
これをリゾート関係者に見せればVIP待遇は間違いないでしょう。
そして、この権利書さえあればこの砂浜を自由にできるでしょう。

(冒険者が戻ってきたタイミングは、最初にボトルメールを開けてきてすぐだとする。)
==== シーン終了
PCたちのロールプレイが一段落したら、このシナリオは終了となる。
【報酬配分に関して追記事項がある場合はここに記述】
エンディングフェイズが終わったら、メインプレイを終了し、アフタープレイに移ること。

アフタープレイ

アフタープレイ」にしたがってアフタープレイを行なう。
このシナリオで配布するログチケットは以下のとおり。

◆プレイヤー
キャラクターランクアップ1枚、アザーゲット2枚
◆GM
キャラクターランクアップ1枚、財産ゲット(プレイヤー人数+1)枚、アザーゲット4枚

上記にくわえて、セッションに最後まで参加したプレイヤーとGMには「因果力ゲット」が1枚ずつ配布される。さらに、活躍したPCのプレイヤーには「因果力ゲット」を追加で1枚配布しよう。
この「因果力ゲット」配布は優れたプレイヤーを見つけ出すための措置ではない。その日のプレイを振り返って互いの健闘をたたえるためのものである。ぜひ全員の好プレイを思い出して、チケットを配布しよう。

セッションの終了

すべての処理が終わればセッションは終了となる。これにて今回の冒険は幕を閉じた。次なる冒険のためにいまは一時の休息としよう。お疲れ様でした!

データセクション

エネミーデータ

シナリオに登場するオリジナルのエネミーデータを記載する。ディベロッパーはこのエネミーデータを他のシナリオに使用してもよい。

〈幽体藍鱗海竜〉 ゴーストプレシオーサ

ランク:6 ボス 不死 水棲 識別難易度:11

  • STR 3

  • DEX 4

  • POW 2

  • INT 3

  • 回避 4+2D

  • 抵抗 2+2D

  • 物理防御力 15

  • 魔法防御力 12

  • 最大HP 411

  • ヘイト倍率 ×6

  • 行動力 7

  • 移動力 2

  • 因果力 4

▼特技
《幽竜の理》_常時_このエネミーはムーブアクションを持たない。このエネミーは[精神]ダメージを受ける時、防御力を0として扱う。このエネミーの行なう[通常移動]は常に[即時移動]になる。

《再行動》_本文_ラウンド1回_このエネミーが[行動済]になった時に使用する。このエネミーは即座に[未行動]となり、その後ラウンド終了時まで【行動力】が0となる。

《海流操作》_マイナー_自動成功_単体_3Sq_対象が【水中】および類似プロップに接触していないと指定できない。対象をこのエネミーと同じSqに[通常移動(強制)]する。

《噛み腐らす》_[白兵攻撃]_メジャー_対決(5+3D/回避)_単体_至近_[55+2D]の物理ダメージを与える。〔対象が[水棲]タグを持っていない〕即座に直接ダメージ14点と[委縮]を与える。〔因果力1〕ダメージロールに+7。

《深海のブレス》_[特殊攻撃]_メジャー_対決(5+3D/回避)_直線4(選択)_至近_[55+2D]の物理ダメージを与える。〔対象:なんらかのBS〕対象は3Sqの[即時移動(強制)]をうける。この移動はこのエネミーから離れる方向に行う。

《迅雷の突進》_クリンナップ_自動成功_広範囲1(選択)_至近_対象に10点の直接ダメージを与える。このエネミーは自身のBSを1つ解除して3Sqの[通常移動]を行ってもよい。〔因果力2〕直接ダメージは20点になる。

▼ドロップ品
1~4: 幽竜鱗[魔触媒7](60G)×4
5~6:海賊船の財宝[換金](360G)
固定:藍竜の尖角 [コア素材](100G)

▼解説
解説テキスト

〈水の精霊〉 《ウンディーネ》

ランク:6 精霊 水棲 冷気 識別難易度:6

  • STR 3

  • DEX 2

  • POW 3

  • INT 4

  • 回避 3+2D

  • 抵抗 3+2D

  • 物理防御力 10

  • 魔法防御力 16

  • 最大HP 50

  • ヘイト倍率 ×3

  • 行動力 5

  • 移動力 2

  • 因果力 0

▼特技
《高圧水流》_[魔法攻撃][冷気]_メジャー_対決(4+3D/抵抗)_範囲(選択)_4Sq_対象に[45+2D]の魔法ダメージを与える。〔マイナー〕対象に[硬直]を与える。

