千葉県で、「リレーアタック」とみられる手口で高級車を盗もうとした、窃盗グループが逮捕された。

容疑者の1人は、別に盗んだ高級外車マセラティで2022年6月、都内で事故を起こし、リレーアタックに使う機器を残したまま逃げていた。

渡辺功二容疑者(38)とコロンビア国籍のディエゴ・アレハンドロ・バジョナ・ロドリゲス容疑者(36)ら5人は、2022年3月、千葉・習志野市の駐車場で、時価およそ400万円の「アルファード」を盗もうとした疑いが持たれている。

犯行の手口は、スマートキーの電波を悪用して鍵を開ける「リレーアタック」とみられている。

また関係者によると、バジョナ・ロドリゲス容疑者は2022年6月、東京・港区で盗んだ高級外車マセラティで事故を起こして逃走していたが、車内から「リレーアタック」に使う機器が見つかり、事件が発覚したという。

警察は、余罪が数十件にのぼるとみて調べている。