白馬村に新たな「高級リゾート施設」 白馬エリアで最高値の1泊60万 海外企業が12月に開業
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■北アルプス白馬三山に見立てて、建物は三角屋根に
シンガポールに本社を置くカノリーホテルズは12月、北安曇郡白馬村に貸し切りのリゾート施設を開業する。1泊朝食付き60万円(6人まで同価格)で、地元不動産業者によると白馬一帯の最高価格帯。新型コロナウイルス下で貸別荘の人気が高まっており、経営者や訪日客ら富裕層の利用を見込む。レストランを併設し、国内外で黒毛和牛の精肉卸や肉料理店を展開する「ヤザワミート」(東京都)がメニューなどを総監修する。
「カノリーリゾーツハクバ」で、北城みそら野区の別荘地に整備する。三角屋根の2階建ての建物が3棟連なり、北アルプス白馬三山に見立てた。連結する2棟が一体の宿泊棟で、延べ床面積は計400平方メートル。間取りは3LDK分となる。庭は広さ1千平方メートル。温泉の露天風呂を備える。屋内の照明はイタリアのデザイナーに依頼した特注品で、家具にもこだわった。
残る1棟は、黒毛和牛のステーキをメインに提供するレストラン。11月に先行オープン予定で…
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