ロッテの田村龍弘捕手(28)が今季取得した国内FA権を行使せず残留を決めたことが31日、分かった。
10年目の今季はコンディション不良に悩まされ1軍出場2試合に終わったが、19年までは正捕手として5年連続で100試合以上に出場した実力と経験を持つ。投手からの信頼も厚いことを球団は高く評価し、重要な戦力、若手の手本として期待。シーズン後は他球団でのプレーも視野に入れていたが、単年契約で残留を決めたようだ。
また、国内FA権を保有する中村奨も残留を基本線に交渉を進めているとみられる。吉井監督はこの日、宮崎市内で「もちろん残ってほしい」と残留を願った。