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社員インタビュー(新卒採用)

「みんな違って当たり前」を
ブランドづくりに活かす

本人の顔写真

武田 麻理加 Takeda Marika
2008年入社

入社を決めた理由

心にまで働きかける化粧品のパワー

メイクをすると、見た目の美しさだけでなく、自信を持ったり活動的な気分になれたりもします。そんな、心にまで働きかけてくれる化粧品のパワーに魅力を感じて、就職活動では美容関係の業界を志望しました。資生堂は、他社と比較し、障がいの有無だけでなく性別や国籍などの違いによるハードルが低く、ダイバーシティが浸透しているように感じました。この会社でなら、障がいに関係なくキャリアを重ねていけそうだと思ったことが、入社の決め手になりました。

入社後の仕事経験(キャリア)について

大学で学んだ知識を活かしてキャリアチェンジ

入社後は人事部に配属になり、採用や社内研修などを担当しました。その後、大学で学んだ知識を活かしてブランドや商品により近い部門で働きたいと思い、異動を希望。入社4年目に、マーケティング部に異動になりました。
現在は、肌トラブル対応のブランド「イハダ」のマーケティングを担当しています。主にドラッグストアで販売されるブランドで、スキンケアのほか医薬品と雑貨の3つのカテゴリーに分かれています。カテゴリーの幅が広いためマーケティングも難しいのですが、それが逆に楽しくもあり、やりがいを感じています。約2年間関わってきて、今では我が子のように愛しく思っているので、さらなる成長を目指して、大事に育てていきたいです。

グループメンバーとの打合せの様子

仕事を通じて最も成長できたと思うこと

「仕事はひとりではできない」と学んだ

マーケティング部に異動して2~3年目に、初めてブランドの立ち上げを担当したときの経験が印象に残っています。ブランドを一から作り上げていくので、宣伝方針やイメージモデルの決定、売り場や販促ツールの制作手配など、とにかくやることが多くてスピードも求められ、生みの苦しみを味わいました。
そのときまでの私は、担当した仕事は全部自分でやらなければと抱え込んで、周りに頼ることがとても苦手でした。でも、このブランド立ち上げで周りに助けを求めざるを得なくなったときに、仕事はひとりではできないのだと痛感しました。責任を持つこととひとりで抱え込むことは違うし、周りを巻き込んでチームの力を借りれば、できることが広がる。そんなチームワークの大切さを学んだことで、組織の一員として成長できたと思います。

打合せに向かう様子

助け合いの基本は、自分からの発信

今のチームには、障がいのある私のほか、子育てや介護などさまざまな事情の人がいます。その事情をお互いに理解し合って、できないときには助け合って協力するという信頼関係ができています。日ごろから、仕事のちょっとした相談や思ったことなどを、なんでも言い合える環境です。
この関係が築けたのは、みんながオープンマインドで、自分の事情を積極的に発信することを心掛けていることが大きいと思います。私は、“困っていたら察してくれて当然”という助けを待つというスタンスではなく、何に困っているのかを自分から発信することが大切だと考えています。
例えば私は右手が不自由なため、大きな荷物を持つのは難しい場合がありますが、言わなければ相手にはわかりようがありません。立ち尽くして助けを待つのは、自分にも周りにもマイナス。助け合いをきちんと機能させるためには、まずは「何に困っているのか」「何をしてほしいのか」を伝えることが大事だと考えています。

グループメンバーとともに

環境について

いいブランドはダイバーシティな環境がつくる

資生堂で働いていて感じるのは、「みんな違っていて当たり前」という意識が根付いているということ。そして、その違いが、ブランドづくりや仕事にも生きているということです。違う事情や属性の人が集まっている環境だと、自分だけでは考えの及ばなかった意見が出やすくなります。その意見を否定するのではなく、それぞれの視点からぶつけ合って議論することによって、一番いいやり方を探っていけるのが、ダイバーシティなチームの良さだと思います。
また、生活者にもいろいろな違いがあることを意識するのも、愛されるブランドをつくる上では大切になってくると思います。そんな当たり前だけど大切なことに気付けたのも、資生堂のダイバーシティな環境のおかげかなと思います。

資料作成の様子

意欲があれば、障がいの有無に関係なく成長できる

制度面でも、働きやすい環境だと思います。今は、出社とリモートワークを組み合わせて働いています。また、有給休暇は取りやすく、業務のスケジュールを調整して通院などに行くこともでき、不安や不自由さ感じることはありません。
人を育てる風土のある会社でもあり、成長意欲のある人なら、障がいの有無に関係なくキャリアを切り拓いていける環境だと思います。上司との個別面談ではそれぞれの能力を伸ばすようなフォローがありますし、研修やセミナーなどの教育制度も充実しています。

今後の目指すキャリアについて

ブランドマネージャーを目指しキャリアを重ねる

2021年1月にアシスタントブランドマネージャーになり、仕事で求められるレベルが上がりました。周りから期待されるスキルと自分が今できることのギャップに、日々の仕事の中で気付くことも多いので、まずはその足りない部分を埋めることを成長のきっかけにしたいと思っています。成長途上にあるときは、辛いと感じる瞬間もあります。でも、そんな時に、私の周りには、モチベーションを上げてくれ、協力し合い高め合える仲間がたくさんいるので、また頑張ろうと思うことができます。
ブランドを育てることや、生活者に新しい価値を届けていくことにやりがいを感じているので、いずれは1つのブランドを管理するブランドマネージャーになることを目標に、マーケティングの領域でキャリアを重ねていきたいと考えています。

笑顔の写真

ある1日のスケジュール
(出社バージョン)

時間 内容
10:00 【出社】
メールチェック
11:00 代理店からの原稿確認、戻し
12:00 昼食休憩
13:00 プロジェクトの進捗確認打合せ
14:00 データ収集・分析
15:00
16:00 プレゼン資料の構成案検討
17:00 店頭ツールの形状確認、戻し
18:00 グループメンバーとの打合せ
19:00 【退社】

ある1日のスケジュール
(リモートワークバージョン)

時間 内容
10:00 【業務開始】
メールチェック
11:00 プロジェクト進捗確認打合せ
12:00 昼食休憩
13:00 代理店との打合せ資料作成
14:00 代理店との定例打合せ
15:00 印刷会社との定例打合せ
16:00 来季販促ツールのオリエン資料作成
17:00
18:00 販促ツールデザイン案の社内チェック
19:00 【業務終了】