竹田 恒泰 rss (皇室)

竹田 恒泰

昭和50年生まれ。慶應大学卒。著書『語られなかった皇族たちの真実』で山本七平賞を受賞。『怨霊になった天皇』(小学館)、『日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか』(PHP新書)、『現代語古事記 天皇の物語』(学研パブリッシング)等、著書多数。

祈る存在が象徴の本質

作家 竹田恒泰

 明治22年に旧皇室典範が発布されるが、この時に譲位を制度化すべきかどうか明治の元勲達がさんざん議論してきた。そして四つの理由で制度化すべきでないという結論になった。

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天皇陛下「お気持ち」表明に思う

作家 竹田恒泰

 天皇陛下のビデオメッセージによる、お気持ち表明を大きな驚きをもって拝聴した。天皇は非政治的であるという憲法上の大前提があり、陛下はこれまで皇室制度も含め政治向きな話は基本的にお話しにならなかった。ところが今回、天皇や皇室制度のあり方を議論するきっかけとなるような、相当踏み込んだことを仰った。

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