大阪市住吉区の大阪急性期・総合医療センターで、サイバー攻撃によるものとみられるシステム障害が発生し、診察を停止しています。
警察によると、午前11時半過ぎに、センターから「電子カルテのシステム障害が起きている」と通報がありました。障害はランサムウェアによるサイバー攻撃を受けた影響とみられ、センターは緊急以外の手術や外来診療を一時停止しています。
またセンターによると、システム障害はきょう午前9時の診察開始前にすでに起きていたということです。センターは「明日以降もこの状況が続くものと思われます。現在、原因の究明とシステムの復旧に努めております」とコメントしていて、このあと午後8時から記者会見を開く予定です。
大阪急性期・総合医療センターは、重篤な外傷などに対応する高度救命救急センターも設置されています。