『仮面ライダー』『ウルトラマン』…特撮スチルカメラマン「大島康嗣」、現場がザワついた「仰天エピソード」

爆発をいちばんきれいに撮る秘訣は、企業秘密だった（引退と同時に仲間には公開した）。

大爆発をバックにジャンプする仮面ライダーＶ３の写真は、大島の代表作だ。『HERO 大島康嗣の仕事』より　Ⓒ石森プロ・東映

１日に４作品の掛け持ちをしないといけなくなって、講談社の社旗を掲げたハイヤーで現場を回っていた時があった。

海外で長期間の撮影を行っていた現場では、英語がほぼしゃべれないにもかかわらず、キャストやスタッフとの意思疎通が問題なくできるようになった。

などなど、日本特撮番組黎明期から始まる大島のエピソードは尽きることがありません。

伝説のカメラマン55年の集大成

『HERO　大島康嗣の仕事』は1000点以上の写真を掲載した決定版だ。

そんな大島康嗣カメラマンの55年の集大成とでもいうべき写真集が10月31日に発売されました。

『HERO　大島康嗣の仕事』は、320ページ、厚さ３センチ、重さ1.45キロという、まさに集大成と呼ぶにふさわしいボリューム。

『ウルトラマン』、『ウルトラセブン』、『仮面ライダー』から『仮面ライダーストロンガー』までを中心として、ほかにも多くの作品の大島スチルを収録しています。全写真に大島カメラマンのコメント付きです（10月31日発売。税込み7480円）。

大島康嗣がさらなる撮影秘話を語り尽くす！

撮影秘話をさらに知りたい読者のために、大島康嗣氏が語り尽くすスペシャル動画をテレマガ.netで公開中。レジェンドが明かす、知られざる特撮現場撮影の舞台裏。そのマル秘トークを、写真集とともにご覧ください。

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