《水の精》_常時_このエネミーは常に[軽減(冷気):15]を持つ。また、[火炎]ダメージを受ける時、防御力を0として計算する。

《荒ぶる奔流》_ダメージロール_シーン1回_このエネミーの[魔法攻撃]のダメージロールに+25する。

▼ドロップ品
1~5 : 蒼水晶[魔触媒6](50G)
6 : 波涛の旋律[コア素材](100G)
▼解説
解説テキスト

〈七人ミサキ〉 セブンピークス

ランク:6 不死 暗視 水棲 識別難易度:11

  • STR 3

  • DEX 4

  • POW 2

  • INT 3

  • 回避 5+2D

  • 抵抗 0+2D

  • 物理防御力 15

  • 魔法防御力 12

  • 最大HP 66

  • ヘイト倍率 ×3

  • 行動力 7

  • 移動力 2

  • 因果力 0

▼特技
《凍り付く手》_[白兵攻撃][冷気]_メジャー_対決(5+3D/回避)_単体_至近_対象に[55+2D]の物理ダメージを与える。〔マイナー〕対象に[萎縮]を与える。

《幽体の理》_常時_このエネミーは[精神]ダメージを受ける時、防御力を0として扱う。[機械][天然]プロップから望まない効果を受けない。このエネミーの行なう[通常移動]は常に[即時移動]になる。

《背筋凍る夜行》_[移動]_ムーブ_自動成功_シーン1回_直後のマイナーアクションを1回消費する。このエネミーは3Sqまで[即時移動]をしてもよい。移動終了後に「対象:単体/射程:至近」を二次対象として[追撃:15]を与える

▼ドロップ品
1~4 : 濡れた帯[換金](45G)
5~6 : 七御霊[魔触媒6](50G)×2
▼解説
解説テキスト

〈鉄砲人造幽霊〉キャノン・フェイクゴースト

ランク:6 モブ 不死 水棲 識別難易度:9

  • STR 3

  • DEX 2

  • POW 3

  • INT 4

  • 回避 9

  • 抵抗 9

  • 物理防御力 10

  • 魔法防御力 16

  • 最大HP 25

  • ヘイト倍率 ×3

  • 行動力 5

  • 移動力 2

  • 因果力 0

▼特技
《邪気弾》_[魔法攻撃]_メジャー_対決(13[固定]/抵抗)_広範囲1(選択)_4Sq_[47+2D]の魔法ダメージを与える。〔マイナー〕対象に[重篤]を与える。

《鰭もつ定め》_常時_このエネミーは常に[弱点(電撃):10]をもつ。

▼ドロップ品
固定:折れた杖[換金](63G)

▼解説
解説テキスト

爆弾河豚 《ボンバーフグ》

ランク:6 エネミー 自然 水棲 暗視 モブ 識別難易度:11

  • STR 4

  • DEX 3

  • POW 2

  • INT 3

  • 回避 11

  • 抵抗 12

  • 物理防御力 7

  • 魔法防御力 10

  • 最大HP 50

  • ヘイト倍率 ×2

  • 行動力 7

  • 移動力 2

  • 因果力 0

▼特技
《フーグジョーズ》_[白兵攻撃]_メジャー_対決(6+2D/回避)_単体_至近_対象に[25+2D]の物理ダメージを与える。

《鰭もつ定め》_常時_このエネミーは常に[弱点(電撃):10]をもつ。

《シーギャングモブ》_ダメージ適用直前_単体_2Sq_ラウンド1回_このエネミーは[ダメージ適用ステップ]でこのエネミー以外の対象が受ける予定のダメージをかわりに受ける。対象はダメージを受けることはない。また、この効果で身代わりとなって受けるHPダメージを+10する。

《爆惨》_常時_このエネミーが戦闘不能、死亡した際に[広範囲2(無差別)]を対象に[衰弱10]を与える。この時、不死タグを持っているPC、エネミーは対象にされない。対象がすでに衰弱だった場合[衰弱5]が加算される

▼ドロップ品
固定:猛毒肝[換金]63G

▼解説
解説テキスト

デベロッパー情報
シナリオ作成

こばかし@夜勤組@焼き担当

作成協力

Hastur/ログホラしょくしゅ 文@文月

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